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何時までも、何処までも欲望を追い求めて止まない資本主義社会の申し子は
買い手を求めて地球の最果てまで開拓?し、資源を搾取し続ける。
先進国?の国民は医療の発達とやらで人生が長らえたと喜び
自分のことさえ儘成らないばかりか自分のことさえ認識できないで・・・
老いた後までも働き続けて、俺は九十まで現役だと自慢する
若い人は働く場所さえなくて、俺おれ詐欺の片棒を担ぎ
人の嫌がる仕事に付かせようと、介護や農業、林業をすすめる
鍬やスコップひとつ持ったことのないひ弱な若者は見向きもしない
農業や林業の仕事もなめられたものだ
なめているのはそんな政策を考える輩だ
僕は今年5回ばかり帰省した
山に入り田畑や過疎地を訪ね、シャッターの下りた商店街を歩き
想像だにしなかった姿をこの目で確かめた。
如何考えたって政治の貧困であり
地方行政の事なかれ主義、やる気のなさの末路だと思わざるをえない
今日、地方分権が取りざたされていますが
果たして平成の大合併で市に昇格した田舎町に
自ら企画し実行する能力のある人材がいるのだろうか。失礼ながら疑問に思う。
崩れたこの国の姿を再構築しようと
誰もが足掻いているにも拘らず
坂を滑り落ちる人で溢れかえり
心もとないロープをよじ登るような人々
もう止そうじゃないか
壊しては造る時代はこの先どれほど続くと言うのだろう
造り続けなければ豊かさから置いてきぼりにされる恐怖感から
開放されなければ
九十才まで働き続けることを自慢し、棺おけの中だけに安らぎを感じる人生なんて
俺は遠慮する
若い人に社会の席を譲ってやろう
何時までも現役で出しゃばり、老害を振り撒かないことだ
凡人は凡人らしく老いれば
選挙権も放棄して、若い人が活躍できる社会を・・・
僕はそう思う。
僕等の出る幕は井戸端会議で満足しよう。
サイズ32x93cm
合板に漆喰塗り 墨
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