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写真は徒歩行中の一枚。顔は日焼けで真っ黒です。 |
北極点無補給単独徒歩到達への道
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レゾリュートより、荻田です。 |
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天候も(体力も)すっかり回復し、荻田は4月23日午後2時過ぎ(現地時間)、レゾリュートに向け往路到着地点を出発しました。 到着地点でお世話になったイギリスの環境調査チームの研究メンバーの皆さん、たいへんありがとうございました!
復路は往路と同じルートを通る予定です。今後は南に向かうのですが、季節的にも気温が高くなるため氷の状態が往路とは 違ってくると思います。皆さま、応援を引き続きよろしくお願いいたします!
現在地などの情報などはホームページhttp://www.ogita-exp.com/をチェックしてみてくださいね。
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荻田は現在、到着地点(1996年北磁極)にて休養をとりながら各種装備品のメンテナンス作業を 行っています。19日(月)には、携行してきた気象観測ブイを氷上に設置しました。37日間を共に 歩いてきた友人と別れるような気分ですが、今後もこの場所でデータを採取して働いてくれることでしょう。 これからどの様なデータが送られてくるか楽しみです。
また、先日お伝えした様に、荻田がいる地点ではイギリスの研究者チームが仮設キャンプを氷上に 設置して各種の調査を行っています。カトリンアークティックサーベイ(CATLIN Arctic Survey)という 名の研究プロジェクトで、1996年時北磁極の調査チームと、現在もう一つのチームがカナダ側の 北極海上にて調査を行いながら、北極点を目指しています。
19日は、荻田も北磁極チームの調査を見学させてもらいました。海氷(厚さ1m70cm)に2m四方の穴を 開け、そこから海水のサンプルやプランクトン等の微生物のサンプルを採取します。この付近の水深は 500m。サンプル採取の容器と水深200mまで降ろし、ウインチで巻き上げて容器を回収します。 微生物のサンプルは当日のうちに仮設
翌20日はブリザードになってしまいました。レゾリュートへの帰路に就くタイミングを計っています。 天気予報の情報では数日吹き続けるかもしれません。荻田自身、体の疲労もあり食料等の余裕は充分に あるのでゆっくり休養をとってから後半に臨みたいと考えています。また、すぐ近くにイギリス研究者 チームも滞在しているので、一人の寂しさも紛れてリラックスできている様です。
写真 上から順に 気象観測ブイを設置するところ
カトリンアークティックサーベイのキャンプ
海水サンプルを採取している
イギリス研究チームメンバーと
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レゾリュートを出発して37日目の4月17日の14:00過ぎ(現地時間)、ついに往路ゴールの折り返し地点に到着しました!北緯78度43分、西経104度47分の1996年時の北磁極です。これより先はレゾリュートで30年近く気象、海氷の調査を行っている観測所のウェイン・デイビッドソン氏の助言により回避することにしました。この先の地域は今年は氷が異常に薄く、割れる危険性が高いためです。
イギリスの環境調査チームが1996年時の北磁極付近で調査のためのキャンプをはっており、彼らと出会うことができました。37日ぶりに人に出会え、感激してしまいました。10名ほどの研究員とサポート隊員が滞在しており、 彼らからの大きな祝福(一人でレゾリュートからここまで歩いてきたことに対しての)を受け、思わず泣いてしまいました(はずかしい…)。 この付近に携行してきた観測ブイを設置し、装備品のメンテナンスを行いながら休息をとったのち、レゾリュートへの 帰路につきます。 ちなみにこの場所では明日から太陽が地平線に完全に沈まなくなります。白夜です |



