森の番人

ここは熊本県阿蘇郡小国町・・・みんなこいこい小さな国へ

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家を建てるときに大事なことは骨組みである構造材が重要となります
建売住宅だと柱や材料などはクロス等で隠れているので見ることが出来ませんね
それでも普段からどんな材料を使っているかは、工場を見れば一目瞭然、しっかり確認しましょう

その構造材ですが、大きく分けて2種類あります
縦の重量を支える柱とその柱と柱をつなぐ桁になります
構造材が家の重さを支えるので、これがしっかりしていないと大変なことになります
以前は切り出した木材を製材し、1年以上自然に乾燥させて家を建てていましたが、今は人工的に乾燥させる方法になっています

乾燥させることによって、家を建てたあとの狂いが減少しますし、木材の強度は上がります。
ただ木材は自然のもの、乾燥させれば割れるものなのです

乾燥技術の進歩によって割れない製品も出来ていますが、これは見かけだけです
表面は割れてなくても内部に割れが生じている場合が多いのです
高温で乾燥させることで木材本来の香りも無くなってしまいます

こうした木材がなぜ流通しているか?

※一つは家を建てる皆さんからのクレーム。木材が割れること知らないためのクレームです
 割れていても強度は変わりません

※二つ目は住宅メーカーなどの営業の皆さんの知識の無さ。
 クレームに対する対応や事前説明が出来ていないため消費者からのクレームが
 そのままプレカット工場に跳ね返ります

※三つ目はプレカット工場自体の工程にもあります
 柱などは全ての面が見えるわけじゃありません。見えない部分に割れている部分を使えば問題ないのですが
 工場ではそうした作業が出来ません
 したがって、全面が割れていない木材を求めているのです
 今の製品流通体制は製品市場よりプレカット工場が製品価格を決めています

そしてこの悪循環が更なる悲劇をもたらすのです


高温で外面が割れないように乾燥した木材は内部割れを起こしている場合が多いといいましたが、こうした材を桁に使う場合は注意が必要です

人間でいえば骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の状態です


木材と木材をつなぐために木材を削り、差し込めるように加工しますが、内部割れなどが起きていると強度がなく桁が落ちる可能性もあります
今は桁と柱は金具でも止めていますが、もしかすると金具だけで止まっている可能性もあります
地震などの横揺れや床が落ちないように守る桁、重要な部分です
柱は縦方向に重量がかかるため、桁よりは安心できます

数十年も住む家の基本「構造材」しっかり選んで家を建てましょう!

写真の材料は柱の乾燥材です。地熱を利用してゆっくり乾かしました
真ん中が製材してすぐに施設へ搬入したものです。違いが判りますか?

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の木材にならないよう実験中です^^



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