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先週、ロンドンの近くの Hertfordshire 大学に見学に行ってきました。
Hertfordshire 大学には、全英で 23 ある薬学部の一つがありますが、まだ卒業生を輩出していない新設校です。
そのような新設校に何を見に行ったかといいますと、Hertfordshire 大学には薬学部以外の医療系学部(看護等)もあり、英国一、ヨーロッパでも一二を争う、臨床訓練設備があるのです。
飛行機パイロットの養成にシミュレータを使うのはいまや常識となっていますが、それに匹敵するシミュレーション訓練施設です。
もちろん、模擬調剤薬局などはあたりまえ。
上の写真は、一般家庭ではなく、「一般家庭を模した訓練設備」です。
家庭の居間、ベッド、ふろ場などで患者が倒れたりした場合のケースを想定した実習ができるというわけです。
他にも、模擬病棟、模擬ICU、模擬小児ICUなど、さまざまな模擬設備があります。
そこには患者や患児の人形があり、講師が遠隔コントロールルームでさまざまなイベント(例えば心筋梗塞とか)を起こせるようになっています。それに応じて患者人形の呼吸、脈拍、心音、心電図、顔色などがさまざまに変化したり、しゃべったり、苦しんだり、と、学生のアクションに応じて反応します。そして、こうした学生の様子は天井のカメラで録画・録音されるとともに、他の学生もレクチャールームでリアルタイムにみることができます。
自動車だって最初は公道ではなく教習所からはじまるのですから、医療系の実習もいきなり公道(医療現場)でやるよりは、最初はこのような施設を使う方がリーズナブルではありますね。。。
(あ、ちなみに英国の自動車教習には、教習施設はなくて、初日からいきなり公道らしいですけどね。)
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