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ビール大麦の収穫

今年は8ヘクタール(1ヘクタールは100m×100m)のビール大麦を栽培しました。

冬の間の気温が低かったため収穫は遅くなるとの予想でしたが、春の気温が高めに推移し、収穫は6月1日から6月13日までと平年並みになりました。短期間で急速に生長したこともあり、実がやや細身で、全体としては不作気味となりました。

就農時から自家製ビール大麦でビールを作りたいと思っていました。ハードルは高そうですが、今年は実現したいと思います。


◆ビール大麦の収穫
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穂の曲がり具合を見て収穫敵機を判断します。
種まきをした時期によって若干異なるので、一つ一つの畑を確認してから収穫します。

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収穫時は好天が続き、収穫作業は順調に進みました。

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今年は自家製ビールづくりに挑戦したいと思います。

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田植え

今年の田植えは、4月21日に植え始め、5月30日に植え終わりました。

今年は冬季に降雪が多かったため、水が潤沢で田植えの準備が順調に進みました。ところが、育苗期間中の気温が高く、苗が徒長(とちょう・生長し過ぎること)してしまうという問題が起きました。やはり自然相手なので全てはうまくいきません。

作付面積は主食用米の「コシヒカリ」が約10ヘクタール(1ヘクタールは100m×100m)、飼料用米の「月の光」が約4ヘクタールの合計14ヘクタールです。私が就農した3年前の作付面積は7ヘクタール弱だったので、2倍以上に増えました。今年の4月に入ってからも3人の貸し手に作付依頼され、忙しい田植えになりました。

作付面積の拡大に対応するため、作業効率化の手段として、今年はコシヒカリ全面積で1坪50株植えをしました。従来の1坪60株植えだと育苗箱を10アール当たり16箱使うところ、1坪50株植えだと10アール当たり12箱で済みます。育苗の手間・育苗資材・育苗ハウスの面積のどれもを減らすことができます。さらに、田植え時に育苗箱を運搬する手間も省けます。昨年実験的に1坪50株植えを試したところ、1坪60株植えと収量に大きな差はないことから、今年から全面積で1坪50株植えにしました。

また今年は実験的に高密度播種も試しました。高密度播種とは、育苗箱1箱にまく種の量を従来よりも増やして育苗する技術です。我が家は通常、催芽モミ(さいがもみ・水分を吸って芽が出た状態のモミ)で1箱165g播種します。高密度播種では1箱300g播種しました。高密度播種対応ではない一般的な田植機でかき取り量を最小にして1坪50株で植えたところ、10アール当たり10箱でした。播種量については今後調整が必要ですが、生育に問題がなければ徐々に高密度播種を広げていきたいと思います。

水稲栽培は数千年の歴史があるのに、技術的にはまだ進化しています。積極的に新技術を導入して、経営の効率化・安定化を図っていきたいと思います。


◆田植えの様子
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4月21日に田植えを始めました。

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4月下旬の気温が高く、苗が早く伸びました。
早く植えたくても、田んぼを田植できるようにする準備には時間がかかるため、
苗が徒長してしまいました。

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今年のコシヒカリは全量1坪50株植えをしました。
単位面積あたりに使う育苗箱の数が減るため、特に苗の運搬が楽になりました。

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田植えは5月30日までかかりました(写真は飼料用米)。
左隣はビール大麦畑です。刈り取り適期が迫っています。

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左は従来の1箱165g播種、右は1箱300gの高密度播種です。

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我が家の田んぼでタガメを捕まえました。
(飼おうと思いましたが逃げられました。)

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2015年4月に、東京の電機メーカーの会社員から、栃木県大田原市の妻の実家で農家になり、3年が経ちました。

知り合いはいない、農業技術は全くない、という中でのスタートでしたが、この3年間で、義両親や地域の皆さんから農業技術を学び、ようやく自信をもって農作業に取り組めるようになってきました。

またこの間、経営規模を拡大し、農機などの農業設備の充実を進め、経営感覚も身についてきたと自分なりに感じています。

その一方で、全国には先進的、かつ、大規模に農業経営をしている農家がたくさんいます。我が家はどういう方向で農業を営んでいくべきか、日々苦悩しています。

そういったことも含め、自然という大きな枠組みの中で、自分自身でリスク管理をし、家族とともに仕事をする農業は、本当に素晴らしい職業だと思います。

学ぶべきことはまだたくさんあります。ますます楽しみな4年目です。

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麦踏み

11月に種をまいたビール大麦は、12月〜3月にかけて2回〜4回麦踏みをします。

トラクターに麦踏み機を取り付けて、麦畑をぐるぐると走り回ります。何百kgもある麦踏み機で麦をつぶすのは麦がかわいそうな気がしますが、麦踏みには、①過剰生育の抑制、②分げつの促進、③根張りの向上、④耐寒性の向上 といった効果があります。

今シーズンは11月〜1月にかけて気温が平年よりも低めだったため、麦踏みに適した状態にまでなかなか生育が進みませんでした。結局1回目が2月中旬にずれ込み、2日目を3月中旬に行いました。

