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別荘を、非日常な空間と考えると、別荘らしい設備というものも存在すると思います。
別荘探しで、様々な物件をみて、そして自分で買ってから改造をして、別荘の設備について思った事を書いてみます。 1.あまりお勧めしないもの あくまで私の価値観と、体験からなので、人による 有効活用される方もいるし、重要だという事は判った上での意見とご容赦ください。 次のようなものは、私が経験した中では、あまりお勧めできません。 1)サウナ あれば嬉しいですが、多くの別荘で 故障中のものが殆どでした。 高温になる、使われる頻度が少ないという事は、故障する設備の典型と思います。 人が入って汗をかきますので、使用後の清掃をしないと、大変 不潔になります。 同様な理由で、ジャグジーバスも、高価な割に故障の確率が多いようです。 2)アイランドキッチン
別荘専門で、施工している業者さんから聞いた話ですが、希望されるお客さんが多いけれども、 設置後に不満が多いのも、アイランドキッチンだそうです。
理由は、周囲が汚れるからです。 特にグリルがあるアイランドキッチンは、周囲に油が飛び散りますので、汚れのもとになります。 結局、防止の為にフードを付けざるを得ませんが、そうなるとアイランドである意味が薄れますし、 ガラスフードは、高くて汚れが目立ちます。 もちろん、お掃除も料理と同じくらい好きなオーナさんなら問題ありませんし、料理研究家や
料理を教えたいのならば、お勧めな設備になります。 2.人により価値が分かれるもの 1)和室、茶室、数寄屋 お金がかかりますが、その評価や価値観が人により大きく異なります。 この為、お金をかけたけれど、売る時には 正しく評価されない場合が多いです。
私自身は、和室があるので、今の別荘を選びましたが、仲介業者さんによれば、 和室は人気がありませんとのお話でした。 定期的な畳替えや、清掃など、メンテが苦にならなければ良いのですが、 それをしないと、面倒な設備になるのだと思います。
2)ホームシアター これもかなり、お金がかかる設備です。 プロジェクタに、サラウンドオーディオシステムを入れると かなりのお金がかかります。 一方で、別荘では、静かに過ごしたい人には、不要な設備です。 家族の中でも、皆が映画好きならば問題ありませんが、不幸にして少ないようです。
電動で出てくるスクリーンを見れば、お客さんは感動しますが、こうしたギミックは故障も多いのです。 かなりのお金を投じながら、使う時間が少ない設備かもしれません。 最近は、サラウンドもワイヤレスになり設置や撤去を都度できるようになりました。 プロジェクタやスクリーンも、小型で都度設置が出来て、10万円以下で手に入るようになりました。
結局、値段が安くなり、コンパクトになれば、大きな問題ではないかもしれません。
3.お勧めの設備
あくまで、私の偏見ですけれど... 1)薪ストーブ、暖炉、焚火設備
火をみて安心するのは人間の本能なのでしょうか? 焚火をして、火をみながら周りに集うのは、とても楽しく感じます。 食事をしても、お酒を飲んでも更においしい気がします。(単なる思い込みですが) 暖炉を付けるには、建設時からの盛り込みが必須ですが、薪ストーブは後付けでも設置が可能です。 その場合には、安価なものよりは、二次燃焼まで出来るクリーンバーン方式の鋳鉄製のものが寿命の面でも、
炎の美しさを楽しめる点でもお勧めです。私の別荘では、煙突の設置と本体で100万円くらいかかりましたが それだけの価値があると思いました。(もちろん、価値は人それぞれですよ) 薪割りも楽しいし、薪ストーブの熾を利用して、ダッチオーブンなどの料理もできます。 2)ウッドデッキ
別荘の代表設備ですね。 多くはリビングの前に設けて、開放されたリビングとして利用されます。 暖かい季節ならば、ここで食事やお茶も楽しめます。 時には、物を干したり乾かしたり、BBQや燻製を作る場にもなります。 私の所は、平地なので床下は空いていませんが、傾斜地に設ければ景色も良く、下を物置にも使えます。 木製のデッキは、定期的に塗装などのメンテが必要ですが、DIYで塗装を楽しむ事も出来ます。 (言い換えれば費用削減) 3)広い玄関、吹き抜け 様々な別荘を購入の時にみてきて、一番 印象を残るのが、玄関と吹き抜けです。 それだけに別荘の顔でもあると思います。
