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音楽は自由だぁ〜!!! 60'sUKサウンドを愛好する者として、やはりストーンズは偉大すぎる存在。 そんな偉大なストーンズの記事を書く事は後にも先にももう無いかもしれない。 「ストーンズであえて1作書くなら他のを書いてよ!」 と思われるかもしれませんが、そこは1967年に恋い焦がれ、サイケデリックに身を汚してしまった私なのでご勘弁を。 『サタニック・マジェスティーズ』はフラワームーヴメントに彩られた1967年作。 ストーンズ識者達の間では ”輝かしいストーンズの歴史の中で唯一の汚点” と酷評された事もある作品らしい。 私はストーンズ識者の方達と討議する気は全くありません。ただ私のアンテナが本作に反応しただけです。 ストーンズの作品というより素敵な時代の空気を充満させた素晴らしい1作品として捉えています。 私は所詮後追い世代です。タイムリー世代に勝てる点があるとすれば先入観が少ない事かな? “ストーンズがサイケに染まっちゃダメ”とか”ストーンズが『サージェント・ペパーズ』の影響を受けないで”とかは個人的に全く興味ナシ。所詮後追いですから(笑)。 自分の好きな年代の好きな音を純粋に追い求める事ができるのが後追い世代のいい点だと勝手に解釈しています。 でもストーンズの作品として聴いても、初期ストーンズから次の過程に移行しようとする重要期の作品であるし、“ストーンズ・サウンド”の殻を自らの手で破壊した意欲的な作品だと思います。 本作から感じるのは「背教者」「悪徳」などですが、それって結局”ストーンズ・カラー”そのまんま? なのでストーンズらしさを保持しつつ、そのサウンドに得体の知れない劇薬をぶっ込んで出来上がった奇形と捉えるのがいいのかな? 幻惑音楽を自分達のサウンドに見事に取り込んだビートルズと、幻惑音楽に飲み込まれたストーンズ??? 印象的にはビートルズが勝者でストーンズは敗者ですが、そうはいかないのが1967年マジック。 確かに『サージェント・ペパーズ』は素晴らしい。でも『サージェント・ペパーズ』にはない凄みが本作から圧倒的に感じます。 このアルバムで一番好きな曲は 「2000 Light Years From Home」 。 サイケ好きな私らしいでしょ? サイケデリック特集のビデオで延々と流れていたこの幻覚トリップナンバーがメチャメチャ気に入って、誰の曲かを調査開始(BGMとして流れていただけなので誰の曲か分からなかったんです)。 ・・・・・・・・・・。 その答えはザ・ローリング・ストーンズ。 ????? んな訳ないやろ〜!! ・・・・・・・・・・。 しかし事実だったのですねぇ。 曲像もボーカルスタイルも全然ストーンズに持つイメージとかけ離れていた。 でも既にその魅力の虜になっていて、洗脳されてしまってたのです。逆にストーンズってやっぱスゲエわと思ったもんです。 混沌から一筋の光が差し込むようなヴィジュアル・イメージを喚起させる。聴覚もですが視覚にも痛烈に訴えてくるんですよ。 ストーンズっぽくない(?)効果音とストリングスアレンジに染め上げられているのも、この時代がなせる技。幻想的なサウンドに導かれて知らず知らずに幽体離脱してユートピアを彷徨っている感覚を覚えます。 「A Day In The Life」と双璧の至福のトリップナンバーですね。 そし?b> 「She's A Rainbow」 は本作の代表曲。当然大好き♪ 哀しくも美しいニッキー・ホプキンスのピアノと、ジョン・ポール・ジョーンズもアレンジに加わったストリングス&ホーンアレンジが印象的な感動的なナンバー。 この曲はサイケデリックに飲み込まれる事なく、サイケを味方につけたストーンズ流サイケデリックを展開していると思います。 あまりにも美しいそのメロディとピアノのリフレインに涙腺も緩んじゃいます。 まさに脳内にカラフルな虹ができる至宝の1曲です。 他にも「In Another Land」「2000 Man」「The Lantern」なんかも大好き。って全曲好きなんだけど。 心地よい黄泉の泉へ私を流してくれます。 出だしで”音楽は自由だ”と書きましたが、誰がどんな曲を演ってもいいと思う。 当時はブルースやジャズ、ソウル、映画音楽などあらゆるジャンルにサイケデリックの影響が出ました。 サイケデリックは音楽シーンだけでなくカルチャー全体を飲み込んでしまったのです。染まるなと言うほうが無理でしょう。 ストーンズらしからぬサウンドだと評価するのではなく、逆に1967年がそれほど凄まじかったと思うほうが自然なんじゃないのかな? The Rolling Stones - 2000 Light Years From Home -
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出ました、ストーンズ。私はサイケ前夜のフォーク・ロック路線のストーンズも好きです!おいどんさんは’67年、サイケがお好きなんですね。だったら、ジミ・ヘンのファーストやセカンドがそろそろ出てくるのかな?
