英国・米国医薬品情報研修紀行

国家資格ゲッター (国家資格101種制覇)。予備3等陸佐。本職は某大学薬学部の教員。07年に英・米に滞在。

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大学通信課程

高校の教員免許を目指して、日本女子大学の通信課程の科目等履修生に在籍しています。
(女子大ですが、通信課程の科目等履修生は男性でも在籍できるのです。)

大学の通信課程ってどんな感じ?という方のために、ちょっとだけ内容をご紹介。

大学の通信課程のしくみは、だいたいどこの大学でも一緒です。
ふつう、スクーリング科目 (実際に会場で講義を受ける) と、テキスト科目がありますが、マイペースで履修できるのはテキスト科目。

自分は、「教育学概論」(4単位)と「教育工学」(2単位)の計6単位(いずれもテキスト科目)の取得を目指しています。

流れとしては、レポート提出→科目修了試験の順で、レポートと修了試験の両方に合格して、晴れて単位認定となります。
修了試験は、年に数回(日本女子大の場合は年5回)、全国で行われます。これだけは必ず会場に出向いて受験しないといけません。

レポート課題

日本女子大の場合は、レポートは1単位あたり原則1課題
教育学概論は4単位の科目なので、レポート課題も4課題もあります。

ちょっと教育学概論の今年の課題を紹介しますと、
1.古今東西の教育学者,教育思想家,または教育実践家を1人とりあげ,その人の思想や実践について述べ,さらにそれに対するあなたの意見を述べなさい。
2.第二次大戦以降の日本の教育課程政策の変遷について、各期の政策課題、特質と思われるところをあげて論じて下さい。
3.現在の「学校教育法」に記されている小学校・中学校・高等学校いずれかの目的あるいは目標の1つを選び,その特徴と思われるところをあげ,問題と考えられる点について論じてください。
4.第二次大戦以降の日本の学校制度について概観し、あわせて近年の学校制度改革についても述べなさい。
てな具合。いろいろ本を読んだりして勉強しまして、いずれも 2,000 字程度にまとめます。

レポート返却

で、先日、7月上旬に提出したレポートがかえってきました。

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成績は課題毎に、上からA+,A,B,C,D(不合格)の5段階で採点されます。

今回は4課題中3課題がA、1課題がA+でした。

めでたく A+ をいただいたレポートを以下にアップ。ま、好き放題書いてますけどね〜。。。。
課題3.現在の「学校教育法」に記されている小学校・中学校・高等学校いずれかの目的あるいは目標の1つを選び,その特徴と思われるところをあげ,問題と考えられる点について論じてください。