土地が高い都市部と異なり、別荘では広々とした家をデザインできます。
それだけに、贅沢な空間として、玄関や吹き抜けが見えた時のインパクトは大きいです。
最近は、コスト面でハウスメーカの規格住宅で、別荘を建てる人もいるようですが、
この場合でも、可能な限り玄関や吹き抜けは注意した方が良いですね。 以上 別荘の設備についてでした
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すでに買ってしまったので、振り返っての話です。
2015年6月に売買契約をしましたので、すでに半年以上経ちましたが、後悔もしていません。 すでに50代半ばを過ぎて、生きて来た時間より、生きられる時間の方が短いのは明確ですから、欲しいものは手に入れようと思い切りました。 目的は、3つ。 1)非日常な空間が欲しい
生活の場とは別に、自分の趣味や趣向にあった空間が欲しかった。 生活するには、便利さ、手軽さを求める一方で、美しさや拘りは、ある程度諦める必要があります。 もちろん両立できる人もいるのでしょうが、私は それぞれが別でないとできません。
ですから、そういう場として別荘を買いました。
今の住まいの都内(五反田)のアパートで自然は皆無、都内の割りには静かな住宅地ですが、やはりどこからか人の声や車の音が聞こえます。 周囲には、立派な庭付きの御屋敷もありますが、経済面で私には無縁です。 庭があって、ゆったりとした空間が欲しければ、自然のあって、好みにあった建物がついた中古別荘は、目的にあっていました。
新築をしないのは、予算面で無理なのと、自分の時間の中では新築は不要だからです。 それよりは選択肢の多い中古に手をかけて自分好みにする事を考えました。 新築には、一から好み通りに作る楽しみがありますが、そこまでのこだわりがありません。 安い土地を手に入れて、好みで小さな別荘(70平米)を作った人に予算を聞きましたが、600万だそうです。 建物ものものは400くらいですが、水道の引き入れ、建築確認や登記、浄化槽の設置などで思わぬ出費があったそうです。 2)仲間と楽しめる場所が欲しい 人を呼んで、楽しむには、ある程度の広さが必要です。 泊まってもらう場合もあるでしょう、そうなると今の家ではかなり無理があります。 3)いざという時の為に 311の後に非常に感じました。 計画停電や、食べ物や日用品が買えない状態。 この時に、別荘を避難先にした人は多かったようです。 シュエルターの役割も、期待しています。 <購入にあたって> 色々な別荘を見ました。 現在は売りが多く買いが少ないので、安くは変えますが、良いものはやはりそれなりの値段がします。 ですから、始めに予算を決めて、その中で買えるものを選びました。
ローンを使わず買える中で、総予算(リフォーム諸経費を入れ)2000万円以下 物件としては1500万円以下、リフォームや諸経費で500万円 中古別荘の値段としては、高いのか安いのかは、人それぞれと思います。 安いものならば、300万円くらいのものもありますし、高いものは中古でも3000万円以上も随分とあります。 (売り手としては、かかった費用から当然なのだと思います) 1000−2000万円台ですと、法人保有で売るものがそれなりにあります。 当然 買った値段より格安ですが、資産として処分したいものですと、割安だと感じました。 リフォームや諸経費で500万円をみたのは、経験者や不動産屋からの意見を元にしました。 別荘をダダで贈与されようが、300万円以下の格安物件でも、リフォームや諸経費には200万円くらいは必要だからです。
<瑕疵担保責任> 私の買った物件は法人所有の物件でした。
ですから、広さも十分(150平米)、別荘には珍しい和風の注文住宅でした。
法人から買ってよかった事は、法人が個人に売る場合には、消費契約法で「瑕疵担保義務」が発生する事です。 これは中古住宅では非常に重要で、基礎や屋根など、住宅の基本的な機能で問題があった場合には、売主が販売後でも一定期間補償する義務があります。 個人同士の売買ですと、必須ではありませんので、相手が承諾しない限り補償がされません。
売主が不動産会社の場合には、2年間以上の瑕疵担保補償期間が求められます。
