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第二級陸上無線技術士(通称 二陸技)です。 何をする免許?無線設備の技術操作を行うための免許です。無線設備の操作は通信操作と技術操作がありますが、この免許は後者。 放送局や通信所、最近では ETC のゲートなどの保守運用に必要な免許です。
具体的な操作範囲は、 ・次に掲げる無線設備の技術操作 1. 空中線電力2kW以下の無線設備(テレビジョン放送局の無線設備を除く。) 2. テレビジョン放送局の空中線電力500W以下の無線設備 3. レーダーで1.に掲げるもの以外のもの 4. 1.及び3.以外の無線航行局の無線設備で960MHz以上の周波数の電波を使用するもの ・第四級アマチュア無線技士の操作の範囲に属する操作です。 位置づけとしては、第一級〜第三級陸上特殊無線技士の上位資格になります。 (ちなみに自分は、第一級〜第三級陸上特殊無線技士は取得していません。陸上系は直接、二陸技を受験しました。) 免許証の様式上の写真の免許証は、二つ折りの、いわゆる「手帳型」と言われるタイプ。写真は、提出した写真を貼り付けて、エンボスによる割印がなされています。 基本的には昭和の時代から変わらぬアンティークなデザインの免許証です。 表紙の色は、技術士が明るい青緑、通信士が深緑に金文字押しと、ちょっと技術士の方が安っぽいです。 実は、これを発給された翌年度(平成16年度)から、写真は「スキャン」になってしまい、ページも白色の光沢紙になり、何となく重みがなくなってしまいました。 そしてさらに、最近ではカード型になってしまったとのこと。 ということは、自分の持っている免許状の様式は「旧々様式」ということになります。 意外と中途半端な免許第二級陸上無線技術士ですが、難易度はそれなりに高いとされています。(無線工学の難易度は第一級総合無線通信士とほぼ同じ) 逆に、第一級陸上無線技術士との難易度の差は、あまり大きくありません。 自分はそのあたりの事情を知らずに、二陸技→一陸技 と素直にすすんだのですが、最近の年間免許発給数を見ると、二陸技よりも一陸技の方が多くなっています。累積の発給数でも、以前は二陸技の方が多かったのが、最近では逆転しているようです。 すなわち、
自分の経験に照らしてみても、二陸技を受験するのであれば、同年に一陸技も受けてみることをお薦めします。 科目合格制度がありますし、二陸技に合格する実力があれば、ちょっと頑張れば一陸技にも合格すると思うのです。 それに、一陸技と二陸技では、無線の操作範囲だけではなく、他の国家試験・資格取得において、パワーに大きな違いがあります。 (電気通信主任技術者、職業訓練指導員(電子科)、教員免許などの取得にあたっては、二陸技より一陸技の方が圧倒的に有利です。) そういう意味では、二陸技は意外と中途半端な免許といえるでしょう。 |
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