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こちらは3月16日の午前中です。 |
北極点無補給単独徒歩到達への道
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昨日イカルイットからレゾリュートにやって来ました。 昨年に続いて、私にとって7度目のレゾリュートです。 イカルイットからはプロペラ機での移動となります。 レゾリュートまでの飛行機 イカルイットから乗り込んだ乗客は25人ほど。途中クライドリバー、アークティックベイという二つの村を経由します。 アークティックベイで殆どの乗客は降りてしまい、そこからレゾリュートまでは私と角幡、あとはイヌイットの住人2名の計4人だけ。 経由の時間なども含めてイカルイットから約5時間ほどかけて到着しました。 いつもお世話になっているレゾリュートの宿South Camp Innに入りました。 テレビではカナダのCTVもアメリカのCNNも地震のニュースを盛んに取り上げています。 私もネットでは情報をチェックして、あまりにも被害が拡大しそうな現状を心配しています。 ここの村の人たち、同じ宿にいる海外からの冒険家たち、彼らも気にかけてくれて「君の家族や友人は大丈夫なのか?」と声をかけてくれます。 昨年お世話になったイギリスの環境調査チームCatlin Arctic Surveyのメンバーもレゾリュート入りしており、参加している友人のアメリカ人冒険家タイラーとも再会し「日本ではとても大きな災害があって本当に心配だろう」と声をかけてもらいました。 Catlin Arctic Surveyに参加している友人の冒険家タイラー・フィッシュ 一夜明けた今日のレゾリュートはマイナス34度。 数日パッキングや情報収集の準備を行ない、天候などの状況を見てからジョアヘブンへ出発したいと思っています。 レゾリュートの村。人口200人の北極冒険拠点の村 太陽光がアイスクリスタル(ダイヤモンドダスト)に反射して幻日を作る |
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昨日海氷上からイカルイットの町へ戻り、一夜明けたこちらでネットをチェックすると地震のニュースが飛び込んできました。 |
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3月2日より今日10日まで、滞在しているイカルイットの町の目の前に広がるフロビッシャー湾海氷上でキャンプしながらのトレーニングを行なってきました。 トレーニングとはいったい何をするのか?といえば、まずは体を寒気に慣らすこと。 マイナス40度近い寒気に日本からやって来た体を慣らして寒い中でも動ける、寝れる、生活できるという体を作ることが重要なのです。 マイナス35度の夜。寝ることも訓練のうち それから強風下でテントをはったり、極寒冷地で道具を取り扱う勘を取り戻すのも重要になります。 我々のテントです。2人でこのテントで生活します 今回のトレーニングの中では、他にイグルーを作ることも練習しました。 1000kmの完全無人地帯を50日間歩くわけで、その間は誰とも接触せず、人が住んでいる場所も一切ありません。 仮にアクシデントが発生してテントが使用不能になった時にどうするか?ホッキョクグマにテントを荒らされる可能性も充分あるし、ブリザードでテントを壊されるかもしれません。 イグルー製作中 イグルー完成 イグルーの内部から天井を見る 雪のブロックをドーム状に積んだイヌイットの簡易住居であるイグルーは、しっかり作れば完全に風を防いで最高のシェルターになります。 緊急時に備えてイグルーを作る技術も大切なサバイバル術です。 それから、テントを張る時に雪に杭を打って固定するわけですが、その積雪がほとんどない場所も多く存在します。 そんな時に、氷の面にいかにしてテントを固定させる支点を作るか? アイスクライミングなどで使うようなアイススクリューがあれば15秒ほどで支点を作れるかもしれませんが、一度の旅の中で大して使う機会もないスクリューを持つこともなく、大きめのナイフが一本あれば海氷に穴をあけてテントを固定する支点が作れます。 氷に穴をあけてテントを固定する また、カラビナ一個と針金が20センチくらいあれば支点を作ることもできます。 針金をS字に曲げて、真ん中にカラビナを固定します。 海氷面を簡単にナイフで削って溝を掘ったらその溝にS字の針金とカラビナを置いて、そこに水をかけます。その上から塩分を含んだその辺の雪をかけてやって、5分ほど放置すれば完全に凍って人が思いきり引っ張っても抜けないくらい強い支点が出来上がるのです。仮にポットに水が入っていなければおしっこをかければいい。 針金とカラビナで支点を作る そんな練習を行なったり、ソリを引いて歩くトレーニングなどなど、一通りおこなって町に戻りました。 数日前に奇麗なオーロラを見ることができました。イカルイットは緯度がさほど高くないので奇麗なオーロラを見ることができます。 テントとオーロラ 予定では、12日にレゾリュートに移動、海氷状態などの様子を見て情報を収集して数日後にジョアヘブンに向けてスタートしたいと思っています。
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現在イカルイットにて準備中である。 |




