虫の声

おどまばかばか ばかんもった子じゃっで よろしゅたのんもすジコ( 利口)かひと

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日本全国お正月です。昔一休禅師というえらいお坊さんは正月にどくろを竹杖に掲げて「門松も冥土の旅の一里塚」と叫んでまわったと聞きます。
確かに現代でも、正月だといったって、テレビ新聞を見ても、相変わらず金、健康、贅沢、お笑い、感動、犯罪、事件、涙と、正月が来ようが、過ぎようが、そもそも人間のすることに、どうせ変わりなどないのかもしれません。

さてこの正月、ある田舎家の一部屋に一人の幼児がいます。おととしの初夏に生まれました。去年の正月には、ほんの少しハイハイのまねごとだけで、もちろん歩けなかった。
今年の正月はもう、よちよちと歩き回るので、危なくって、ストーブがつけられない。
それでも、建てつけの悪い家でこたつだけでは、さすがに寒い。仕方なく、ストーブをつける。細火にして。

幼児は、ストーブの窓から見える赤い火の揺れるに惹かれて、おしめのお尻をつき出して、よちよちと近づく。近くのおとなが後ろについて歩いて、近づくと、あわてて「アチアチよ」と後ろから抱きとめる、

幼児は抱き止められながら、小さな手でストーブの窓からもれる火を指差す。また「アチアチよ」と教える。幼児は小さな身体の4分の1はあろうかと言う大きな頭で、「ウンウン、」とうなずく。

そう、この子は堂々巡りなどしていない、この子は去年の正月から今年の正月へ、確かに成長、進歩している。そう、この子の世界はつまらぬ堂々巡りなど、していないのだ。滅亡に向かって歩んでなどいないのだ。

一休禅師さん、あなたは正月年賀の門松などは冥土の旅のしるしとおっしゃったとか。
禅師にお聞き申します。
都を去ること数里、田舎の陋屋の炉辺に一人の幼児あり。父母は粗衣結髪、幼児古着の襁褓の尻振りて火炉の周りを全世界とて揺揺歩せり。
そもさん、禅師、来たりてこれをごろうじるや如何。これもまたどくろなるや。
せっぱ・・・・・・・・・・・・・。

新年明けましておめでとうございます。

閉じる コメント(2)

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あけましておめでとうございます。
当地も寒い正月になりましたが、其方は一層寒いように思われます。
賑やかな正月をお過ごしのようですね。
今年も宜しくお願いします。

2010/1/3(日) 午前 6:56 ター坊 返信する

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あけましておめでとうございます。

寒いです、雪降ってます、下界が雨なら山は雪、あたりまえですね。

本年もよろしくお願い申し上げます。

2010/1/3(日) 午前 10:54 [ お遍路はぐれ ] 返信する

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