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何を今更と言われるかもしれませんが、
募金など、シリア難民への支援をお願いします。
UNHCRなどの団体が受け付けています。
あるいは、ユニクロのように、古着を難民に届ける事業を展開している会社もあります。
寒い冬が近づいています。1000万人とも言われる、彼らシリア難民が少しでも快適な生活をおくれるよう、みなさんのお志をお願い出来ませんでしょうか。
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シリア ヨルダン
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シリアの首都ダマスカスで化学兵器が使用され、多数の犠牲者が出たようだ。
ついに、シリア情勢に大量破壊兵器が投入されてしまった。
被害にあった人々の無念に、私には慰める言葉も思い浮かばない。
ここで事態は、さらに悪化する。
1、シリアの化学兵器は、さらに使用されるのか。
2、その管理は誰が行っているのか。
3、その化学兵器が周辺諸国へ流出する可能性はないのか
いずれも、重大な問題だ。
このままでは、さらに多くの被害者と、情勢の悪化を招くだけである。
国際社会が動く時が来たのではないか。
私は10年前に、ツアーで、シリア・レバノン・ヨルダンを旅した。
シリアのパルミラで、アラブ人の若い夫婦と挨拶を交わしたことを良く覚えている。
彼らは無事だろうか。今、どこにいるのだろう。
それに、ダマスカスで、美味しいアイスクリームを食べたこともある。
あの店の店員はどうしているだろうか。
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afpbbによると、シリアにある世界遺産、クラック・デ・シュバリエが、政府軍の手で空爆されたという。
それがあるホムスの町が、政府軍と反政府軍の激戦地になっているためだが、このような攻撃は止めてもらいたいものだ。
私は2003年に、シリア、レバノン、ヨルダンを旅したとき、ここに立ち寄ったことがある。
概して熱い中東にあって、石造りの巨大なこの要塞の内部では、涼しい風が吹いていた。
そんなクラック・デ・シュバリエは、現代に残る、数少ない十字軍の遺跡である。
戦争とはいえ、それを後世に残す義務が、シリアにあるはずだ。 世界遺産への破壊行為は許容できない。
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ある中東研究者の言葉遣いに困ってしまった。
Livedoorには、BLOGOSというサイトの記事を紹介するコーナーがある。
それをたまたま見ていたら、ある中東研究者の記事を見つけた。
それはシリア情勢に関するものだったが、その中に
「ジブハト・ル=ナスラ」(原文ママ)という、組織名らしき固有名詞があった。
私はこれでも、BBCなどの中東関連情勢記事に目を光らせているが、こんな組織の名前を見たことがない。
そこで、検索してみた。
「ジブハト・ル=ナスラ」をグーグルで検索したら、なんとヒットは3つだけ。
しかも、すべてその人物が書いた記事だった。
ここで私は、ある仮説を立てた。
「ジブハト・ル=ナスラ」とは、日本でその人しか知らない、特殊な組織なのか。だから、この人以外、誰もそれを文章に書いていないのだ。
それとも、この組織はよく知られているが、この表記はその人しか使わない特殊な表記なのか。
中東情勢に関わらず、「特殊な用語」を使うのは、研究者や衒学者の特徴だ。
私は英語を使って、この「ジブハト・ル=ナスラ」の正体を確かめようと思った。
だが、この研究者は、文中で、この組織のアルファベット表記を明示してはいない。それがあれば、すぐにその正体がわかったのだが。
私は「ナスラ」という言葉から、これは、シリアの隣国レバノンにいる、イスラム教過激派組織ヒズボラの指導者ナスララ師と関係があるのかという説を考えたが、それは却下した。
私なりに当て字を考えた。
JIBHATLE NASRA という単語で、なにかヒットしないか。
結果、それらしきものはなし。「ル」を「LE」にしたのは、シリアがかつてフランスの支配下にあったから。つまり、フランス語が使われていたからだ。
DIVHATLE NASRA でも、それらしきものはなし。
JIBHAT SYRIA で検索したら、
Jibhat al nasrという単語が、いくつか見つかった。
これは、「ジブハト・アル・ナスル」だろう。
しかも、ヒットしたものを精査したら、
英語版ウィキペディアのあるページを見つけたのだが、その題名は、
Al-Nasra Frontだった。これはアルナスラ戦線という意味だ。
そして、その英語版wikiの記事ではJabhat al-Nusraという、この組織の別名が紹介されていた。ここで私はやっと「ジブハト・ル=ナスラ」の正体を見つけたことになる。これは、シリア内線に参加している民兵組織で、アルカイダとの関わりがあるらしい。
また、この記事の日本語版もあり、その題名はアル=ヌスラ戦線だった。
結果として「ジブハト・ル=ナスラ」は、
「Jibhat al Nasr」
「ジブハト・アル・ナスル」
「Jabhat al-Nusra」
「ジャブハット・アル・ヌスラ」
「アルナスラ戦線」
「アル=ヌスラ戦線」を意味していたわけだ。
いずれも、同じ組織を意味する言葉だが、その表記は大きく異なる。国際情勢を調べるとき、このような表現の差異に手こずることがよくある。
特に、インターネットの検索ではそうだ。言葉のわずかな違いで、検索結果が大きく異なることは珍しくない。最近のグーグル検索などでは、「(あなたが探している言葉は)〇〇ではありませんか?」という表示が出ることがあるが、それが出ないことも多い。
わがブログで私が主張したいこと、それは、海外事情を紹介する際は、関連用語のアルファベット表記も記事に添えてもらえると、読者としてありがたい、ということだ。
私が「ジブハト・ル=ナスラ」という言葉を見つけてから、このブログに書いたように、それを調べて意味を知るまで5分ほどもかかっておらず、
時間とエネルギーのロスはなかった。だから、私は、この表記を使った、その人を非難しているのではない。
「その人」とは、元財団法人中東調査会上席研究員で、現・参議院議員(民主党)の大野元裕
(おおの・もとひろ)氏である。彼はイラクをはじめとする中東情勢の専門家で、テレビにもよく出ている、穏やかな話し方の人だ。
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ついこの間、国連UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)協会によるシリア人難民への支援広告を見ました。たしか、38万人の難民がいるので支援を求むという内容でした。
ところが、今日、彼らの広告を見たら、それが83万人になっていたのです。
つまり、シリア難民が増えていることになります。
季節はこれから春になりますが、向こうには寒い場所も多いはず。砂漠の夜は冷えますから。
私からも皆様に、シリア難民への支援をお願いします。
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