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【6月4日 天声人語より】
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今日の見方は明日の敵、という言葉があるが、
野田第二次改造内閣の発足の仕方はまさにこの言葉のように危ういものではないか。
消費増税をめぐり、野田首相は休日返上しててんてこまいだと言うが、
その方法はクリアかつシンプルなものではないように見える。というのも、増税反対派の小沢氏との今回の会談が、
小沢プレーンの票の獲得を狙ったものだったとすれば、増税法案は可決に持ち込みやすくなるからだ。
自民党からすれば、数に強い小沢氏は脅威であるから、「小沢切り」に持ち込みたいのも無理はないが、
野田首相はこの脅威を味方につける賭けに出た。だが、そこに国民はいない。
私はこの国民不在のこの会談で増税の是非が決まるのは納得がいかない。
そもそも、増税の話題は政権交代以降、いつどこから降って沸いてきたのだろう。
政権交代当初、マニュフェストには増税などなかったはずだ。あれから三年、国の顔は毎年変わっている。
どの顔も国民の意思ではない波に押されて、激流の海での舵取り――国の安定を迫られた訳だが、
そこが民主党の緩くまとまる、の特性であろうか。
いや、民主党だけに限った話ではないかも知れないが、
なんにせよ、選挙の時だけ国民に愛想をふりまいておきながら当選したらお役御免、お払い箱というのは間違っている。
実際、地球規模の環境、経済の困窮振りは目を回してしまいそうである。
CO2を国同士で売り買いするなどは見るに耐えない。
そのような時に、悠長に国内の権力争いをしていて大丈夫なのか。
増税という選択は考え抜いた選択なのか。偉業を成し遂げたい事なかれ主義者になってはいないか。
今一度落ち着いて考える必要があるように思う。
果報は寝て待てという。土日の昼間は寝た方が良い。国会審議中の議員の居眠りも、多少は減るだろう。
【補足】
結構添削すべきところあった。
レトリックが強すぎるところもある。
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