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新年を迎えた。
振り返れば昨年は非常にバタバタした1年だった。
年末から高熱、年が明けて体調がすぐれないまま伊勢参拝。
その後、胃の痛みで胃カメラ。
その後も定期的に風邪をひき、夏には肺炎。
その後、肺炎の後遺症を引きずりながら、10月ぐらいまで体調が安定しなかった。
また結果の出ない1年だった。
一番力を入れていたカートは、レース数が少なく、また出たレースでは惨敗した。
富士山は悪天候で7合目で引き返し、始めたゴルフも上手くいかず、逆にやりすぎて肩を傷めた。
仕事は順調に進んだが、それ以外はとにかく目標とは正反対の結果だった。
特に凹んだのが12月のレース。
ハーフウエットの路面に対応できず、スピンを繰り返し、生き恥をさらした。
練習でもこんなに滑ったことがないくらい滑った。
練習の調子が良かっただけに、期待してくれていた人たちを裏切った形になった。
結果が出ないことがあることは分かっている。
それを反省材料にして次に進むしかないことも分かっている。
どうすれば勝てるんだ。
勝つためには、練習量を増やせばいいのか?
でも、そこまで時間はかけられない。
今までやってきたことはすべて無駄だったのか?
いろんな想いが浮かんでは消えた。
では勝つことに何の意味があるんだ?
そう何かが問いかけてきた。
勝った後に何が残る?
名声か?
それを自慢し続けるために勝つのか?
そんなつもりはない。
では、次の勝利を目指すのか?
もちろんそうだ。
では、その次も勝ちたいだろう。
それはそうだ。
延々勝ち続けたいのか?
出来ればそうありたい。
いつまで勝てば気が済むのか?勝てなくなったらすべて終わりか?
・・・
結局、結果ばかりを追い求めても終点はない。
目標を追い続けること、そして進化し続けること、その過程こそが重要なのだと気付いた。
レースで勝てなくてもいいじゃないか。
富士山の頂上まで行けなくてもいいじゃないか。
ゴルフのスコアが悪くたっていいじゃないか。
時には病気もするだろう。
レースやゴルフで恥をかくこともあるだろう。
山頂までたどり着けない日もあるだろう。
それをすべて受け入れて、楽しむ余裕さえあれば、悩むことなどない。
そう思えるようになって迎えた12月30日。
大雪の中、カートの所属チームのクラブマンレースが行われた(写真)。
勝ちたいという欲を持った人たちの集まりではなく、とにかく楽しみたいという人たちの集まりだったから雰囲気が良かった。
楽しかった。
スピンもしたが、レースではスピンせずクラストップチェッカーを受けた。
結果を求めず、結果を受け入れて次に進もう。
生きている間、そして死んでも進化し続けることが、生きていることの意味であり、その姿勢を保つことが僕の目標である。
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レーシングカート
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久々のカート。
前回の走行から2か月。
これだけ乗らなかったのは、本当に久しぶりではないでしょうか。
一人ぼっちでせっせと準備して、70周程走りました。
12月のレースに向けて、ある程度のセッティングをしようと思いましたが、路面がグリップしない。
ただ、前回からフロントの車高を上げて、これは正解みたい。
トニーカートは標準セットで乗るべきなのか・・・
しかし、新車からはかせているアドバンのタイヤは大失敗。
とにかくグリップしない。
路面の状態もあるが、このタイヤはもう買わない。
タイヤのせいにだけしたくはないが、次回のレースからはBSのタイヤに戻す。
エンジンも今はセル付きだが、ダイレクトに戻して、すべて一からやり直す。
不満ばかり書きましたが、トレーニングの効果。
一番分かったのが、木刀の素振り。
一日最低150回、多い日は1000回振り続けました。
これは効きました。
ステアリングを持つ手が疲労しません。
腕は何周でも行けそうですが、首がもちません・・・
でも、首を鍛えるって難しいよなあ・・・
午後から予定が入っていたのですが、先方の都合でキャンセル。
少し空き時間が出来たので、家の近くのゴルフ練習場で300球。
2か月でこの程度ですから、半年続いたらどんな身体になるのか楽しみ。
もちろんストレッチも忘れずに。
今から、長めの風呂に入って、追加のストレッチして寝ます。
しかし、明日の筋肉痛が少し怖い・・・
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本日、新しいカートのシェイクダウンを行なった。
さすがに新しいカートはいい!
