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新生産システムとは何か?
林野庁の資料から事業を行う趣旨を抜粋すると、
「木材価格の低迷等の事情を踏まえ、森林所有者の施業意欲が低迷する中で、森林整備の一層の推進を図るためには、成熟期を迎えた人工林資源を活用し、生産・流通・加工のコストダウンと需要の確保によって所有者の収益向上を実現し、間伐・再造林などの森林施業を促進するため、大規模な人工林資源がある地域において、施業や経営の集約化、低コストで安定的な原木供給、ニーズに応じた最適な流通・加工体制の構築などの取り組みを集中的に実施し、林業の再生を図り、森林整備を推進する」
こうした、事業趣旨のもと、日本全国で11地域が新生産システムを取り組むことになっています。
熊本県でも、熊本新生産システムモデル基本構想の概要について説明がありましたが、
「素材生産の現状分析」「加工・流通の現状分析」を行い
新生産システムに取り組んだ場合の事業展開の見通しについても説明していただきました。
「川上・川中・川下が情報を共有」
「協定締結による連携の強化」
「県内外の大手企業との協力体制」などにより、消費者ニーズを踏まえた加工体制の整備行い
こうした事業を行うことで、5年後には8万立方の素材を増産する予定です。
国産材は安いのに、こんなに増産して大丈夫だろうか?と思いますが
今の国産材の価格は世界で一番安い水準になっていますし、外材も環境問題や他国間競争によって輸入することが難しくなっているという状況になっています。
大手企業が外材から国産材にシフトしてくれるということになっていますが、
莫大な補助金によって行う事業です。失敗は許されません。
心配な点もありますが、これからの状況次第でしょう。
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