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ドイツで結成されたクラウト・ロック(ジャーマン・プログレ)・バンド、GURU GURU。 本盤は彼らの1ST作なのですが、スッゴイですねぇ。ごっついですねぇ。イッっちゃってますねぇ(笑)。 "いかにもドイツ"って感じの凶暴重戦車級サウンドが、油を飛び散らせながら爆走しております。 プログレというより完全にサイケ。混沌としたアシッド濃霧が渦巻き、窒息しそうです。 とにかく重く、暗く、暑苦しい!圧倒的なカオスに飲み込まれ、増幅する寄生虫に脳内を蝕まれ、発する負のオーラは、かなりドロドロでGURU GURU(笑)。 こんな陰険で無愛想なインナー・ヘヴィ・トリップ・サウンドは、気分がムシャクシャした時や超ネカティヴな時に大爆音で聴くしかありません。 地底深くまで沈み、人格を破壊し尽くしちゃいましょう!ズルズルと底なし沼に落ちて、嘔吐しちゃいましょう! 落ちるとこまで落ちちゃったら、毒と狂気が飛び交う無限地獄が狂喜乱舞の快楽天国に変わります♪ アシッド濃霧警報の発信源は、必要以上に手数の多い暴れ太鼓、重く這いずりまわるベース、そしてネットリとシツこいギター。この3者が無秩序に絡み合うと、警戒基準を超えたサイレンが鳴り響くのです。 傷口に塩を塗るような苦痛のサイレン(汗)。騒音としか思えないサイレンですが、あなたに適性があれば安らぎの鐘に聴こえるかもしれません(笑)。 原始ロックとでも言うべきサウンド。ロック文明の発展の中で取り残された、クールでもスマートでもないエネルギーの塊のようです。 粗野で荒削りで、喰うか喰われるかの弱肉強食の世界。未だ石ヤリを持って獣狩りをしているような雰囲気なのです(笑)。 これぞ男のロマン♪そんな男の本能をくすぐるサウンドなのです。 爽やか?メルヘン?ポップ?そんなもんクソ喰らえ!ハイ・テンションにゲロをぶちまけろ!それがジャーマン・ヘヴィ・サイケなのです(←って偏見?)。 この時代の、しかもドイツでしか生れない"徹底的な無骨さ"は、実に気持ち良い限りなのです。 本作の中でもタイトル曲「UFO」はホント危ないッス。 10分を越える長尺の地獄インプロで、聴き手のイマジネーションを掻き立てる不穏な感覚。サイケデリック且つナンセンスな空気観。スペイシーな浮遊感と異様な緊張感が実に不気味です。 曲の雰囲気は、UFOによって異次元に連れて行かれるという幻想的な感じではなく、妄想の中で作り上げたUFOにとり憑かれたような感じ。 現実の世界を暗黒の闇が覆い尽くした空をGURU GURUと不規則に飛び回るUFOなのです。 そしてラスト・ナンバーが「LSDマーチ」。 LSDマーチってどないやねん!! こんなんで行進できるかぁ〜!!(笑)。 勘違いと思い込みが生んだ妖しく狂ったトリップ音楽は、まさに悪魔の召還実験室! 私の地元に地獄をイメージしたショボイ博物館のような施設があるのですが、そこで使われていそうな音です。 人間の持つ地獄のイメージって薬にまみれたバッド・トリップ・ワールドなのかもしれませんね♪ このCDがUFO。UFOはプレイヤーに収まり回転を始める。宇宙からの信号が発信され、脳内の波長を周波数が狂わす。 ああっ!UFOがボクを拉致するぅ〜!!! 妄想癖がある人や、日々の生活に刺激を求める人にはオススメですよ(笑)。マジで最高ッス♪ Guru Guru - Stone In - Guru Guru - Der LSD Marsch - |

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これはクラウトロックの中でも比較的聴きやすい部類に入りますよね。元々ジャズ出身の方たちなのか、演奏の上手さが光ります(特にドラム)。使ってるスケールもなんとなくジャズっぽいし。一種のジャズロックといっても良いような気もします。
2009/10/17(土) 午後 7:07
やはりグルグル来ましたか!クラウトロックを語るには避けて通れない名グループですからね!