ほんときれいに掃除して乗り続けないといけない。
前回の試乗でトニーカートの特性を理解したつもりだったが、乗り始めて大きな間違いだったことに気付いた。
新車の特有の張りと、シートの違いで、全く思うような走りにならない。
旧車のタイムよりも良いが、全く思うようにラインをトレースできない。
思うように動かないので、余分なステアリングの動きが必要となり、異常に体力を消耗する。
タイムが安定しない。
僕が求めるのは、安定したタイム。
一発のタイムはそこそこでいい。
ベストタイムのコンマ2秒落ちぐらいで安定してくれるセッティングを求めている。
トニーカートの挙動は理解したつもりだ。
基本的なセッティングは標準でよさそう。
しかし、シートポジションと素材は変更しなくてはならない。
理想のカートまでもう少し。
セットが決まれば、レースでも勝つことができるであろう。
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中古で購入後2年半乗った現カートの調子が悪い。
ずいぶん前から調子は良くないが、フレームの一部が破損してから、全く結果が出なくなった。
購入を検討し始めたのがつい最近で、マラネロか写真のトニーで悩んでいた。
マラネロはカッコいいが、ちょっと扱いづらい可能性があるという。
トニーはシューマッハも乗っていて、結果もお墨付きなので安心だが、カラーリングがイマイチ(僕らの間ではバッタと呼ばれている
そうした時に、チームのKさんがトニーの中古を購入して、中山サーキットのMaxエンジンコースレコードを出した。
そのKさんが、今日僕をそのトニーに乗せてくれるという。
購入の参考にということで、わざわざ時間をつくってくれた。
1回目の走行では、コツをつかむことが出来ず結果が出ない。
しかし、Kさんの走行を見て、さらにアドバイスをもらい2回目の走行に入る。
いきなり33秒71!
2年半のベストタイム33秒95をあっという間に更新。
さらに走行を重ね、ベストは33秒67まで伸びる。
タイヤもボロボロで、しかも平日の路面の悪い状態でこのタイムはあり得ない。
その後はベストタイムは狙わず、レース前提の頑張らない平均的な走りに徹する。
10周の平均が33秒8付近のコンマ0.1秒プラスマイナスで安定し、安定感も抜群!
現カートでは、10周の平均は34秒4付近で安定するので、0.6秒くらいタイムが上がっていることになる。
腕もあるが、シャーシも大切なことを実感。
やっぱバッタで決まりですかね。
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M.シューマッハが復帰して2戦が終わった。
第1戦は6位、第2戦は10位と黄金期を築いた数年前のような輝きは今のところ見られていない。
マスメディアからは集中砲火を浴びているようで、フェラーリの社長からは、「今F1で戦っているシューマッハは、以前活躍していたシューマッハの双子の兄弟」とまで揶揄されている。
確かにパフォーマンス的にも、ビジュアル的にも、以前のような戦う男のイメージはなくなっている。
色もフェラーリの赤から、メルセデスの銀へと落ち着き、色と戦い方もマッチしているように思われる。
シューマッハの復帰に向けて、僕自身、HDレコーダーを購入して、すべてのレースを観戦できる体制を整えた。
実は、シューマッハが引退してから、僕はほとんどF1を見ていない。
結果はネットで見ていたが、どのような戦い方をしたのかに関して、全く興味が持てなかったからだ。
つまり僕が求めているのは、シューマッハの結果ではない。
確かに、以前のような戦い方をして、勝利をしてほしい。
しかし、それ以上に、僕の関心は、シューマッハが どのような戦い方をするのか にある。
僕はシューマッハの戦い方から多くのことを学んだ。
その中で、最も僕の心の支えとなっているのが、
悪い状態を最悪にしない
ということだ。
もちろん、どのような分野でも、プロというものには
安定した結果
が求められる。
ある時は出来るが、ある時は出来ないというのでは、プロたり得ない
しかし、その安定した中にも波がある。
望んだ結果が得られる場合もあるが、得られないこともある。
その望んでいない結果が得られた時が最も重要だということにある時気付いた。
この時、いわゆる「キレた状態」になるとマズイ。
こうなってしまうと、悪い状態を最悪にしてしまい、修復不可能となる。
後で冷静に考えてみれば、悪い状態の時に、キレてしまいさえしなければ大したことはなかったのに、キレてしまったばかりに、被害を拡大させてしまったことは誰にでもあるだろう。
その キレない技術こそが、一段上のプロ なのだと思った。
シューマッハの戦い方の特徴は戦略にある。
もちろん、マシンの仕上がりが良い時には圧倒的に早く、大量のポイントを稼ぐ。
しかし、マシンの仕上がりが悪い時には、ピットストップのタイミングや、タイヤのチョイス、給油量の調整などを駆使して、悪いながらの最大限のポイントを稼ぐ。
そうやって前人未到の7度の世界王者に輝いている。
今年のマシンのパフォーマンス的にはまだトップランクではない。
戦略的にも精彩を欠いていることは否めない。
しかし、彼はこれから何かをやってくれるだろう。
以前のような赤をイメージさせる走りとは違う、燻銀の走りを期待している。
全く勝てなかったとしても、僕はそこから多くのことを学ぶだろう。
41歳でF1のレースを戦えること自体が奇跡的。
カートをやっている僕にはわかる。
だから、頑張ってほしい。
結果ではない、シューマッハの軌跡を僕は見たいだけなのだ。
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