<誇大広告>健康食品、業者名公表もともと、健康食品やサプリメントに関して「薬効」を謳って広告することは、薬事法により禁止されてきました。それでも、薬事法スレスレの表現で、いかにも効果があるような「健康食品」や「サプリ」が世の中に氾濫しています。 このような状況を受けて、消費者庁では、悪質業者の業者名を公表することにしたそうです。 「飲むだけで確実にやせる」「がんに効くといわれている」といった誇大な広告を使用する健康食品について、消費者庁は30日、悪質な業者名を12月から公表する方針を固めた。健康被害や効果がないなどの苦情が絶えないことから、健康増進法の運用を強化し、同法に基づく行政処分に初めて踏み切る。(毎日新聞) しかしこれでは、
なぜなら、
健康食品と情報リテラシーそもそも、いわゆる「健康食品」に顕著な効果を期待することが間違っているのです。(1) 顕著な効果があれば医薬品になります。 医薬品になっていなくても、製薬企業が黙ってませんぜ。 (2) 効果がマイルドでも、有用性があれば、医薬部外品、保健機能食品(特定保健用食品、栄養機能食品)などになります。 それでも「健康食品」に過度の期待をしてしまうのは、「一般消費者」の側に、「からだの機能・病気と薬・食品との関係」に関する情報を読み解く力(リテラシー)がほとんどないからです。 テレビ番組の偏った健康情報にとびついたりする「フードファディズム」も、まさにリテラシー不足が原因といえるでしょう。 食育・薬育の重要性こうした事態を打開するには、きちんと学校教育の中で「医薬品や食品、栄養に関するリテラシー」を身につけてもらうことが重要です。あわせて、一般の方への啓蒙も重要でしょう。※食育: 「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること(食育基本法より) ※薬育: 食育の「クスリ」版。
ところで、リテラシーの基盤としては、最低限の算数・理科は必要です。 しかし、そのための基盤はどんどん危ういものになってきています。 医学薬学・生命科学が急速に発展しつつあるのに、医薬・健康情報リテラシーの基盤たるべき理数系の教育がこの状況では、リテラシー以前の問題かもしれません。 (図は私がまとめたものなので、間違っていたらごめんなさい。生活科はその半分を理科とみなして作図しています。) ちなみに、よく「理科離れ」と言われますが、私は「数学」や「図工/技術家庭」の授業時間もあわせて、理工系の基盤をなす教育と考えるべきではないかと思っています。 「図工」や「技術家庭」の衰退もまた、「生きる力」を衰えさせているのではないでしょうか。 この際、「総合学習」の時間で、「健康番組の信憑性に迫る」てな学習でもしてみてはどうかと思うのですが、現職教員の先生、いかがでしょう。「生きる力」、身につきますぜ〜。 (あ、これ日本女子大通信の「教育工学」のレポートネタにすれば良かったかな。) |
医学薬学
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こんばんは、薬屋です。
「薬育」いい言葉だと思うのですが・・・。6年位前は、教育ギョウカイから冷めた反応だった。と聞いたことがありますが、その後はどうなのでしょう?
せっかく学校○○師というのがあるのでもっと活用すればいいのに・・・と思いますが、どうなんでしょう?
閉鎖的なのは、どのギョウカイも同じなような気がしますが、間違っていればすみません。
薬屋。
2010/12/2(木) 午後 10:14 [ tnv*200* ]
学校の実情はよくわかりませんが、新しい保健体育の学習指導要領には医薬品の適正使用が盛り込まれていますから、全く無視ということもないと思います。
確かに、学校薬剤師の活用も必要ですね。
ただし、教員免許がないと、あくまで補助者としてしか教えられません(薬剤師の調剤補助と同じ感覚ですね)。
そもそも、教育そのものに関しては、学校薬剤師といえども、部外者であることには間違いないんですよね。(校医だって保健の授業はしないわけでして、教育そのものを担う立場じゃないんです。)
というわけで、目指せ教員免許、でもあるわけです。(少し強引)
2010/12/4(土) 午前 11:13 [ 「ひ」 ]
教員免許頑張ってください。
では。
2010/12/4(土) 午後 0:35 [ tnv*200* ]