翁の相場道

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強欲になるな

相場を張る上で強欲になるなと私は良く述べる。

何十億と稼ぎ出すくせにそれは強欲ではないのかと思われるかもしれない(笑)

だからその本質をきちんと述べようと思う。


強欲になるなとはどういうことか?


まず第一に、銘柄に惚れるなということである。

特定銘柄に拘ってしまい、チャートが崩れていても長期では投資足りうる銘柄だとして保有を解消しない。

これは非常に強欲である。

特定銘柄の将来など誰にもわからない。

そこの経営者が有能な経営者だとしてもその経営者が予期せぬ事故や病気で突然いなくなったらどうなるだろうか?

こんなことは滅多に起こることではないが、絶対に起こらないということにはならない。


雪崩はここでは絶対に起こらない。

そう確信することはあらゆるリスクを想定して対応していないということを意味する。

何事も絶対はないのである。

100年に1度の雪崩がその絶対安全と思われた場所で起こる可能性は小さい可能性だとしてもあり得て、その可能性がたまたま現代のその場に出くわしてしまった人たちを死に追いやることはあり得る話なのである。

特定銘柄の将来性があっという間に暗転する事態となるなど日常茶飯事なのである。

それでも特定銘柄に拘る投資家はやはり強欲なのである。


第二に、すべての機会を捉えようとするなということである。

注目はしていたものの、たまたまそのとき場を離れていて見逃した機会が到来し、するすると順行してしまったとき、しまった逃したくないという思いが常に投資家に生じる。

いわゆる飛びつきとか追っかけとかいう話だ。

こういうことをしてしまうということはこの機会をみすみす逃すことは長い相場人生の中であってはならないことだと考えている自分がいるということを認識しなければならない。

あまりに、あまりに強欲である(笑)

私は個人としては結構な総資産を日本株式市場で作り上げてしまったが、それはすべての機会を完璧に捉え続けてきたからではない。

そんなこと出来るわけがないという謙虚な姿勢を保ち続けてきたからである。

つまり数多くの絶好の機会を華麗に見逃してきた(笑)

いやいや愚かにも見逃してきたのである。

しかしその利を逃した愚行に見える行動も裏返せば、焦った売買はしていない、次の機会を待てばよいという余裕な姿勢であるという意味で、良き行動なのである。

相場では毎日多くの絶好の機会が生じ続けている。

それなのに継続して総合的利益を上げ続けることができない投資家が多いのは、ただ強欲にすべての機会を捉えようと血眼になって肩肘張って相場を張っているからである。

実際はそんなにパソコン画面に一日中張り付いている必要性などないですよ(笑)


私も場中にしょっちゅう別のことをあれこれしたりしております。


第三に、緩慢だが迅速な利益確定をするということである。

強欲な人は自分の手がけた銘柄が何倍にも何十倍にもならないと気が済まない。

確かに実際そういう大化けする銘柄は少なからず存在し続けているが、当然ながら滅多にないことも、自分がそれだけを選べるわけがないことも、理解しなければならない。

強欲な投資家は適切な利益確定が本当に出来ない。

取ったリスクに対して十分見合うリターンに達したら最低でも一部は利益確定すべきである。

いつ何時何が起こるかわからないのだから、その事態に備えて適宜実現益を積み上げておく行為は非常に謙虚な売買である。

しかし強欲な投資家はそうすると最終的利益が減ってしまうと主張する。


どんだけ強欲なんだよ(笑)

あんたは神様ですか。

底と天井をピタリと当て続ける予言者ですか?



強欲になるな。

強欲になっている投資家は結局売買が下手であり、低確率な突飛な行動を常に犯し続けてしまうということである。

だから強欲になるなということなのだが、そもそも投資をしようと思うこと自体が金儲けという欲から始まっているだけに、ここから最初から逃れられる投資家は非常に少ないのである(笑)




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