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「ぐあああああああーーーーーー!」
足元に広がる暗雲を吹き飛ばしていたスーパーマンとアイアンマンに突如、数条の稲妻が雲間を割って襲い二人は衝撃を置けた。 瞬時に気が遠くなり、二人は真っ逆さまに地表へと落下していく。 トニーのヘルメットの中にアラートが響き渡る。 (制御不能・・・・制御不能!) 「ジャーヴィス、リブートだ。前にもあったろ?おいっ!」 手足にあるリパルサーの手応えが戻ってこないこと以上に、 トニーは気絶して落下しているスーパーマンの方に意識が集中してしまっている。空中を掻くようになんとかスーパーマンの腕を掴んだアイアンマンは、スーパーマンの頭を抱えて地面との激突のショックを耐えねばという思いだけだった。 数秒のうちに雲を抜けて地表までおよそ1分・・。
覚悟を決め必死の形相のトニーの目に、2つの輝く物体がこちらにめがけて飛んでくるのが見えた。 「あれは・・・なんだ・・」トニーの意識は急激に遠のいていった・・。
暗闇の山道を複数のライダーマシンの明かりが照らしている。
「フィリップ、本当にこっちであってるのか?」
「翔太郎、僕が今まで間違った情報を教えたことがあるかい?」 「ダブル、何をさっきから独り言つぶやいてるんだ?」 「ウイザード、彼は二人で一人の仮面ライダーなんです」 「へえ、俺が見かけたことがない仮面ライダーだ」 「フォーゼ、先輩からのシグナルは?」 「バッチリです。V3ホッパーのレーダー波の発信源の真下が 先輩たちの現在地ですからね。ウイザードの方は?」 「俺の持ってるリングの中に、ブラックのキングストーンと 共鳴反応をしているのがあるから方向は間違いない」 「よし、急ぐぞ!」行こうとした4人の前に空から何かが降ってくるのが見えた。 ダブルが「人間だ、やばいぞ!あのままだと地面にぶつかる」 すかさずリングを換えウイザードが「任せろ」と言うと、 「俺も行くぜ!」とフォーゼもスイッチを差し替えた。 瞬く間に落下する二人に追いついたウイザードとフォーゼは それぞれ小脇に抱えながらゆっくりと地面に着地した。 安堵したのもつかの間、森の中から複数の戦闘員が現れた。 静かにふたりを下ろすと、ウイザードが言った。 「引き渡せって言われて、はいどうぞっていうと思うか?」 すかさずフォーゼも「こういう事をいう奴らは悪党と昔から決まってる」 しびれを切らした戦闘員は「うるさい、かかれっ!」と 二人に飛びかかってきた。 続く
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創作キャラクター編
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身構えて多くの戦闘員と対峙する6人の仮面ライダーは四方を囲まれた。
1号が「来い、ショッカー!」と挑発したが、ザンジオーからは意外な言葉が出た。 「仮面ライダー、我々は戦いに来たのではないのだ。」 「死神博士から丁重にお迎えしろと命じられてきた。我々は戦うつもりはない。 さっきの稲妻はこちらのコントロールを離れた事故なのだ。許してくれ」 戦闘員共々ザンジオーは土下座をはじめた。 「先輩、やっちまおうぜっ」ストロンガーが挑みからんとするのを戦闘員達は 動揺しザンジオーは落ち着かせ何度も頭を下げた。 「待つんだ、茂」とエックスが制した。 「奴らが歓迎するなんて・・まあ,ここはひとつ招待を受けるとしよう」と言った。 「罠に決まってる」ライダーマンは言うが1号は 「手は打っているさ。風見、そして光太郎くん。例の連絡は?」 「ああ、それなら大丈夫だ」「俺のほうはいつでも」その返事を受けて 1号は頷いた。そしてザンジオーに 「わかった。その歓迎・・受けよう。案内してくれ」 戦闘員達に命じ、ライダー達を幹部怪人たちのいる場所まで道案内させた。 続く
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「イィーーーー!!ィィーーーーーー!!」
歓喜する戦闘員達の雄叫びがあたりに響いている。 紅蓮の炎が森を舐め尽くさんとしている情景を、幹部の3怪人と 死神博士は見つめていたが、 「よし、仮面ライダー共の死体を確認させろ。」と戦闘員に命じた。 「ふふ、仮面ライダーどもの最後か・・あっけなかったな。」 アポロガイストは森を見つめながら言ったが、一つ目タイタンは 「アポロガイスト、・・甘いな。」と呟いた。 「なんだとっ!」憤慨した一つ目タイタンにシャドームーンも 「この程度の攻撃でブラックサンが倒れるはずがない。」 そう言って死神博士に詰め寄ると 「まさか手加減をしたわけではあるまいな?」と言った。 死神博士は言った。 「たとえ無傷であやつらが生きていたとして、あのふたりが来たら どうなるかな?楽しみだ・・・ふふふ・・・」 未だに森は延焼が続いていたが、ザンジオーが戦闘員達を引き連れてきた。