ですから、不動産会社が売主ですと、より安心になります。
<まとめ> 実際に別荘を買ってみて思った事を羅列してみます。
1)値段は買い手相場 昔に比べれば非常に安いです、それは自分が売る時も同じで、もっと安く売るしかありません。 ですから、無理の無い範囲の予算でかうしかありません。
総予算と、使える期間を考えて、旅行や他の事が良いと思うならば、別荘など買わない方が良いと思います。 2)物件は値段に応じる 一部では別荘が叩き売り状態だと言っても、良いものは叩き売られていません。 良いと思うものは、それなりの値段がします。 同じ別荘地の近隣でも、日当たりや地形で、はっきりと値付けが違います。 建物は買ってからいくらでも手を入れられますが、地形は変えられません。
ですから、土地付きは良く見た方が良いでしょう。
あまり安いものには、何か問題があると思います。 3)目的を明確に 別荘は、投資先には向かないです。 ですから、使い切って良いと思って、買った方が良いでしょう。 お若い方で、子育て中ならば、どの為の投資とか、 定年が近い私のような人間では、老後の楽しみの場や定住の場などです。 目的は、物件探しの中で見えてくる事もありますので、買うまでに決まれば良いと思います。 一方で、単に安いからと目的が不明確なままに買うと、後悔すると思います。 |
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別荘は、常時住む住宅ではないので、人により持つ目的が異なります。
私の場合は、現在の家が都心の借家アパートなので、庭のある家が欲しかったのと、場合により住処にしたいという漠然とした動機でした。私自身が50代なので、今更新築は不要、中古の戸建物件を探しました。
別荘探しで、色々な物件を見ていると、売主に気持ちや別荘の目的が見えてきて、自分自身の参考にもなりました。 その事は自分自身の目的を明確にすることにも役に立ちました。
そんな経験から、様々な別荘の目的を紹介します。
1.法人所有の場合
日本の法人税は高く、一方で様々な出費が控除されます。 別荘も社員や役員の福利厚生施設として認められます。 このため、法人所有の別荘はかなりあります。 また個人と違い、会社の経費が使えるので、メンテが良く、設備が充実しているものが多いです。
1)オーナーの趣味実現
オーナ個人が利用するものは、非常に趣味が出た特徴的なものが多いです。
巨大な屋根、おおきな吹き抜け、暖炉や薪ストーブ、音楽室やシアター(地下が多い)、絶景露天風呂など、一般の住宅には無い施設があります。 このような特徴のある建物は、個人で作るのは高額ですから、中古で趣味があえば、とても良い買い物だと思います。 2】福利厚生
一方で会社の福利厚生施設として作られたものは、部屋数が多く、大きな食堂、風呂が特徴です。 昨今の企業は、手持ち資産を減らす傾向なので、売りが多く買いが少ない格安物件もあります。
大きな敷地で大きな建物を安く買えるので、ペンションなどを経営するならば良いですが、個人が住むには向きません。 私も、大は小を兼ねるのではと思い、探した事がありますが、電気ガス光熱費管理費などを考えると、個人所有には無駄が多いですので、個人が住むには改装が必要です。ペンションや店舗には向いています。但し、別荘地では営業目的の利用が制限される場合がありますので事前確認が必須です。
2.個人所有
個人所有の場合には、様々な目的がありますが、法人に比べ小さな建物が多いです。 どのような中で、あまり勧められないのは下記のような物件です。
1)土地だけ
不動産ブーム、別荘ブームがあった時代に、土地だけ買って、結局 建てなかったもの。
売り手は言いませんが、何かできなかった理由はあるはずです。
大きな問題が無くても、建物を建てるには、水道を引き、下水(または浄化槽)の設置が必須です。
電気、ガスは会社側の費用で対応してくれますが、水道・下水は自己費用で、インフラ設置には200万円程度の予算は見込む必要があります、 温泉の権利も高いです。 つまり建物以外にも、お金がかかり、土地をただで相続で手に入れても、インフラで200万、加えて建物の費用がかかります。
もちろん、お金が潤沢にある人には、何ら問題はありません。
2)現住でない、長期空き家物件