2008/2/17(日) 午前 0:10
cpiz42riversidesongsさん
お察しの通り1967年のサイケデリックにどっぷり浸かっている私です。
ジミヘンさんも当然大好きなので記事を書こうと一時期思ったのですが、熱狂的なファンが多すぎるので断念しました。でもそのうち絶対書きますよぉ〜!!
2008/2/17(日) 午前 0:27
あっストーンズだ!と思ったらこれなんですね(笑)嫌いじゃないですけど。。。ストーンズのアルバムであまり聴く回数が多くないアルバムのかなり上位ではありますかね(^^;
これが最後だなんて言わないでどんどん書いてください!(笑)音楽は自由ですから。
2008/2/17(日) 午前 2:17 [ ekimaejihen ]
駅前さん、ストーンズの記事を書くのはやはり重かったです(笑)。
でも音楽は自由ですもんね。聴き手の捉え方も十人十色。どんな感想を持ったっていい訳ですからね。
そう言われると勇気が湧いてきまいした。またストーンズに挑戦したいと思います。でも正直これが一番好きなんだよなぁ〜(笑)。
2008/2/17(日) 午後 0:03
リリース時期の関係から元々のアルバムタイトルは『Cosmic Christmas』なんですよね。I wish your merry Xmas〜のメロディが入ってたりしてますもんね(笑)。実はキースのギターが格段にクリエイティヴに良くなるのはこのアルバムの頃からなんですよね。つまりオープンチューニングのエレクトリックへの利用を試み始めた時期です。この少し後くらいに出たシングル「Child Of The Moon」がストーンマニアの中でも最高評価の隠れ名曲です。この曲のシュールな映像(PV)もボヘミアン風のかっこ良さが溢れてます。
2008/2/17(日) 午後 2:43
スパイクスさん
元々は『Cosmic Christmas』だったんですか。へぇ〜、ストーンズは全然詳しくないんですよ。補足して頂いて助かります。
「Child Of The Moon」は何かに入っている曲なんですか?隠れ名曲なら是非聴いてみたい!と思いYouTubeで探してみました。ストーリー性のあるPVですね。ミックが少し怖い感じです(笑)。曲もメッチャカッコイイ!教えて頂きありがとうございます。
2008/2/17(日) 午後 10:33
すいません。
これはやはり一番聴かないアルバムですねぇ・・・。
ストーンズらしくない、とは思いませんが、僕は曲が微妙な感じを持っています。あくまで個人の印象です。
じゃ書くなって感じですが、やはり僕は平凡な感性なんだなぁ。
でも「Shes a reinbow」とこの「2000 Light Years From Home」だけは、ずば抜けて大好きなんですよね。
2008/2/18(月) 午前 0:55
自分もストーンズ大好きで初来日見に行きましたけど、「2000光年の彼方に」や「シーイズレインボー」をやったことに妙に感激しました。
2008/2/18(月) 午後 10:54 [ jag*ut6* ]
jagnoiseさん
そっか、これは聴きませんか...。というより当初の予定では皆さんそんなコメントをしてくるものだと思ってたんですよ。でも予想に反して意外と皆さん聴いておられるようで驚いた次第でございます。
正直私も「Shes a reinbow」と「2000 Light Years From Home」が抜群に好きなのでアルバムランクでも上位になっちゃっている感じです(笑)。
2008/2/19(火) 午前 0:34
jagout69さんも初来日を見に行ったんスか。いいなぁ〜。
ステージでの「Shes a reinbow」や「2000 Light Years From Home」なんて鳥肌が立つくらい興奮しそうですよね。
この辺は地方はやはり不利だぁ(泣)
2008/2/19(火) 午前 0:44
