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トラベルビジョンによると、今年12月4日から、エミレーツ航空が、アフガンの首都カブールに就航するそうだ。
エアバス340−500型機によるサービスには、ファーストクラスも含まれるという。
現在のアフガンは観光地でもないし、安全なビジネスも期待薄の土地だが、これは良いニュースだ。
いつか、日本の空港から、「大川様、カブールまで、お荷物、スルーでお預かりします」と言われて、飛行機に乗り込む日が来る。
この記事は、同航空会社の宣伝ではありません。
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アフガニスタン
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5月にNHK BSで放送されたシリーズ アフガニスタン 紛争の果て「塀の中の“自由” 〜アフガニスタンの女性刑務所〜」を見た。 以下はその内容を簡単に記し、私也の説明をつけたもの。
タハール刑務所の規模はそんなに大きくない。日本の刑務所と違い、受刑者たちは労働をしてはいないようだ。他の受刑者と話したり、子供の世話をしている。
ここには、家族から逃げて、5年、10年、あるいはそれ以上の刑期を受けた人たちがいる。
ここの所長は、 過去30年の内戦で、アフガン国民は満足な教育を受けられなかった。9割の人が望まない結婚をする。教育の欠如と強制的な結婚が全ての根源、などと話していた。
1、夫の激しい暴力、暴言 夫が、子供のひとりを叩き殺したという受刑者 ミルク代がないので、息子 を売った受刑者「失うくらいなら、死んでくれた方が良かった」
2、名誉や体面を重んじる社会、それが傷つけられたと感じると、人は妻や子供に暴力を振るう、あるは殺すこともある社会 番組には、家族が自分の意志に反したので、妻や息子を殺すと明言する男が登場した。
中東のイスラム教社会では、名誉殺人(Honor killing)が行われることがある。親や親族による子供殺しである。 あるいは若者たちが親に認められていない男女交際をする、あるいは、親が決めた結婚に異議をとなえると、その親や親族が、その名誉などを汚された、体面を傷つけられたとして、 子供、特に娘を殺してしまう犯罪だ。親の意志が絶対視される社会、自由恋愛をすることが難しい社会の悲劇である。
3、強制的な結婚 この国では、カップルの自由意志ではなく、親が結婚相手を決めることが多いそうだ。従って、それに異議を唱えることは親や親族の体面を傷つけ、彼らの激しい怒りを買うことになる。また、イスラム教を厳格に信仰する人たちは、 女性の婚姻を9歳から認めることがある。9歳とは、イスラム教の預言者ムハンマドが、アイシャという9歳の少女と結婚したという史実を踏襲している。だから、このドキュメンタリー中で、10歳で、2人の妻がいる男性と結婚させられた女性というエピソードが紹介されたが、それはウソではない。 (かつて、「オサマ アフガン零年」という映画が公開された。それは、結果として、アフガンの14歳のストリートチルドレンの少女が、中年男と強制的に結婚させられてしまう、という物語だった。未成年者との結婚は、イスラム教を厳格に解釈する社会では、実際に行われていることなのだ。)
「彼と結婚しなければ(親族に狙われて自分の)命はない」という受刑者
刑務所から釈放される若い受刑者が 「ひどいわ、結婚しないと殺される」と泣く。 それを見ていた別の受刑者が (その男が)あんたの名誉をおとしめるなら、神が処罰する、などと言って慰めた。釈放される喜びが感じられない一場面。
ある女性受刑者は「出所したってろくなことがない」 「どうせ裁判官も腐敗している」 「家族だって敵」などと言う。その主張はどこまで本当なのか不明だが、事実ならば、この人の幸せはどこにあるのだろうか。
番組の終わりでは、受刑者や出獄者を待ち構える、厳しい現実が紹介される。 家族から逃れ、シェルターでくらす出獄者 別の刑務所に移送されて、残り8年の刑期の人 あと15年の刑期がある人など。
世界の最貧国の一つでもあるアフガンは、イスラム原理主義組織タリバンの拠点であり、かつ、イスラム教を厳格に解釈し適用する社会だ。 そういう社会で生きることの辛さがこの番組にあふれていた。
アフガンの子供の顔写真を撮るだけで、写真家づらするアマチュアカメラマンに、 この過酷な現実を見せたい。 |
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afpbbニュースが、アフガン警察の訓練風景を届けてくれた。
アフガン警察と言えば、最近、その女性警官が米人訓練顧問を射殺したという、不吉なニュースがあったばかりだ。だが、それがアフガン警察の真の姿ではあるまい。
腐敗とテロ、麻薬が横行する同国で、彼らの存在は重い。
アフガニスタン警察が充分に任務を遂行できるよう、国際社会は支援すべきだろう。
地の塩たる彼らの前途が輝かんことを願う。
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アフガンでハトを飼う男性は、タリバンの支配を懸念しているようだ。
この国では2014年以降に、NATO軍などが撤退するが、その後はどうなるだろうか。
この国には石油も天然資源もある。それが国民を豊かにすれば良いが、そうでなければ、タリバンの天下になるのだろうか。
AFPよ、この人の数年後を取材して欲しい。彼のハトは自由な空を飛んでいるだろうか。
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いつの日にか、アフガニスタンに行ってみたい。
そして、この写真のような光景を見てみたい。
それがいつ叶うかわからないが、そういう夢があっても良かろう。
この記事を提供してくれたafpbbに感謝したい。
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