英国・米国医薬品情報研修紀行

国家資格ゲッター (国家資格101種制覇)。予備3等陸佐。本職は某大学薬学部の教員。07年に英・米に滞在。

医学薬学

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日本医療薬学会年会

幕張メッセで開催中の日本医療薬学会年会に参加しました。

今回はめずらしく発表もなく(ちょっとネタ切れ気味。。。)、純粋に参加です。

自分の発表がない分、口頭発表の会場では沢山質問してきました〜。楽しかったです。


薬物相互作用関係も、さまざまな研究があって、やっぱり学会は楽しいですね〜。

しかし、がん関係の発表が多いことといったら。。。
(もちろん、がん専門薬剤師の認定要件を満たす目的の方が大半だろうな〜。。)

明日は別の講演会があり幕張の方には参加できません。。。残念。

アロマテラピー(?)

エッセンシャルオイル


イメージ 1


勤務先で使用しているエッセンシャルオイルたち。

シダーウッド、ラベンダー、カヤプテ、ブラッドオレンジ、ライム、ティートリー、ゲラニウム、ペパーミント

といったあたり。

梅雨時の好みは、ティートリー+ライムのブレンド(これはオリジナル)です。


イメージ 2

↑こんなかんじで、オフィスの隅のアロマランプから、ときどきディフューズしてます。
普通は数滴使用。でも、ゲラニウムは匂い強度が強いので、一滴でも十分です。


何かに効くの?


アロマテラピーに関しては、今のところ科学的根拠は確立していないです(と認識しています)。
(すなわち、科学的には「効かない」ではなく「効くか効かないか、まだ判断できない」です。)

薬学者としては、少なくとも薬のような効果を期待するものではないと思っています。

以前は、NIH の Medline plus にある Herbs and Supplements の項目で、ラベンダーによるアロマテラピーはエビデンスB(科学的根拠あり)に分類されていたと記憶しているのですが、最近閲覧したらエビデンスC(科学的根拠は不十分)になってました。

ま、そんな理屈は抜きにして、個人的には香りを嗅ぐと気分転換になったり、リラックス感が得られるので、使っています。

ティートリーとかは、キャリアオイルに混ぜて塗ると抗菌効果があるとの話もありますが、これもエビデンスに関しては不十分みたいですね。

薬学的にきちんと研究してみても面白いとは思うけどなぁ。少し研究してみるかな!?


所持しているアロマ関連 (?) 資格


薬剤師・博士(薬学)・・・・きちんと「療法」としての科学的側面を評価できます。
臭気判定士(試験合格のみ)…臭気に関する科学的知識が得られます。
アロマテラピー検定1級・・・これは民間資格なので、ちょっとね〜。
              科学的根拠のないことも勉強をさせられます。(ちょっとイヤ)
              内容も浅薄ですが、ファッション感覚の試験としてはこの程度かと。。。
(あ、日本アロマ環境協会の顧問には共同研究先の偉い先生もいたっけ。。あんまり悪口言わんとこ〜。。。)






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交際女性に点滴し堕胎 容疑の医師を逮捕

妊娠した交際相手に「ビタミン剤」と偽り子宮収縮剤の錠剤を飲ませたり、点滴して流産させたとして、警視庁捜査1課と本所署は18日、不同意堕胎の疑いで、医師の小林達之助容疑者(36)=金沢市もりの里=を逮捕した。捜査1課によると、小林容疑者は「知りません」と否認しているという。同課は小林容疑者の自宅を家宅捜索し、子宮収縮剤の入手ルートの解明を進める。

子宮収縮剤の実名 (商品名/薬物名) は報道されていないが、メジャーどころではメテナリン(一般名 メチルエルゴメトリンマレイン酸塩)といったところだろうか(あくまで推定である)。

以下はその添付文書(メテナリン注)の抜粋である。
禁忌(次の患者には投与しないこと)

1.  妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
効能又は効果

 子宮収縮の促進並びに子宮出血の予防及び治療の目的で次の場合に使用する.

   胎盤娩出前後,弛緩出血,子宮復古不全,帝王切開術,流産,人工妊娠中絶
妊婦、産婦、授乳婦等への投与

1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと.
    [子宮収縮作用により,子宮内胎児への悪影響,流産のおそれがある.]

医師の倫理観があまりに欠如していることは言を俟たないが、本来人間の幸福のために開発され、使用されるべき医薬品がこのような目的に使用されることは、薬剤師として、薬学関係者として、憤りを禁じ得ない

先週、学生に「妊婦に対して投与禁忌の医薬品」について講義をしたばかりだが、さすがにこのようなケースは想定外である。



しかし、患者さんの希望しない薬が投与される、すなわち「処方された薬が、患者さんの考え方や価値観と合致しておらず、患者さんは決して喜んではいない」、、、そんなケースは実際の医療現場では沢山あるのかもしれない。

2010.5.20 一部加筆修正

薬学会 at 岡山

岡山の薬学会から帰ってきました。
修士2年の学生さんは、卒業式は終わっているのですが学会発表があるので、この学会がおわって、本当に旅立ち、という感じです。
みんな立派に発表してくれました。

学会に来ると「研究頑張らねば〜」とモチベーションが上がります。

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で、学会前日はちょっと早めに岡山入りしたので、岡山後楽園をはじめて観光。
さすがに日本三大名園といわれるだけのこともあり、なかなか趣のある庭園です。田園を思わせる芝生に曲水が美しい。





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現在お世話になっている病院です。米国で最初に設立された小児専門病院で、現在でもそのレベルは世界最先端。

普段はこちらの建物ではなく、研究棟にいるのですが、来月の一週間程度は、小児 ICU (PICU) における薬剤師などの活躍を見学するために、ラウンドなどに参加させていただける予定です。世界最先端の小児集中治療室ですからね〜、楽しみ楽しみ。

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