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民主党、菅首相再選される。
世間もマスメディアも菅首相再選という流れというか「空気」を作っていた。僕は、この2週間の報道に強い関心を持った。どう考えても、小沢元幹事長に不利な報道が多く、マスコミに嫌われることの恐ろしさを再認識すると共に、世論は作られるものだと思う。世の中の「流れ」「空気」というものが国民の一人一人の自発的思慮から生まれ、その集合体であるならば良いのだが、実際はそうではない。
それは、この2週間の世論調査の頻度は異常で、事あるごとに小沢氏の不人気振りを数字で報道した。
マスコミに登場した御偉い?先生方、評論家諸氏の中に小沢氏の主張を一体何人が賛同しただろう。大多数が「反小沢的」先生方、評論家を登場させていた。これで報道が公平であるとはとても言えない。
ちなみに、14日の臨時民主党大会での菅、小沢氏の主張を比較してみればお分かりの通り、菅氏の主張内容は「1にも2にも3にも雇用」とクリーンな政治が主で他なし。経済、財政や官僚制度のあり方、沖縄の基地問題、北朝鮮の拉致問題、日中間の領土問題等には触れずに終わった。対する小沢氏の発言は、15分という制約の中で多くの問題に取り組む姿勢を明らかにした。
私は、小沢氏の所謂世間で言うところの「政治と金」に関し反発し、これまで表立って多くを語ってこなかったことが不思議でならなかった。が、今回の民主党党首選挙期間中の共同会見での主張を客観的、公平な立場で聞いた上で小沢氏に賛同した。
だが、結果は小沢氏の惨敗に終わった。
世の中には色んな「空気」が流れている。この空気に異を唱える事は僕の仕事では勿論ない。「空気」が正しいとは言えない事が多々ある。「意図的に作られた空気」や「今の国民に都合の良い空気」もある。
もっと社会保障の充実を計れ、もっともっと老人福祉医療を充実し雇用を計れ、と言う。これらは今の老人に恩恵があっても900兆円の債務が有るこの国の若い人には借金が重く残るだけで、若い人に負担を強いるだけだ。老人福祉・医療関係で生産雇用を計ることは負の生産なのではないだろうか?(負の生産と言う言葉僕の造語です。)
菅総理は雇用、雇用といえば景気が良くなると思っているが余りに経済音痴すぎる。雇用が先ではない。仕事の発生、つまり経済発展があって雇用が産まれるのだという事を知らない。彼はどの様な職種の雇用があると言うのだろう。しかも、完全失業者4,5百万人にいる今日、10万20万では焼け石に水だろう。
菅首相は再選された。
僕達は、作られた「空気」「風向き」を鵜呑みにしないで、作られる「空気や風」を一度疑ってみても良いのではないだろうか?
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