「ライダーを探せっ!」「イーーー!」 煙がいくつも立ち上っていた。数十名の戦闘員は焼け跡の探索を始めていた。 焼け落ちた枝や木々を棒で押しのけてライダーの痕跡をつぶさに探すがなかなか見つからない。
「ィーーー!何も発見できません」「イーーー。ここにもありません」 「よーし、引き上げだ。戻って報告だ」ザンジオーは引き返した。 ガシッ! 引き返そうとしていた一番後ろの戦闘員は、突如足首を何者かに掴まれ 動けなくなった。「な、なんだ!」 ザンジオーが「おい、どうした?置いていくぞ」 「イーー。何かが足にひっかって・・」言葉を続けようとした時、 とおおおおーーー! 突然、降り積もった焼け落ちた枝や葉が舞い上がった!! その向こうから仮面ライダー達が一斉に現れて手近にいる戦闘員を 一蹴した。ザンジオーが叫んだ。 「か、仮面ライダァーー!おのれ、生きていたか」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 俄かに空が掻き曇り、雷音が鳴り雲間に稲光が走り始めた。 「みんな、散るんだ」1号が言った言葉をストロンガーが遮る。 「いや、集まって低く身構えるんだ。俺に策がある」 1号が「わかった、任せる!」と言うとストロンガーは頷いた。 「エックス、ライドルを伸ばして避雷針にしてくれっ」 エックスはライドルを引き抜き「ロング・ポールッ!」と叫び 地面に突き立てた。暗雲に雷鳴が明滅し始めてる。 V3が「できるのか?」というと「さあね・・だがやってみせる」 ストロンガーは手袋を握り直した。ゴロッゴロゴロゴロ== 「よしっ!エレクトロ・サンダァーー!!」 稲妻は絡まるように四方に散って広がったが、周りの木々を直撃し あっという間に火の海になった。次々と焼け落ちて倒れる木々から 仲間を守るためにライダーマンはアタッチメントを換えて、 「ネット・アァームッ!!」と叫び頭上へ放った。 木々の枝や葉が埋め尽くしていった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ザンジオーは6人のライダーを見回し言った。 「ふふふ・・・喜ぶがいい、ライダー狩りはこれからだ。」 続く
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ショッカー基地へと足早に進むライダー達は、木々の間から垣間見える石像や遺跡の姿を遠くに見た。
造りは日本の遺跡というよりは東南アジア圏の石造の構造物に近い印象が強い。周囲からもその存在だけは、「要塞」にしか思えなかった。
ライダー達は森の途切れる手前で木陰に隠れ、外の様子をV3が伺う。 「おかしい。警戒しているはずの戦闘員が一人もいない」 「V3、すでに我々が来たのを察して・・・」ライダーマンが言うと 「待て!・・・あれを見ろ」1号が遺跡の上を指さした。 その向こうに切り出した巨石の遺跡の上方で複数の蠢く人影が見えた。 シャドームーン、アポロガイストに一つ目タイタンの幹部怪人に続き その後ろから戦闘員と黒いマントに身を包んだ死神博士が現れた。 「海外のVIPのふたりは今どこにいる?」戦闘員が答える。 「こちらへ向かっております。あと10分ほどではないかと・・」 「よろしい。こやつに誘導パルスの出力を上げ発信させよ。」 そう戦闘員に言うと、死神博士は巨大パラボラアンテナを装備した 黒ずくめの人影の肩を叩いた。
一つ目タイタンが口を開いた。
「辺境の地にある、このレギオンショッカー基地まで御足労だった。 仮面ライダー諸君よ。」続いてアポロガイストが言う。 「我々は大いに歓迎しているのだよ。さあ!」と、手招く仕草をした。 「アポロガイスト、無理強いはいけない」死神博士が制した。 「仮面ライダー、君たちも素直には来ないことなど十分承知のこと。ならば・・・我々からの贈り物を差し上げよう」 「・・贈り物だと?」ライダーマンが言葉にしたと同時に、 俄かに空が掻き曇り、雷音が鳴り雲間に稲光が走り始めた。 音と光が激しくなり、死神博士は叫んだ。 「受け取るがいい・・・・仮面ライダァーー!!」 「みんな、散るんだ!」1号が叫んだと同時に天地を引き裂くような 稲妻の閃光がライダー達の隠れている森を覆っていった。 仮面ライダー達が山中を探索している頃、太平洋を飛行して来た二人は
