英国・米国医薬品情報研修紀行

国家資格ゲッター (国家資格101種制覇)。予備3等陸佐。本職は某大学薬学部の教員。07年に英・米に滞在。

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木曜日からカリフォルニア医療薬剤師会 (CSHP; California Society of Health-care Pharmacist) の学会(学術大会のようなもの)に来ています。

カリフォルニアは薬剤師の力が強く、ある一定の範囲で、地域のプライマリケア(クリニックの運営)を薬剤師が行っています。
こちらで薬剤師になるには、普通は、高校を卒業後、一般の4年制の理系大学を卒業し、さらに4年間かけて Pharmacy School で専門教育を受けます (Pharm. D コース)。(日本のように高卒後6年間で薬剤師となる制度もあるにはあります。)
さらに、卒後(薬剤師免許を取得後)も、1 年(場合によっては 2 年)の有給研修(postgraduate pharmacy residency training)を行うのが普通です。
(今私が訪問している Kaiser Permanente DI center では、卒後 2 年目 (PGY2) の研修のみを受けていれています。)

カリフォルニアは薬剤師不足で、以前は薬科は 3 校しかなかったのですが、現在は 7 校に増えています。
調剤テクニシャンが制度化されているので、何から何まで薬剤師がやるわけではなく、日本ほど人数はいらないようですが。
そのためか、薬剤師の給料は比較的良いようです。Kaiser Permanente DI center の研修薬剤師 (PGY2) で年報 70,000 ドル、約 800 万円です。
ま、日本でいえば「4 年制の大卒後、さらに 4 年間勉強して博士の学位と薬剤師免許を取って、社会人になって 2 年目」にあたるのですから、薬剤師不足も考慮すればそんなものかもしれません。

で、CSHP には学生やこの秋卒業した薬剤師が多数参加しており、各医療機関では、研修受け入れのために宣伝ブースを出しています。写真はその宣伝ブースの様子です。みんな熱心に研修受け入れ先を品定めしています。

カリフォルニアの薬剤師は、多くが東洋系(日系3世を代表格に、中国・香港系、韓国系、フィリピン、ベトナムなどなど)です。2/3 以上が東洋系じゃないでしょうか。CSHP の要職の方にも、日系の方がたくさんおられます。
というわけで、私が学会に参加していても全く違和感がありません。相手も当然現地の人と思って、気軽に話しかけてくるので、「いや、日本から来た」というとその時点でびっくりされたりします。

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