家は住まなければ、非常に痛みます。 自然の中にある別荘は、なおさらです。
長期にオーナーが住んでいない物件は、思わぬ問題があります。
安いだけで「、こうした物件を買うと、修理ばかりする事になり、別荘で楽しむ時間なくなります。
もちろん、格安物件を買って、自分でリフォームできる元気と時間と能力がある人は、その限りではありません。
またDIYそのものが趣味ならば、格安で買えるお得な物件になります。
3)駐車場と玄関アクセス
別荘地は自然の中にあるので、駅から至便ではなく、車が必要です。
この為、お客さんの分も含め複数の車が駐車できるスペースがあり、そこから別荘の玄関へのアクセスが簡単である事が望ましいです。 一部の別荘は傾斜地にあり、車で上がるのも大変、駐車場から更に坂を上るような建物は日々の暮らしでも不便で、特に冬に凍結や積雪があった時には危険です。
敷地が平坦で広いが、林があって駐車場から玄関まで歩く物件もあります。この場合は大変贅沢な悩みですが、日々の暮らしを考えると、駐車場は建物の近くが良いかもしれません。
3.良い条件とは? 私の場合には、庭いじりが目的なので戸建は必須,部屋は今のアパートより広いのは必須、加えて隣家が立て込んでいるのも嫌なので、予算との兼ね合いで次の条件としました。 もちろん、人それぞれ条件は異なりますが、このような条件を明確にしないと、仲介の不動産屋も物件を絞れません。
<私の条件>
1)建物:100m平米以上、和室あり(私の趣味)
2)敷地:日当たり良好、平坦な土地、200坪以上:借地権可
3)別荘地内で管理が良い所
1)で和室が欲しいのは、私の趣味で、伝統芸能の稽古場として使いたいからです。
2)は、都会とは異なった環境で、庭いじりをしたいから。 加えて、都会人は気があるだけで自然と感じますが、山の中では当然に峰の陰になる地形もあり、沢や川があれば湿気が多い。 留守がちな別荘では、日当たりが良く土地が乾燥しているかは重要です。 別荘地として人気の軽井沢でも湿気が強い土地は管理が大変です。
また、傾斜地でなく、平坦な土地は、庭いじりには重要です。 3)は、日々の費用とのトレードオフになります。 別荘地として管理されている場合には、周辺の清掃、雪かき、水道・温泉・下水、ゴミ捨ての管理は管理組合等が行ってくれますが、毎月の管理費が居住頻度にかかわらず必要です。 一方で、このような管理された別荘地外に立っている物件では管理費が不要です。 一方で、近所付き合いや、雪かきや周囲の清掃やゴミ捨てなどの協力も必要になります。 将来定住する可能性があるにせよ、ある程度の作業をお願いできる別荘地の方が、私には良いと思われました。 この判断は、人それぞれと思います。 このように条件をまとめて、中古の戸建別荘を見つけました
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物件見学の前に、私達夫婦のお話です。家内はアウトドア派で登山が大好き、私の男のくせに稽古事が好きで、お茶にお香、和歌、雅楽などを楽しんでいます。 ですから別荘への希望は、家内は自然が楽しめてアウトドアグッズが置ける十分な収納がある物件、私は床の間のある和室で茶室ならバンザイという、不動産屋が聞いたことの無い条件でした(笑) とりあえず建物の広さは30坪以上、土地は建物に対して無理の無い広さ、当然ながら別荘には、日ごろの都会暮らしの制限(主に広さ)から解放される非日常性は欠かせません。 それを限られた予算で探すので20年以上の中古は覚悟です。
最大限の予算(諸経費、リフォーム込)は、将来の永住できた前提で2500万円(物件2000万以下)と仮決めです。それでも探してみればあるもので、候補をピックアップし、伊豆方面に出かけました。
初日は家内の希望で、4時に家を出て6時半には天城山(万次郎、万三郎両山)への登山。 昼から伊豆高原に物件探し、伊東市内に宿泊。 翌日は熱海(函南)を見て、渋滞の始まる前の昼過ぎに東京へ帰る、珍妙な計画でした。 家内は、替え靴を忘れて、不動産見学の時にはスーツに登山靴という笑える恰好でした。
一番 初めに見たのは八幡野のS別荘地、昭和40年代に当時の富裕層を集めて作られた、温泉付き別荘地です。今でも住人には往年の名優や名歌手がいるとか.。。。。
