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前回、細菌が空気中の窒素を利用して、タンパク質を合成していること、そして、そのタンパク質を牛が利用して、筋肉を造っていることについて話をした。
これは細菌の一側面についての話で、現代の科学においてはまだまだ常識的な範囲内である。
今回話す内容は、現代科学においては、まだまだ非常識と呼ばれる範囲の話になると思う。
しかし、近い将来、必ずや常識として認知される日が来るであろう。
そうでなければ、現代の行き詰まりは、もはやどうにもならないところまで来ているのだから・・・
さて・・・
唐突だが、皆さんは鶏の「卵の殻」について考えたことがあるだろうか?
卵の殻の主成分は、もちろんカルシウムである。
常識から考えれば、鶏の摂取するカルシウムは、卵のカルシウムよりも多くなくてはならない。
もし、卵のカルシウムのほうが多ければ、鶏の体内のカルシウムは根こそぎ奪われ、骨はスカスカになり、死んでしまうであろう。
しかし、現実的に鶏が十分なカルシウムを補給するということがありえるのであろうか?
土壌によっては、カルシウムが十分でない場合もあるであろう。
その場合、鶏の産む卵の量は減るのであろうか?
皮が柔らかくなるのであろうか?
フランスの生化学者にルイ・ケルブランという人がいた。
この人が面白い実験結果をいくつか残してしている。
それを紹介したい。
まずは、上記の疑問についての実験である。
ケルブランは、若い頃に石灰岩のない花崗岩地帯で鶏が卵を産むことに疑問を持った。
その地帯の鶏は、雲母を好んで食べていたという。
後年、ケルブランは次のような実験をした。
鶏を、カルシウムを含まない土壌で、カルシウムを含まない餌を与えて飼育した。
すると、鶏は軟らかい殻の卵を産むようになった。
ここまでは、常識の範囲である。
ここからだ。
ケルブランは、若い頃の記憶を元に、鶏に雲母を与えた。
鶏は、雲母に飛びつき、むさぼるように食べ始めたという。
雲母は、六角板状の結晶をなす珪酸塩(けいさんえん)鉱物であり、カルシウム分は含まない。
しかし、雲母を与えた結果、鶏は翌日からまた硬い殻の卵を産み始めたのである。
これはどういうことであろうか?
結論を話す前に、もう少し実験の話をしよう。
同じく、ケルブランの実験である。
ネズミの集団がある。
このネズミ達に含まれている窒素(N)の量は一匹平均5.96gである。
このネズミ達を長期間断食させる。
断食中の排泄物は全て集めておく。
断食後、かわいそうな話だが、ネズミを犠牲にして、身体に含まれている窒素(N)の量を測る。
それに、排泄物中の窒素(N)の量を加える。
常識的には以下のようになるはず。
(ネズミの体内のN量)+(排泄物中のN量)=5.96g(一匹平均)
しかし、実際は5.41gになる。
一匹当たり、0.55g窒素(N)が不足するのである。
鶏の実験からは、無いはずのカルシウムが生まれ、ネズミの実験からは、あったはずの窒素(N)が消えている。
今回は、空気では問題は解決できない。
さて、あなたはどう解釈する?
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はじめまして。私はケルヴランの研究をしている者です。同じように関心をもたれている方がおられることを知って、とても嬉しく思います。
ケルヴランの研究についてHPを作成していますので、よろしければご覧下さい。
http://homepage2.nifty.com/cosmo-formalism/index.htm
2007/7/17(火) 午後 3:54 [ fri*tag* ]
貴重な情報をありがとうございます。早速拝見します。m(__)m
2007/7/17(火) 午後 4:29 [ ohm**o34r ]
はじめまして☆昨日、日本珪素医科学学会の学術発表会で阿部一理さんが「現代栄養学を原子転換の理論で考察する」のテーマで発表された中身にニワトリの卵の話が出てきたので自宅に帰り、“鶏・卵・雲母”で検索したところここに辿りつきました。
約50年前にこのことに気付いたケルヴランってすごい方ですね!!!
2011/2/6(日) 午前 10:07 [ auc*ild*s ]
コメントありがとうございます。そんな発表があったんですか。内容を聞いてみたいです。
2011/2/6(日) 午後 6:16 [ ohm**o34r ]