レポート内容
学校教育法(以下、単に「法」という)第五十条において、「高等学校は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び専門教育を施すことを目的とする」と規定されている。また、この目的を実現するため、法第五十一条第一号から第三号ではその目標として、「一 義務教育として行われる普通教育の成果を更に発展拡充させて、豊かな人間性、創造性及び健やかな身体を養い、国家及び社会の形成者として必要な資質を養うこと」「二 社会において果たさなければならない使命の自覚に基づき、個性に応じて将来の進路を決定させ、一般的な教養を高め、専門的な知識、技術及び技能を習得させること。」「三 個性の確立に努めるとともに、社会について、広く深い理解と健全な批判力を養い、社会の発展に寄与する態度を養うこと。」と規定されている。本レポートでは、特に上述の第二号を中心に、高校教育の現状とその問題点に関して論じたい。
まず着目すべきは、法第五十条では「高等学校は中学校における教育の基礎の上に、」と、中学校からの連続性が明示されていることである。同様に、中学校についても小学校からの連続性が明示されている(法第四十五条)。一方で、大学については高等学校からの連続性は明示的には規定されていない(法第八十三条)。すなわち、新制の高等学校は、完成教育を目指すものであり、大学予科としての位置づけはなく、ましてや、大学入試のための知識習得はその目標ではない。この位置づけは、旧制高校が大学予科、すなわちエリート教育機関として機能していたことへの反省とそこからの脱却を狙ったという側面がある。
しかしながら、昭和30年代前半までは、高校進学率は約50%であり、大学進学率に至っては約10%にすぎなかったのに対して、現在は、高校進学率は95%以上、大学進学率も50%を超え、大学全入時代を迎えている。このような状況下にあっては、たとえ、大学と高校とが固有の教育と位置づけられていても、現実的には大学教育もまた「高等学校における教育の基礎の上に」成り立っており、両者の連続性を無視しては一連の教育課程は成立しない。事実、1999年末には、中教審より「初等中等教育と高等教育との接続の改善について」として答申が出され、両者の接続は重要な教育政策課題として位置づけられた。
この連続性の実現は、高等学校の教育目標、すなわち法五十一条一号にある、国家及び社会の形成者として必要な資質の涵養や、二号にある、進路決定、教養を高めること、知識の習得、などと必ずしも相反するものではなく、むしろ大学が高校教育に求めるものと概ね合致しているといえる。しかしながら、大学入試が、大学教育と高校教育のほぼ唯一の接点となってしまい、上述の教育目標を満足させる高校教育の実現に困難をきたすようになってしまった。すなわち、進路として大学進学を選択した学生に対して、入試を極端に重視した教育が提供されてきた。事実、1997年の中教審第一次答申では、「過度の受験競争は、高等学校以下の学校段階における教育や学習のあり方を、受験のための知識を詰め込むことに偏らせる傾向を招き、(中略)学校教育が目指す方向との乖離を少なからず生じさせている。」と指摘している。
また、その教育が知識の詰め込みであっても、それが大学において求められる基礎学力を担保するものであれば救いはある。しかし、現状はそうではない。大学は、入試だけで必要な基礎学力を評価することは困難であり、あえてそれを課せば受験生にさらなる負担を強いることになる可能性がある。したがって、入試科目数などは自ずと限られてくるが、これに対して高校においては、入試科目以外の教育をおざなりにしても入試科目に特化した詰め込み教育を提供することになる。結果として、いわゆる「分数ができない大学生」に代表されるように、大学教育のための基盤形成という観点からも、全く好ましからざる学生が輩出されるという事態に陥っている。
こうした状況を打破するためには、1999年の中教審答申でも指摘されているように、これまで以上に高等学校と大学の間の連携や意見交換(高大連携)が重要になる。大学においても、入試制度やその入学試験の内容が高校教育に多大な影響を及ぼしていることを十分に認識する必要があることは言うまでもない。
最後に、法に掲げられた高等学校の教育目的・目標は、現在の高等学校の教育目的・目標として果たして適切だろうかと再考してみることも必要かもしれない。高等学校の位置づけは法制定当時、すなわち後期中等教育を高等教育の準備教育ではなく完成教育としての位置づけと本質的にかわりがない。そもそもこの位置づけは、旧制高校がエリート教育として位置づけられていたことへの反省とそこからの脱却を狙ったという側面がある。しかし、法制定当時と比較して、高等教育そのものが顕著に大衆化された現状を鑑みるに、今やそのような心配は杞憂であろう。1999年の中教審答申などをもとに、法においても、高校と大学との教育の連続性をより明示的に掲げるとともに、高等学校の教育目的や目標についても、再度見直す必要はないだろうか。

参考文献
1)〜7)略





まだ、教育工学のレポートと両科目の科目修了試験が待っています。。。。
がんばらねば。。











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いえいえ、単なる教員免許取得です。
学習指導要領にも「薬育」が加わりましたし、高大連携なども進めていかないといけませんし、高校生に薬学への興味を持ってもらうような活動も大切ですし。
そんなわけで、我々大学教員も今後は中等教育に無関心ではいられないと思っています。

2010/8/12(木) 午前 10:17 [ 「ひ」 ]

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シーラです。ブログ新しい方から読破中です。
なんかもう、大学生とは思えないレポートですね。
いい意味で。参考にさせていただきます。

2012/3/10(土) 午後 6:01 [ shi**ashi*ra ]

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ご訪問ありがとうございます。
ファン・友だち限定記事もたくさんありますのでそちらもど〜ぞ。

2012/3/11(日) 午前 10:27 [ 「ひ」 ]


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「ひ」
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