角の墨彩画

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 円高・株安が止まらない。
  
 無策批判 野田財務相会見後、加速
 管首相と白川日銀総裁との電話会談で具体的な対策示されなかった事を踏まえ「どこまで円高が進めば政府・日銀が焦るのか、外国市場は試しにかかっている。」 

 こんな記事が8/25付けの新聞1面に掲載されていた。

 俺は、10日ばかり前にこのブログで、政府・日銀総裁の無策について少し触れた。それはデフレ対応策に付いてだったのだが、要するに、特に戦争を知らない政治家と言うか、<実社会を知らない政治家>と言えば良いのだろうか?そんな世代の政治の主義・主張はまともだと思えるのだが、どこか現実離れでひ弱さを感じる。それはどの政党にも当て嵌まるし、今日政党の違いはベルリンの壁が崩壊してから左程大きくはない。所謂、純然たる資本主義や社会主義は消えてしまって社会資本主義に姿を変えている。共産主義、共産党は過去の遺物でしかなくなってしまった事に未だ気がつかないのか、それとも鞘に収められないのか?そのことに今回は触れない。

 さて、今日の日本の政治家って信頼に値する?って事だけど、僕は否定せざるを得ない。それは政党を超えて、と言う事だ。その理由として幾つか以下に書く。
  
 1、僕達、団塊の世代や団塊の世代より10年ばかり前に生まれた人々、つまり昭和二桁以降に生まれた国民は戦後教育を受けた、ヨーロッパでなくアメリカの豊かで自由な社会に憧れる伴に戦後の貧しさから開放されること、富の分配を下々にまで行き渡ることを願い、社会正義の為にと社会主義に走った。そのことは当然であり、反安保闘争・大学紛争が長きに亘って続いたが1972・2・19浅間山荘事件、74年東アジア反日武装戦線による企業爆破事件で国民、学生からそっぽを向かれノンポリ学生が増え始め社会主義運動は衰退して、やがて今日の無党派層の増大へとなったと思う。団塊の少し前、団塊の世代は当時の自分達の置かれた社会システムを、確かに壊したかったし壊しもした。が、新たな価値観やシステムを自分達の手で築く事が出来なかった。築く事が出来なかったが流れは確実に変わった。世の中のシステムは労働者や学生の要求を政治、資本家は受け入れざるを得なかったし、受け入れても成長するだけの力、成長する勢いがあったのだろう。戦後二十年もの長いシステム破壊闘争は終わってみたものの、団塊の世代の人々は新しいシステムを自分達の手で作ることは出来ないで、いつの間にか高度経済成長という渦に巻き込まれ日々働き、成長の果実を分配されて生活をエンジョイした。
 その団塊の世代の人、政治家や地方のボスが十年ばかり前からこの日本の表舞台に登場してきた。それが「自民党をぶっ壊せ!!」の元小泉首相であり彼から後の首相である。小泉首相から後の四代は全て団塊だといって良い首相だ。彼等は二、三世であり実社会生活で汗水垂らし苦労したことのない人達だ。この人達はやはり壊す事を身に着けてはいたが、果敢に新しいシステムを作る喜びを味わってはいなかった。
 これらのことから推測すると団塊世代の首相が続くとするならば、日本の政治は低迷せざるを得ない気がする。僕の推理は良く当るが、こればかりは当って欲しくない。

 2、今日の日本では どうして、こんなに若くて苦労知らず、世間知らずの政治家が多く誕生したのだろう。その昔、半世紀前のことだが、大宅壮一郎が「1億人総白痴化」と揶揄をしたことを覚えている。彼の総白痴化は現実となり、テレビ番組は相対的に面白、可笑しくその時その時楽しければ事足りる風潮を時間を掛けて作り出した。真面目人間は敬遠され、軽薄で面白い人間がうけるご時勢になった。バブル経済下人間の姿さえしていれば何処で働け、今では考えられない程のサラリーを手にした。金儲け話で日が暮れた。コツコツと勉強することや3K(危険、きつい、汚い)職場はダサいと敬遠される有様だった。それに加えて、小学生の教科書が薄くなり大学入試受験科目は軽減されて、大学入学後に中高の教科を教えてやらなければどうにも成らない大学生が誕生したのだ(勿論のこと、勉学に励む学生がいることを知らない訳ではない)。要は苦労しないで稼ぐ事、楽な生活を送ることが前提にあった。バブル経済時代働く機会に恵まれ、然も応募する側つまり労働を提供する側は強気だった。アルバイトだろうがフリーターであろうが派遣社員だろうがその気になれば正社員にだってなれた。若いときは拘束されるのを嫌い、自分中心に世の中が動くかのような錯覚を抱き、今と言う目先の自由を追い求めた。目先の自由とは格別な意味を持っていた訳ではないし、何かを深く求めたわけでもない。早く言えば怠惰に生きただけなのだ。
 バブル経済は決して長くは続かなかった。バブルが弾けると不良社員、お荷物社員は当然先頭を切って解雇された。今まで派遣だのフリータだの、で自分中心の生活を送っていた連中は慌てた。日本中が失業者で溢れ、正社員への道は絶たれたといっても良い状況が長きに亘って続いている。そんな生き方、働き方が骨の髄まで沁みこんだ若者は転職しようにも社会人としての基礎が欠け、学習意欲や忍耐力が相対的に低い。職場は年齢、経歴や生き方が違う人達の集まりであって必ずしも働きやすいとは限らない。新卒の若い労働者は、軽作業でない限り実に役に立たない。少しは仕事が出来るようになるまで数年から職種によっては5年、10年も必要になるだろう。仕事が出来る様になるまでに、職場の人間関係で苦労もする。調子の良い奴、影でコソコソする奴、協調性の欠けらもない奴とか上司にぺこぺこへつらうが部下に対しては罵倒する者、お人好しでいつも利用される人etcの集まりが職場だと気が付くだろう。それが人間の姿であり働くと言う事はその中で自分を生かすことだ。仕事を覚えることと人間関係を知る、人間の持つ善悪を知ることを同時にやらなければならない。人間的にも、仕事に対し素晴らしい上司や同僚がいる一方受け入れがたい相手もいる。その事実を個人としてどの様に認識し消化するかで以後の人生が変わることは間違いないだろう。

 実社会で生きると言う事はごちゃ混ぜの価値観や人間性の真っ只中に身をおき続けることで、其処から逃げる事は出来ない。一生涯生活できる親の財産があれば別だが、自分の意に沿わないことから逃げる事は生活が維持できない事であり、他人の存在を認めないことに他ならない。自分は他人に認められたいが他人を認めないとは余りに排他的で料簡が狭すぎる。

 続きます・・・・・ 
 

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