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12月20日の筋トレで、面白い日本語の話をしました。
前に、「なおざり」と「おざなり」の違いは何かを話し合ったことがあるのですが、
板長があとで辞書で調べたら、ほとんど同じ意味だったんですね。
で、今回もその続きみたいなものです。
まず、私が帰国子女のFちゃんに、「仕事で”金太郎飴のようにしたい”って
言いたいんだけど、英語でなんかそういう表現無いかなあ。」て聞いてみたんです。
そしたら、「Everyone has to do same...」みたいな、直接的で解説みたく
なっちゃうですよね。
で、板長が「“やぶさかでない”っ知ってる?」と一言。
私たちの間では、「やるのも嫌じゃないんだけど、ま、やってやるか。」みたいな、
ちょっと遠慮というか、そんな解説をしてたんですね。
Fちゃんに説明して訳してもらったら、「If you really want me to do, of course I can do it.」
となるのだそうです。
でも、これを日本語で言ったら、角が立ちますよね。
で、調べてみました。まず、“やぶさか”から。
やぶさ‐か【×吝か】
[形動][ナリ]
1 (「…にやぶさかでない」の形で)…する努力を惜しまない。喜んで…する。
「協力するに―ではない」
2 思い切りの悪いさま。
・ 「民衆も天才を認めることに―であるとは信じ難い」〈芥川・侏儒の言葉〉
3 物惜しみするさま。けちなさま。
・ 「たとひ驕且(きゃうしゃ)にして―ならば、其の余は観るに足らざらくのみ」〈文明本論語抄・四〉
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]
もともと、“やぶさか”は、3にあるとおり、物惜しみしたり、けちなことを表すのですが、
それを否定しているので、「物惜しみしない、けちでない」となるのですね。
英語だと"be willing to"なのだそうです。
「板長、来月マカオタワーから、バンジーしますか?」
「やぶさかでない」
これってつまり、I am willing to challenge bungy jumping. ですよ!
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