やはりマニノイマイヤー、アックスゲンリケ、ウリトリプテの最強トライアングル体制による初期3作が最高です!
ジャーマンの深い森に迷いこんだおいどんさんは、一体どの道に進むのか?やはりサイケ、ハードのドロ沼か?はたまたエレクトリック、コズミックの高峰か?シュルツ、タンジェリン、クラスターの剣が峰が、、、、
2009/10/17(土) 午後 10:43 [ ニッキー ]
このアルバムって、、80年代初頭に再発された時、東京の某輸入盤店では横積みにされ飛ぶように売れていったのだとか・・・。
なのに、当時日本盤は出なかったんですよね、キングのユーロロック・コレクションで出してほしいとリクエストは集中していたらしいですけど・・、やっぱり契約上無理だった見たいで・・、その後CDは契約を取れたのでしょう、CD版ユーロロック・コレクションで、めでたく日本盤が発売されて、それを買いましたけど(笑)
で、現在ではクラウトロックの定番作品として有名になってますね、
彼らに関わらず、80年ころの日本では国内盤が入手できなかったドイツ物が現在では手軽に入手できるようになってますからね〜。
2009/10/18(日) 午前 1:49
>Cold Sunさん
ブラック・サバスやレッド・ツェッペリンが「博多うどんの汁」なみの超薄味ですか。サバスとツェッペリンはファンが多いので危険な発言ですよ(笑)。でも間違いなく究極のヘヴィ・サイケって感じですね。
HIGH TIDEは知ってましたが、IL BALLETO DI BRONZO、HELDON、MODULO 1000は知りませんでした。早速欲しいものリストに追加しておきました。特にMODULO 1000は気になる存在ですねぇ。情報ありがとうございます!!
2009/10/18(日) 午前 7:04
>Katzさん
グルグルがかなりお好きなようですね。コメント有難うございます。
これが比較的聴きやすい部類ですからね。クラウトロックはホント恐ろしいです(笑)。でもハマったらズブズブなんですよね。
こんなにウルサイのに実はジャズ畑ってのが素晴らしい!!音楽はボーダーレス。異種格闘技戦オンリーです(笑)。
2009/10/18(日) 午前 7:08
>ニッキーさん
最近たまにクラウトロックを登場させているのですが、いよいよグルグルの登場となりました。さて次は何を行こうかな(笑)。
そして私はこの先どこに向かうのでしょう??冬が近づいているので越冬できるようにココロに温かくてハートに優しいものがいいんだけど…。しかし多分剣が峰でしょう(笑)。
2009/10/18(日) 午前 7:11
>ジ〜ラさん
へぇ〜そんな状況だったんですね。私がクラウトロックに興味を持ち出したのは実は最近なので全然そんな状況は知りませんでした。
でもクラウトロックに対する需要は高かったんですね。世の中には刺激を求める人が多いんですね。ストレス社会にクラウトロックです(笑)。
2009/10/18(日) 午前 7:14
こりゃあいい! この時代の香りがぷんぷんする名盤です。
LSDなんて、聴いてるだけで目が「グルグル」回ってきます。
プログレに分類されてるんですか?
ボクの定義だとプログレじゃないんだけど、大勢に従いましょう。長いものに巻かれなけりゃ生き残れない世の中だから(笑)。
2009/10/18(日) 午後 5:59 [ sho*ha*ng*5 ]
>showhanng55さん
この時代らしい音ですよね。匂いが漂ってきそうです♪
私の中でもプログレって感じじゃないですよ。そう、これこそがクラウトロックなのです(多分)。そもそもプログレの定義が広すぎます。自分の中でだけ分かりやすいジャンル分けでいいのです!
