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2011.01.18のマンション学会・関西フォーラムに参加した。
講演は
テーマ「マンションの耐震補強法・安全な住まいにするために」
講師
鈴木計夫氏(大阪大学名誉教授)のお話しだった。
私の個人的な感想から言えば、大学時代を思い出す構造力学の世界に立ち戻れた。
私自身、構造力学のような話が好きな方だと思っている。
ある専門学校で二級建築士の構造力学の講師をアルバイトでしたことが20数年前にある。
言葉は悪いかも知れないが、構造力学などは、わかれば非常にわかりやすい議論になるからである。元々が理系の人間であり、文系の人たちの簡単なことを複雑化して訳の判らない議論を深めるような話よりも、解が単純明快である。いろいろな前提条件はあっても、複雑怪奇な人間模様まで入れた議論をしないところに理系の良さがあるのだろうと先生のお話を聞いていて、テーマとは全く関係のないことを考えていた。
このセミナーには、途中参加で、ほぼ半分ほど話が終わったところで聞き出したので、全体像はよくわかないところがあったが、免震構造についておもしろい指摘をされていたいと思う。
耐震設計のあり方で、RC建物の等は基本的に剛に造るだけだが、1階部分をピロティーで壊れやすくし、肋筋を増やし、プレストレスの鉄筋で復元力のある構造体にすれば、地面と構造体を完全に分離するような免震構造よりも圧倒的に安い金額で、実質的な免震構造の建物が出来るというのが、先生のおしゃっていた内容であり、soft-first-storyと言うそうだ。この考え方の建物が結構これからでてくるそうで、大阪で言えば弁護士会館が関西ではその走りとのことだった。
また、印象に残っている話として、日本のマンションをもっとリッチな空間にするために、3メーターぐらいの奥行きのあるベランダにして、そして、メゾネットタイプにすれば、ベランダでゴルフの素振りができるようなマンションを建てるべきだとの話をされた。
今、私はそのメゾネット型のマンションの建て替えの仕事をしているが、そのマンションの居住者の方が、建て替わったマンションでベランダでゴルフの素振りが出来ないんですかとの質問を受け、それは出来ませんねと答えいたことを思い出しました。
メゾネットがいやで建て替えに向かっているところもありますが、いずれにしろ何かをすれば何かを失うことになる。トレードオフの関係をできるだけ少なくするものづくりが必要だと感じつつ、メゾネットタイプが構造力学を専門の先生から推奨されるとは・・・・。
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マンション
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