おっ、出ましたね。確かに、70年代でもクソミソに言われていたアルバムでしたが、買って聴いたら、そんなに言われるほど悪くない、いやむしろいいんじゃないと思いました。「ダンデライアン」や「We Love You」は、好きだったのですんなり入れました。ただ、私がストーンズに求めるものとは違ってたのは事実です。
2008/2/19(火) 午前 1:50
コシさん
世界中のほとんど人がストーンズに求めているサウンドとは違っていると思います。私だって当然そうです。ストーンズの他の作品と比べるとそうなりますが、アルバム単体で聴くと素晴らしい作品だと思います。聴き手がアルバムに何を求めてもいいと思いますが、もし期待していたものと違ってもアーティストには全く関係ない事ですよね。
2008/2/19(火) 午前 10:01
僕はストーンズ、このアルバムから入っちゃったんです。凄い入り方してしまいました。ストーンズのカッコ良さを認識するまで少し時間がかかってしまったのは言うまでもありません…。でも、今聴くとこのアルバム好きですよ。
2008/2/20(水) 午前 0:36 [ xie*ie_*ka*a ]
xiexie_okadaさん
なんとこのアルバムから入られるとは!!たぶん少数派でしょうね(笑)。この作品はストーンズの歴史の中でもかなり異色な作品ですからね。でもビートルズも『サージェント・ペパーズ』から入ると微妙なような気がします。発表順に聴くのがベストですけど数が多いとそうもいかないですもんね。
2008/2/20(水) 午前 10:49
もともとストーンズってR&Bにベースを持ちながら、時代の流れにさかわらず少しだけ消化してきた「マーケティング・バンド」だと思っているんですよ。(プライマル・スクリームもそうしたバンドだと思います)だからサイケだろうが不思議はないですね、ディスコだってやっちゃったし^^。私はこのアルバムはレインボウと2000光年があるだけで素晴らしいアルバムだと思いますよ^^。
2008/2/23(土) 午後 3:55
PIGBAGさん
ストーンズってどうなんでしょうね。時代の流れに逆らっているような逆らっていないような...?(笑)
時代の流れに逆らいつつ、時代の流れを読んでいた。ってのが私の感想かもしれません。ただ本作のサイケ路線は時代の流れに乗ったのではなく、時代の流れを利用したって感じを受け止めています。
う〜ん、何が言いたいのか分からなくなってきた(笑)。
確かに言われる通り、レインボウと2000光年のみで十分名盤に値します。この2曲が同じ作品に収録されているってだけで大満足です♪
2008/2/23(土) 午後 8:08
これは多分
おいらストーンズで一番好きな作品です。
SGTペッパーよりも大分好きですね。
ビルワイマンの曲が聴けるのもよいですね。
2008/3/12(水) 午後 4:43
ぽんちゃん
私もストーンズで一番好きな作品はこれですね。「Shes a reinbow」と「2000 Light Years From Home」の2曲だけでも超歴史的名盤です。
『サージェント・ペパーズ』と比較するのは厳しいですね。方向性が違うように思います。『サージェント・ペパーズ』は『サージェント・ペパーズ』。これはこれの良さですよ。
2008/3/13(木) 午前 0:52
この記事、だいぶ前かと思ってたんですけど、まだ今年だったんですね。私もブログ1年目で一回取り上げようかと思ったんですけど、なぜか流れてしまいました。まあ「20世紀のロックアルバム」でこれを取り上げることができて良かったと思ってます。TB返しさせて下さい。
2008/9/14(日) 午後 0:38
コシさん
そうですね。私もだいぶ前に書いた気がしてました。その節もコメントを頂きありがとうございます。今後もコシにTBできる記事を多く書いていきたいです!
2008/9/15(月) 午前 11:19