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日本音楽史における重要なバンドをあげるとしたら、このフリッパーズ・ギターもそれに 値するバンドじゃないかな。 70年代初頭にニュー・ロックを確立した【はっぴいえんど】も然り、70年代中期以降の ロックを引っ張り続けた【RCサクセション】然り、そして80年代末に登場し、音楽業界に とどまらない影響を与えたこの【フリッパーズ・ギター】もそうだと思います。 フリッパーズ・ギターは1989年から1991年まで活動したバンド。そんな短い活動期間 ながらアルバム3枚を残します。洋楽志向を強くアピールした1stから、実験性を高めた 3rdアルバムまで極めて挑戦的に作品を作り続けました。 初めは5人編成でしたが3人が脱退し、小山田圭吾と小沢健二の2人組となります。 フリッパーズ・ギターのジャンルはネオアコ系やギターポップで括られる事が多いですが、 このフリッパーズ・ギター登場後、数多の同系バンドが登場する事となります。 フリッパーズ・ギターの影響度の大きさは多くのフォロワーを生んだ事からも一目瞭然で すが、それを受け入れる日本の土壌を形成した事が何よりも大きいと思われます。 そして洋楽しか聴かなかった若者を巻き込んだ威力は殿堂入りに値するでしょう! フリッパーズ・ギターって「オシャレさが売りのバンド」だと思っている人もいるのでは? それは大きな間違いです!時代が彼らを追いかけただけなのです。誰もがダサい音楽 を演ってるつもりはないでしょう(笑)。彼らは音楽だけでなく、アート、ファッション・・・に いたるまで影響を与えました。そう、時代が彼らをオシャレなバンドに仕立てたのです。 彼らの何が凄いって、当時の音楽業界をクソ扱いしたような反骨精神が凄いんですよ。 自らがレコードコレクターズである小山田くんが洋楽アーティストの曲を引用して作品を 発表するなんて、ただパクリと言えばそれまでだが、やはり日本の音楽業界をナメていた としか思えない。彼らの存在が後に「渋谷系」というオシャレなジャンルを生む事になるが、 それは彼らの望むところではなかったはず。彼らはミュージシャンである前にリスナーで あり続けたかっただけだと思う。リスナーとして曲を作り、リスナーとして音楽業界に対抗 したと思える。80年代に横行した歌謡ロックに対して日本では無名な海外バンドの曲を 引用する事で、日本の音楽の幼稚さ、陳腐さを訴えたかったのではないかな? 音楽的才能と芸術的センス、そして感性の鋭さはもちろん一級品だが、聴き手としての レベルもやはり一級品と言えます。 「今の日本に聴きたい音楽など全くないね!こんな音楽で満足できる人間になりたくない! そんなヤツは音楽を聴く資格なんてないんじゃないの!」という感情が表れているよう。 (…これはあくまで個人的な想像ですが…) そんな意見に同調した(オシャレな雰囲気に乗っかっただけ?)バンド達が続々出てきま すが、どうしてもフリッパーズ・ギターのような衝撃を与えるまでには至りませんでした。 だって彼らの楽曲は本当に質が高い。もちろん今聴いても新鮮で瑞々しく、蒼く清々しい 疾走感に溢れています。彼らのヒット・ナンバー「恋とマシンガン」の1曲をとってみても、 メロディの繊細さ、アレンジの完成度、多様多種のジャンルと取り込む探究心の旺盛さ など同時期の他のバンドとは歴然とした差を感じます。 90年代における日本インディーズ・シーンにも大きな影響を与え、洋楽親善大使としての 役割も担ったフリッパーズ・ギター。多分、おいどんのブログを読んでくれている洋楽ファン の中にもフリッパーズ・ギターだけは別格のバンドとして聴いてきた人も多いのでは? しかしこんなカワイイ顔をした若者達がそんな感情を持っているとは思えませんよね〜!? - - - くれぐれも今回は超個人的な妄想で記事を書きましたので(笑) - - - Flipper's Guitar - Goodbye, our pastel badges(さようならパステルズ・バッヂ) -
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懐かしいですね。ファンの人に「Friends Againってバンド知ってる?」って聞いてもほとんどの人が知らなかったし、私は元々ネオアコ(グラスゴー)が大好きだったので、最初は好きではありませんでした。が、その数ヵ月後には好きになっていました。
2007/8/18(土) 午前 11:47 [ red**006*222 ]
レッズさん、一番乗りありがとうございます!