例年のビール大麦の収穫時期は6月上旬ですが、今年は少し遅くなるのかもしれません。豊作になることを願っています。


◆麦踏み
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トラクターに付けた麦踏み機。
昨シーズンまでは共同の麦踏み機を使っていたが、作付面積が拡大しているため、今シーズンは自前のものを作った。

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ナス部門の時給は831円

3シーズン目となったナス部門は、3月13日に片付けまで含めた全ての作業が完了しました。

所得と労働時間をもとにナス部門の時給を計算しました。


 ◆ナス部門成績(2017年・10アール・木の本数630本)
所得(売上ー経費※) 823,528円
労働時間(家族全体) 991時間
時給 831

※ナス部門単独でかかった経費のみ。例えば他部門でも使用する軽トラックの維持費は経費として算入していない。


2015年の時給は917円2016年の時給は890円だったので、年々時給が下がってしまっています。

理由は次の2つと考えています。
  1. 規模を縮小した(2015年850本 → 2016年660本 → 2017年630本)
    ※規模を縮小すると作業効率はどうしても低下します。

  2. 8月の日照不足による収量の低下
    ※8/27にブログで紹介しています。

目標としていた時給1,000円からは離れてしまっていますが、今後も経営改善を進めて時給アップを目指すとともに、おいしいナスを作りたいと思います。


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耕畜連携(こうちくれんけい)とは、米や野菜を栽培している耕種農家が畜産農家へワラなどの飼料作物を供給し、その代わりに畜産農家が耕種農家へ堆肥などを供給する地域の循環型農業のことです。

かつてはほとんどの農家に牛や馬がいたため、各農家が循環型農業を実践していたわけですが、現在は分業が進んだため、耕種農家と畜産農家でやり取りされるようになりました。

我が家は私が就農する前まで牛を飼育していましたが、現在は畜産をやめたため、昨年より近隣の畜産農家と耕畜連携を始めました。

耕畜連携により、耕種農家と畜産農家が無償でお互い必要なものを交換できるわけですし、化学肥料の使用を減らすことができるので、可能な限り耕畜連携をしていきたいと思います。


◆耕畜連携
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米の収穫の際にワラを長いまま田んぼに残しておきます。
このワラを畜産農家が利用しやすいように圧縮して固めます。

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ワラは牛の餌になります。

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牛の堆肥を田んぼに散布してもらいます。

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堆肥により土づくりができるとともに、化学肥料の使用を抑えることができます。

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10月末に収穫して、ハウス内に陰干ししていたトウガラシを、1月上旬〜2月上旬に選別して出荷しました。

出荷にはいくつか納品方法があります。我が家は「房」で納品しました。トウガラシの実を一つ一つもぐのとても時間がかかるので、単価は下がりますが房で納品することにしました。

作業効率と寒さ対策のため、トウガラシを陰干ししているハウス内で作業をします。ハウス内にトウガラシから出る粉が充満し、マスクをしていても咳が出て大変でした。

トウガラシの選別・出荷は、我が家の農閑期に作業ができます。思っていたよりも良いお小遣い稼ぎになりました。

今年もまた同程度の規模(2,000本程度)で栽培する予定です。


◆トウガラシの選別・出荷
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「栃木三鷹(さんたか)」という品種を約1,900本を栽培し、ハウス内で陰干ししました。トウガラシの実を振って「カラカラ」という音がしたら出荷適期です。

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作業効率と寒さ対策のため、トウガラシを陰干ししているハウス内で作業をします。ハウス内にトウガラシの粉が充満し、マスクをしていても咳が出て大変でした。

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トウガラシの木にはトウガラシの実が房状にいくつも付いています。

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1つ1つの房をはさみで切り取ります。

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房での納品は、一つ一つの実での納品よりも単価が下がりますが、作業はだいぶ楽になります。

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白い袋に入れて出荷します。
330kgほどになりました。

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出荷先は大田原市のトウガラシ専門メーカー 吉岡食品工業です。

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作業が終わるとハウスがきれいになってすっきりしました。

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2018年の方針

就農して3回目の新年を迎えました。

私は就農した2015年まで電機メーカーに勤め、ほぼパソコンの前で仕事をしていました。一方、農業は体を使う時間が7、頭を使う時間が3といった具合で、体を動かすのが好きな私としてはちょうどよいバランスです。自然の中で仕事をし日々新たな発見がある農業は、本当に素晴らしい仕事です。

我が家の2017年の農業経営はトウガラシを新規に始め、かつ、水稲・大麦・大豆の面積も拡大しつつ、経営の効率化により外部委託を減らすことができました。2018年は農地が約1ヘクタール(1ヘクタールは100m×100m)増えます。3年間蓄積してきた記録を元に、更に品質の向上と経営の効率化を進めていきたいと思います。

具体的な経営効率化の手段として、以下の農業ITを導入します。
最新テクノロジーをうまく活用して、楽しく農業経営ができればと思っています。



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氏神様の神社

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営農支援システム「アグリノート

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