敷地の入口には立派な守衛所(現在は無人)と管理事務所があります。 海に面しているので、海が見える物件は人気です。 見せてもらったのは2000万円の中古邸宅、土地が300坪、建物は60坪、京都から大工を呼んで建てた数寄屋です。 築35年以上ですが、独特の風格があります。 但し、建物と庭が広すぎて、現オーナーさんは手が回っていないようで、外壁は汚れ、庭は荒れています。 それにしても、元が良いので、しっかりと手を入れれば美しさを取り戻せそうな気がします。その他、3件 見ましたが、内 2件は長期にオーナが住まず、資料写真では見えない建物の傷みが気になります。 特に、1件は隣家が廃屋で、これではダメです。 ここまで見て判ったのは、写真では十分な間取りをもった邸宅でも、実際に見ると、居住されない物件、大事にされていない物件は、傷んでる事が判ります。 物件写真は天気の良い日に良い角度で取りますので、素晴らしく見えます。 現地に行けば、雨戸をしめ切った家に入りますにでカビ臭い事が多く、虫の死骸は普通。 オーナーさんの私物が散乱している事も普通です。
そんな中で私が気にして見たのは、建物の土台の状況と、屋根の状態、そして地勢です。
中古住宅では、室内の事はカビを含めて、リフォームで対応できます。 しかし、建物の土台や屋根に問題がある場合には大規模な工事になります。 基礎の見方は、基本的な構造:布基礎(古い物件はほとんどこれ)か、一面にコンクリを打ってある「べた基礎」、の基本構造。
http://intericoo.com/image2/%8A%EE%91b.jpg 基礎のコンクリが濡れているか、さらにコケなどが生えているかです。 濡れている、苔がある場合には、湿気が土台から抜けておらず、上部の木材が傷んでいる危険があるます。 床下用の点検口があれば覗くとよくわかります。 屋根の場合には、屋根の軒下の板が傷んでいないか、瓦や葺いたものの状態を見ます。 さらに、室内の押入れや天袋、天井を見て、シミがあれば屋根からの雨漏りの可能性があります。 大雨や窓の閉め忘れなど、一時的なものは問題ありませんが、屋根に問題があり継続的な雨漏りがあると、屋根に大規模修理を覚悟する必要があります。 そのほか、床の傾き(ゴルフボールで確認可能)、フワフワする場所が無いかです。
まともな不動産屋ですと、これらの問題を指摘すれば、判っているか(つまり値段に折り込み済)か、オーナーに経緯を確認してくれます。 古い中古住宅ですから問題の無い物件はありません。 大事なのは問題が把握されて値段相応かという事です。 最期のポイントは地勢です。 建物の向き、道路の付き方、土地が傾斜地なのか平地なのかなどです。 傾斜地は眺望が良く、物件が安めですが、崖崩れや建物倒壊等のリスクがあります。
また、入口が道路面にあり建物が道路下の斜面にある物件を除き、車庫やアプローチから登ってゆく必要があります。 自身が元気な内は良いですが、年をとった時や荷物があると大変です。車いすも当然無理です。
家はリフォームでかなりいじれますが、地勢を変える事は出来ません。
ちなみに、私達には眺望は重要でなく、間取りと地勢の方が優先度が上です。
結局 このS別荘地では数寄屋物件の印象が一番で、素人の手に余るリフォーム(足場設置、外壁清掃+塗装、木部補修、クロス張替)の見積もりをお願いして見学を終えました。これが200万円くらいならば、物件2000万円+リフォームで2200万円、将来はキッチンを入れ替えもできると自分勝手な目論見です。
伊豆高原のS別荘地の最終的な感想は、築35年越えでも、しっかりした建物はリフォームで快適に住めそうな点と、オーナが訪れ無い別荘は急速に痛んでゆき、買い手もつかず、結局は廃墟になるという現実でした。
自分の買う物件の隣が廃墟になるには勘弁してほしいですけれども。 |
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2015年の連休はじめの4月末の、ある老夫婦の会話
夫:「奥さん、この物件なんておすすめですぜ」
妻:「どれどれ、 ウーン 入口のデザインがダメ」 夫:「それでは、こちらの物件では? 間取り図もつけました」
妻:「台所の配置が悪いわね、洗濯機は台所よりも洗面所に欲しいし」
夫:「こちらの物件は周辺環境がおすすめです、Google Viewで見るとよくわかりますよ」