フリッパーズってたまに聴きたくなるんですよねぇ。今回の記事を書くために聞き直したら「やっぱオシャレだわ」と思い、でもここまで洋楽ファンに好まれた理由は何かあるはずだと疑ってかかりました(笑)。おいどんがタイムリーだったからか分かりませんが、まわりの洋楽ファンはみなフリッパーズも聴いていました。何かがあったのでしょう。
2007/8/18(土) 午後 1:07
私もフリッパーズには多大な影響を受けてきましたよ。
「海へ行くつもりじゃなかった」聴いたときの衝撃は今でも忘れられません。それまでネオアコなんてまったく興味がなかったのに、、、フリッパーズにPUNKな精神を感じちゃって(笑)
ライブには一度だけ行ったんですけど、興奮しすぎてあんまり覚えてないです…
最初と最後のアルバムでまったく違う音楽に進化しちゃってるのがすごいですよねー。ヘッド博士ではSLY&THE FAMILY STONEの曲の一部を完全に使っちゃってるとことか、結構笑えました。
2007/8/18(土) 午後 7:29
コーさんもですか!彼らとの出会いは衝撃的でしたよね。PUNKですよPUNK!
フリッパーズでネオアコに目覚め、ネオアコ系洋楽を聴き漁りました。未だにネオアコ、ギターポップは大好きだもん。ライヴいいなぁ〜。小山田くんも小沢くんもカワイイし女性にはたまらない(?)でしょ?
2007/8/19(日) 午前 3:18
私もフリッパーズ好きですよ。技術的には下手ッピーズだったかもしれませんが(笑)志の高さとセンスの良さが音楽好きにはよ〜く伝わりましたね(^^
小山田氏は現在も精力的に活動してますが小沢氏はどうなんでしょう?二人の1stソロも発売当時は良く聴いたものです。。。
2007/8/19(日) 午前 3:44 [ ekimaejihen ]
駅前事変さん、こんばんは!フリッパーズ好きが多くて嬉しいです!
言われる通り技術うんぬんよりも志とセンスは抜群でしたよね。当時の日本の音楽界に必要なものはソレだったんですよ。音楽好きが求めていたのはソレだったんですよね!
小山田くんは頑張ってますが、小沢くんは何してるんでしょうね?確かに全然知らないなぁ(笑)
2007/8/19(日) 午前 4:10
私は、80年代の学生時代、完全にアズテック・カメラやペイル・ファウンテンズ、オレンジ・ジュースなど山ほど英国系ネオアコを聴いていたので、ほぼ同世代だとも言えます。まぁ、正直、ヤラレタ(あ、それ、俺らやりたかった)ってのが周りには多かったと思いますね(笑)。自分らもやりたかったくせに、今度は批判側にまわるという。。。(苦笑)。
2007/8/20(月) 午前 11:39
スパイクスさんの年代はやっぱそうですか。ネオアコ系全盛期ッスかね?フリッパーズはみんなが大好きだった音と見事に実現化してくれたバンドと言えばそうだし、正直ヤラレタと思った人も多いでしょう。でも「やった者勝ち」みたいな感じもあるし認めるしかないでしょう。「ウマイなぁ〜」というのが大部分の意見ですかね。日本人好みにもアレンジしてあるし、やっぱセンスいいですよ。
2007/8/20(月) 午後 5:38
パーフリの銀盤でこれだけ持ってないんですよね〜
2015/11/16(月) 午後 2:14 [ coccocoko ]