翁の相場道

日々淡々と市場の考えを見つめよ!

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どう売買するか

どう売買するかということは投資家がまず最初に考え、そしていつまでも考え続けることである(笑)

投資家の数だけ手法はあり、どれが正解というものはない。

従って私がこう売買しろと提示する気はさらさらない。

巷の無数の素人先生方ほど私は傲慢ではないし、相場のことをよく認識しているから、相場のことをよく知っていればいるほど言えなくなるし、言わないのが大切であり、投資家本人のためであると思うようになるからである。

これは売買経験を本当に長年積んだものにしか絶対にわからない感覚である。

平気であの銘柄がよいこの銘柄が買いだ、こういうテクニカル分析で売買するのが良い、こう指標は使うとか教授しようとする人を見ると悲しみと怒りしか沸いてこない(笑)


だから細かくどう売買するかを言う気は全くない。

ただ、全く何の指標もなく投資初心者が売買するのは海図のない航海をするようなものであり、一応ある程度の方向性を示す海図は提示する必要がある。

海図を得たら後の舵取りはそれぞれの投資家次第である。


その海図を私は提示したいと思う。


まず、短期売買を強く勧める。

巷では逆で投資初心者は長期投資が原則であるとされている。

これは相場のプロから言わせると大間違いなので強く訂正しておきたい。

長期投資はプロ中のプロでも難しいものである。

実際それですばらしい成績を残し続けているのはバフェットくらいのものである(笑)

そのバフェットでさえ、最初から長期投資家だったわけではないということを知らねばならない。


その理由を述べよう。

それは売買経験である。

長期投資の場合、人間の投資家人生50年として、売買経験が圧倒的に足りなくなる。

それは相場観を全く養うことができないで投資家人生を終えるということを意味する。

東通工株を東京店頭市場上場時に買って今も保有しているとかセブンイレブンジャパンだとか近年ではヤフージャパンだけを保有し続けているというような圧倒的銘柄選択眼とどんな株価の大変動もどんな企業の栄枯があっても保有し続ける忍耐力があるなら長期投資も悪くはないし、相場観など知らなくても大丈夫だが、自分に圧倒的繁栄をし続ける超高成長企業だけに投資できる将来を見通せる神のような集中長期投資が出来ないのなら、売買経験を積んで安定した利益を積み重ねる技術を養うために短期売買を行うべきである。

そうやって売買経験を積むことで長期においても適切な仕掛け手仕舞いを出来るようになるかもしれない。

いずれにせよ、投資初心者であればあるほど短期売買から始めることが何より大事である。

相場の素人たちは自分たちが出来ないくせに長期投資を勧めることが多いからぜひ気をつけて発想の転換をしてほしい。


次に、資金投下は小さく、しかしきちんと行う。


初心者ほど有り金全部使って一攫千金といったものを夢想し、100万円を三年で10億円にしました〜といったたぐいのくだらない株本に飛びついてしまう(笑)

宝くじに高額当選した人の話を聞いても宝くじに高額当選出来るようになるわけではない(笑)

当たり前ののことなのに意外と忘れてしまっている真実だ。

相場の世界は厳しい。

宝くじに高額当選したかのような相場での一時的成功をもたらす人が目立ってしまうような努力したから成功できるとは限らない世界である。

しかしこの考えに私はやや異論を持っていて、やはり研鑽に勝る成功への道は相場道においてもないと考えている。

そのための第一歩は資金投下を小さくやることなのである。

投資に使える資金は人によって違う。

100万円かもしれないし、1億円かもしれない。

しかしどちらにしてもそれを一気に全部使って、信用使って3倍資金投下してなんてことをしてはいけない。

一時的成功者の成功時の話ではなく、一時的成功に終わってしまった者の、終わった後の話を聞くとよいだろう(笑)

失敗の原因は常に投下資金過多である。

だからこれを生涯やらない基本中の基本として投資初心者の段階から置いておくことが非常に大事である。

そしてもう一つ、きちんと行うということである。

きちんと行うというのは仮想売買ではなく、きちんと身銭を切るということである。

リスクを負うということは実際に負ってみないことには何もわからない。

仮想売買でどれほど優秀な売買成績を収めたところで実践売買で同様の成績を残せることはまずない。

投資家としての覚悟が全くできていないからである。

これを養うためには最初からきちんとリスクをとり続けること、最初は10万円という小さな額だとしても仮想ではなく現実にきちんと資金投下するということである。

自分自身が未熟でも失敗してもそれでもその経験は糧となる。


最後に売買記録を付けることである。

投資家にとっての教材は唯一、自分自身の売買記録である。

ここには無限の可能性が詰まっていることにほとんどの投資家たちは気づいていない。


巷の素人先生の推奨銘柄を手に入れるだとか、投資顧問の指示通りに売買するだとか、くだらないものに手を出す投資家があまりに多い。

しかしそこには何の可能性もない(笑)

あなた自身の投資家としての成長要素が一切ないのである。

それはそこに依存するとしてそれがなくなったら生きていけないということを意味する。


ところがあなたが売買を決断し、売買した結果を詳細に記録した記述物は成功取引にも失敗取引にも多くの成長要素が隠されている。

自分はどういったことを相場で感じてしまいやすいのか、どういうパターンに引っかかりやすいのか、臆病すぎるのか、忍耐がないのか、拘りすぎなのか、様々なあなたの改善点が見つかっていく。

それをひとつでも改善策を見つけて改善できれば一つ成長することになる。

記録をつけないとたいていの人たちは遠い過去であればあるほど記憶に薄い売買であればあるほど忘れてしまうから圧倒的記憶力を持つ天才でない限り、きちんと覚えている内に記録をつけておいて後で振り返るときに利用して投資家として成長できるようにしておいた方がよいのである。


どう売買するか?

という命題に対して私は巷で盛んに言われていることとは全く異なることを述べた。

しかしこれを愚鈍に続ける投資家が一定の成功を収めないわけがないと私は確信している(笑)





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