このように、私達 老年夫婦は怪しい会話をしつつ、物件を絞り込みます。 奇怪な両親の行動と会話に娘は呆れております。 私は定年までカウントダウン中のサラリーマン家内は専業主婦で都心の借家に住んでいます。 定年後の住まいを探す中で、別荘物件を買ってセカンドハウスとして使い、良ければ定住してしまおうと考え始めました。
中古物件の良さは、選択段階で、自分たちの住み方や希望にあった物件を見つけられる点です。
特に現時点(2015)は、少子高齢化で購入人口は激減、団塊世代は引退で中古物件は大量に市場にあり、企業もお金持ちもスリム化のために、リゾートに建てた保養所や別荘で100平方mを越えた大型の物件が1000万円台で出ています。これらの物件は当然に注文住宅で、一般住宅と異なった独特の趣があります。
この点が、セカンドハウスや別荘では重要と、私は考えました。
シンプルな別荘暮らしや、週末だけのセカンドハウスで、50−80平方mならば500万円以下でも買えますが、これは私の広さ条件からは除外です。 候補の中から、周辺環境からさらに絞り込みます。 便利なもので、Googleアースを使うと周辺の航空写真が見ることができて、海との距離や周囲の家の建ち方もわかります。 何より凄いのは、物件の住所が判ればStreet Viewで、周囲の家や道路の様子も判ってしまうことです。 WEBにある不動産情報は、現在居住の人がいる場合や、売主がプライバシーを気にする場合には明確な住所が記載されていません。
しかし、StreetViewの場合には、外観が見えるのである程度の勘が働けば見つけることができます。 物件情報によっては、位置案内にGoogleを使うものもあり、積極的に周辺環境を開示しているものもあります。 いづれにせよ、周辺があらかじめ判れば、ダメな物件;隣が廃墟や、道付が悪い物件は、現地に行かずに排除できます。 物件をみるには時間とお金がかかりますので、できるだけ絞り込んでみることが重要です。 http://ts1.mm.bing.net/th?&id=JN.3wiUaSuFczvzODf44z%2b4TQ&w=300&h=300&c=0&pid=1.9&rs=0&p=0 このように、ネットで入手できる情報を総合して、別荘販売の概況が見えてきました。 1)神奈川、伊豆方面では、通勤可能な熱海までは物件価格が高い。特に昔から別荘地で有名な大磯は、東海道線での通勤圏なので物件が高く、真鶴、小田原も同じです。
ここで2000万円以内で買おうとすると、普通の中古戸建になり、セカンドハウス、別荘になりません。 つまり、私の希望では熱海より向こう:伊豆半島に行く必要があります。 熱海の良い点は、物件数が多いので選択肢が多く、新幹線で東京まで1時間程度の割には値段が安い。
眺望がよく温泉も楽しめる。 一方で欠点は、傾斜地のため、物件までのアクセスが大変で、熱海駅が近くとも車利用が必要。
(駅近隣のマンションは徒歩可能だが、マンションは買う予定はありません) 傾斜地がほとんどで、物件の土地が狭い:私の予算では100坪以下と都市住宅とあまり変わらない。 このため、熱海駅近隣は候補から外しました。(函南は候補に入れています)
http://ts1.mm.bing.net/th?&id=JN.Ta6MDEP6ya%2bqTuhuhPbgrQ&w=300&h=300&c=0&pid=1.9&rs=0&p=0 2)伊豆半島でも、中伊豆(天城、伊豆の国)や西伊豆は物件が少ないため候補から外しました。 これらの地域でも条件にあう物件はありますが、その1件を見るために移動するには、まだ絞り込みができない時点では効率が悪いからです。 加えて、西伊豆、中伊豆は、交通は電車の場合 伊豆半島の西側 三島から行く必要があり、3時間以内の制限では、非常に厳しいことが判りました。 3)伊豆半島では、熱海から伊豆高原の間が候補。 特に、掲載物件から条件に合うものを考えると、伊豆高原:伊東市が有力です。
伊豆高原より先、河津や下田でも物件はありますが、3時間制限にかかり、これも候補から外しました。 ということで、条件のリストアップで4月の連休は終わり、五月の連休で伊豆高原から函南までの東伊豆の別荘地を中心に物件回りを計画しました。
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