エルサレムの響き

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アメリカの情報機関がたくさんツイートしているのに、日本の機関はほとんどしていない。なんという差だろうか。
アルジャジーラ・イングリッシュが
イスラエルの国内担当保安機関兼 国内担当情報機関シンベト(Shin Bet、シンベット)の番組
を公開している。

私はまだ見ていないが、興味深い。

この機関はイスラエルの対テロも担い、パレスチナ人から見れば、彼らを弾圧する組織である。
立派なホームページもあるけれど、このような内実を描く番組は少ない。だからこの番組は貴重だ。


パレスチナに関心がある人も見た方が良い。
特に、パレスチナに出かけ、パレスチナ人と交流を持つ人は。
パレスチナ人の平和活動家とつながりのある日本人は、ある日、シンベドに逮捕されて、尋問されるかもしれないからだ。


Al Jazeera World Inside Shin Bet


NHKが10月7日に放送した

原発テロ
〜日本が直面する新たなリスク〜

 
を見た。

日本の平和主義は偏っているから、NHKですら警察や自衛隊の問題を特集することは少ないと思う。そういう点でも、今回の番組は貴重だ。
 
私は少年時代からNHKの特集番組を見ているが、その画面にサブマシンガンが登場したことは、まずなかったはずだ。だから、日本警察の原子力施設警戒部隊が、サブマシンガンの射撃訓練をしていた場面が印象的だった。
 
だが、平和主義を唱えていれば、誰からも攻撃されないという思い込み、いや誇大妄想のせいで、日本は危機管理が出来ない国だ。
そんな日本が、核テロの恐怖に晒されている。また、日本の原発警備は、先進国で最低レベルの保安体勢だと評価されている。このようなありさまでは、核テロは防げないだろう。
 
核物質の強奪や、大規模テロを防止するにはどうしたら良いだろうか。
 
 
 
番組の内容は深刻だった。
 
テロリストではない、ただの民間人が、しかもおばあさんが警戒厳重なはずの核施設の敷地内に侵入に成功した。
 
米施設の保安担当者は、2170回の警報を、侵入者だと思わず無視した。
 
日本も含めて、現場の警備担当者は被曝量の上限を気にしながら、警備活動をしている。
 
少なくともアメリカでは、核施設で働く人間の経歴や素行を詳しく調べているが、日本は何もしていない。
 
 
外国の原発にテロリストが侵入して破壊活動をするという想定ドラマも、印象的だった。私は彼らの話し方から、俳優たちが英国人だと思ったが、ドラマの後半では、英国警察の帽子を被った人物が登場していた。話す言葉でその人物がどこの人間なのかを当てる、私のクセは良くない。
 

それはともかく、危機管理を扱うドキュメンタリー番組は貴重だ。これからもNHKに期待する。
 

世界の通信傍受機関

読売新聞2013年11月5日朝刊の第3面に、通信監視・傍受を担うとみられる主な国の機関、という題名で、世界の主要傍受機関の名称と、その活動ぶりが、簡単にまとめらた表があった。

最近は、米NSA や英GCHQ のような機関が世界的な規模でそのような活動を行っていることが、よく報道されている。日本でも、防衛省情報本部がその種の活動をしているが、マスコミも防衛省・自衛隊も何も語らない。


日本でも、諜報活動に関する報道が目立つようになってきた。本格的な諜報機関を作る前に、そのような話題をきちんと議論できるような社会を作る方が先である。怪しげな機関の活動を野放しにするような社会ではいけない。
また、いい加減な専門家の主張を鵜呑みにしてはならない。
独の情報部BNDは、ヒトラーの時代から活動していた、ということを書いた有名な専門家がいるが、それは嘘だ。その機関の公式ホームページには、機関が戦後に作られたことが明記されている。


諜報機関に関する議論を増やそう。それこそが、良い機関を作る土台になる。

困った顔

「ニュースサイトの転載」はサービス終了になりました。

afpbb によると、ロシア政府が、ハイテク機器による情報漏洩を警戒して、タイプライターを購入するらしい。

パソコンで何でも出来る時代に、ローテクの極み、かつ絶滅しかけているタイプライターで機密を守ろうとは、驚きでもあるし、笑いたくもなる。

かつて、オサマ・ビンラディンとその側近は、米情報機関の電子諜報能力を恐れ、ハイテクを使わず、
飛脚による、メッセージの人力輸送で、コミュニケーションをとっていた。
しかし、それに気がついた米機関は、飛脚を追跡し、ビンラディンを追いつめた。


激烈な諜報活動から身を守るのは、ローテクなのか、それとも高度なシステムなのか。
今回のロシアの件は実に興味深い。



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