日本の陸地が街の灯りで確認できるほどの距離まで近づいていた。 「ジャパンと言ってもどこから呼んでるのかわかるのか?」 「聞き覚えのある声が頭に聞こえるんだ」スーパーマンが静止した。 「聞き覚えのある・・・。親か?兄弟か?」 「いや。ただ・・忘れてはいけない声だ。」 「そうか。・・・おい、あれを見ろ!」トニーが指をさす方向を見ると 雲ひとつなかった街の空に突如黒雲が湧いてきて渦を巻き始めると、 出来たての台風のような大きさになり雲の中で閃光が激しく瞬いた。 わずか数分の間に雷雲が発生する状況に二人は驚異を感じた。 スーパーマンが視線を上げて見渡すと、この状況は足元の街だけでは なく、日本中の都市の上で同時発生してるように見えた。
「ジャパンは災害が多いと聞いていたが・・これほどとは」 トニーも地上の様子を見渡し驚いていたが、スーパーマンは 「もしかすると私は、この状況だから呼ばれたのかもしれない。 急がなければ。・・・こっちだ!」 そういうと二人は北西方向へと向かった。 「スーパーマン、向かう先には街らしいものはないぞ!」 「声が・・はっきりと聞こえはじめている。この方向だ」 だが、二人の目の前に突如黒雲が沸き立った。 稲妻が轟音と共に四方から生き物のように襲ってくるのを躱す二人。 「おい、このままだとたどり着く前に撃ち落とされてしまう!」 トニーが叫ぶとスーパーマンは冷静に言った。 「この雲を吹き晴らしてみれば収まるかも知れない・・」 トニーは意味がわからなかったが、かけてみようと思い 「わかった。雲の上に出てから試してみよう・・行くぞ」 ふたりは降りかかる雷光を避けて、暗雲の上に出た。 すると、スーパーマンは深く深呼吸をすると一気に息を吐いた! トニーはその様子を見て「随分器用なんだな」と呟いた。しかし・・ 一瞬の隙を突いて雲間から数条の稲光が二人を襲った! 何が起こったのか理解できないまま、ふたりは地表へと落下していった。 続く
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「仮面ライダー接近警報発令!戦闘員は全員警戒行動をとれ!繰り返す・・」
突如基地内にサイレンと警報が響き、宴にいた戦闘員は全員出て行った。 残った幹部や怪人は、巨大モニターに映し出されている仮面ライダーたちを見つめている。 死神博士が口を開いた。
「ザンジオー、例の準備は整ったのか?」 「はい、博士。いつでもご命令をいただければすぐにでも・・」 「では、手筈通りに・・行けっ!」「ははっ!!」 出て行くザンジオーを見ながら、アポロガイストが言った。 「死神博士。我々に隠し事とは・・。何をするつもりだ」 「我々には期待できないと考えてるのか?」一つ目タイタンも詰め寄る。 シャドームーンだけはモニターから目を逸らさずに呟いた。そして、 「俺は全てのライダーを根絶やしにして創世王として君臨するのだ。 俺の邪魔をするのならば・・死神博士。お前でも容赦はしない!」 シャドームーンはサタンサーベルを引き抜き死神博士の首元に突き立てた。 「計画の全てを打ち明けては、せっかくの楽しみも減ってしまう。 世界中に散らばった幹部どもにも私は話してはおらん。ま、お前たち、 まずはこれから始まる華麗なるショーを楽しんではどうだ?」 死神博士は、一触即発になりかけた空気すらも余興の一つに思えた。 「まったく・・マシンで来た方が良かったんじゃないのか?」
ストロンガーの姿で城茂が愚痴ると、2号の姿で一文字は 「バカ言うな。音ですぐバレてしまうだろ?」と返した。 ここは長野の国定公園の山中。日本中で突如起こった異変の数々に大きな力が動いていることを察し 本郷たちは合流、この山中へと足を踏み入れた。
「本郷さん・・あ、1号。この道で合ってるんですか?」 ブラックの姿の光太郎が先頭にいる1号に聞くと、本郷は 「俺たちショッカーの改造人間は、特有の誘導バルスを探知できるんだ。 光太郎くんはどうだ?」と聞き返してきた。 「感情が高ぶったり、相手のそういう力が強いとわかります。でも・・」 「しっ!静かに。」会話に割って入ったV3が歩みを止めた。 「待て。人がいる!」察したライダーマンが駆け寄った。 後を追って走っていくと、木にもたれかかり息も絶え絶えの男がいた。 「しっかりしろ。誰にやられた?ショッカーから逃げてきたのか?」 痙攣を繰り返し大きく男は頷いた。1号が抱き抱えたが男は胸元から斜めに傷が深く手の施しようがない。 「うう・・恐ろしい・・やつが・・逃げないと・・みんな死ぬう」 「なんのことだ?何が言いたい?」1号が聞くと、 「こ、コズミックキューブと・・イジリウムううう・・」 そう言い残し男は事切れた。 「結城、聞いた事あるか?」V3はライダーマンに聞いた。 「コズミックキューブにイジリウム・・・聞いたことがあるような・・でも、思い出せない。すまん」「みんな、先を急ごう。」 1号は全員に言うと男の亡骸に手を合わせて冥福を祈り、男の目を閉じた。
だが、その様子を離れた木々の間から伺うザンジオーと戦闘員たちの姿があった。ザンジオーはつぶやいた。 続く
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