2009/10/19(月) 午後 10:13
加地君の次がグルグルなんてすごいな〜
わたしは19のときに知り合った関西のベーシストの友人(女)から
いっぱいテープもらったりして、そこで出会いましたよ。
タワレコで見かけたときは思わず買おうかと思いました。
そのうち、、買いたいです〜
ジャンル分けってホント人それぞれですよね〜
いっそのこと、、なくていいですよね。
2009/10/21(水) 午前 8:51 [ . ]
>りこぽんさん
強弱の激しいブログでスミマセン。でも強弱ならりこぽんさんのブログも相当なものかと(笑)。
カジくんからグルグルに行って、またネオアコ系に戻りました。さて次も一気に飛んじゃいますよ♪
ジャンル分けはホント無意味ですよね。本とかで調べる時はジャンル別に分けてあれば便利だけど、CDを買う時に全く違うジャンルに欲しいものが置かれていて苦労した記憶も結構あります。
2009/10/21(水) 午後 0:37
ドラムのオッサンからしてあっちに行っちゃってますね(笑)
これは見た事ありますよ。聴いたのは初めてでしたが強烈ですね。
手にとってレジに持って行くまで時間がかかりそうですがチャレンジし甲斐がありそうです♪
2009/10/21(水) 午後 9:04
>marrさん
ええ、そうなんですよ。ドラムの方が特にあちらに精通しております。簡単に行き来できそうです(笑)。
もしCD屋でコレを手に取ったら、悩まずに考えずにレジに直行しましょう♪悩んだら多分止めますから。
2009/10/21(水) 午後 10:24
りゅうどうです。
グルグルは名前だけはよく見かけていたのですが未聴でした。
まさに無骨!
70年ならではのアングラっぽさもGoooodですね!
2009/10/26(月) 午前 0:02
>りゅうどうさん
名前だけは皆さん聞いておられるようですが、さすがに手に取ってみようとまでは思われないかも(笑)。
なかなか敷居の高い音ですが、こういうのを聴きたい気分の時も絶対にあるはず!覚えていればいつか入手してみて下さい。
2009/10/26(月) 午前 10:10
自分でススメておきながら、年のせいか実は最近はこういうドヘヴィ〜なのを楽しめる気力、体力がなくなってきているのが現状ですが・・・。セカンドのお尻ジャケは今でも夢に出てくることがあります(笑)。マニさんの憎めない天然エキセントリックなキャラが好きですね〜♪(クロム)
2009/11/3(火) 午後 0:15 [ puh*ten ]
>クロムさん
久しぶりのコメント感謝です♪ボチボチ行きましょうね。
確かに疲れていたり心が弱っている時は聴く気力が起きない音ですよね。その辺が魅力とも言えるのですが。
なのでこういう音を聴きたいと思えるように日々充実した精神状態を心がけましょう♪でも逆に元気モリモリの時にもあまり聴く気が起きないかも(笑)。結局いつ聴きたい音なんだろ?
2009/11/4(水) 午後 2:53
初めまして。
私は昔の人ですから、この盤はレコードでしかもっていないんですよね。CDショップに行くと、調べてもらっても、いつも廃盤でした。
たまにyoutubeで聴いてる始末です。
このアルバムのUFOとDERLSDMARSCHはひとつながりの曲でしょう。私にとっては、FAUSTのKRAUTROCKとともに、最もお気に入りの混沌の美とでもいうべき、カタルシスを感じる曲でした。因みにウリトリプテは水墨画を最も完成された美術として評価していて、そうした東洋的な創造と消滅を併せ持つカオスが感じられます。DERLSDMARSCHの出だしの部分などは、マラルメという詩人の極北の世界を思い起こさせます。まあ私の勝手な想像ですが・・・
2011/10/20(木) 午後 8:52 [ ヒドラ ]
>ヒドラさん
はじめまして。コメントどうもありがとうございます。もう2年前の記事なので、内容を読み返して恥ずかしくなりました(笑)。
クラウトロックは正直詳しくないのですが、ハマった時の恐ろしさは容易に納得できます。
このカタルシス、カオス。ズブズブと底まで引きずり込まれてしまいますね。最高に隠微な感覚です♪
2011/10/24(月) 午後 6:32
ジャンゴで初めて聞いてもうハマってます!! 今まで知らなかったのが恥ずかしいです。 もう最高✌
2018/6/17(日) 午前 4:30 [ ヘンドリックス ]