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平成の昭和フォークロック・グループ。 この分野で一番メジャーなのが、曽我部恵一率いるサニーデイ・サービスだと思います。 サニーデイは当時からよく聴いていて、かなりのお気に入りグループでした。 今回のハッピーズはサニーデイ好きなら確実にハマりそうなグループで、昭和を感じさせるノスタルジックでフレンドリーなフォークロックを聴かせてくれます。 サウンドから感じるのはモノクロの昭和の香り。 サニーデイにも言える事ですが、偉大な大先輩バンド"はっぴいえんど"の影響をビシビシ感じさせます。 ほのぼのとして、温かみがあって、適度に力が抜けていて、聴いてて心地良い空間。 全てが"ボチボチ"で"それなり"のバランス加減が最高に絶妙なんですよねぇ。 そしてセンスの良い言葉選び、センスの良いメロディ&リズムが乗っかるんですから、たまりません。 ハッピーズもサニーデイもたっぷりと昭和な感じがするんですけど、ハッピーズのほうは結構ハードでヘヴィです。そしてなかなか熱い! サニーデイは感情をオブラートに包んで上品な言葉遊びを楽しむ感じですが、ハッピーズはストレートに感情をブツけてきます。 昭和の大学生っぽいサニーデイと、昭和の労働者っぽいハッピーズってイメージかな(笑)。サニーデイのほうが育ちが良い落ち着き感があって、ハッピーズのほうが泥臭い人間味を感じるのです。 ハッピーズの音像はサニーデイと多少違いますが、親しみやすいメロディは通ずるものがあります。 何とも懐かしくて、それでいてウキウキと嬉しい気分になる素敵な曲ばかり。う〜ん、絶品♪ こっち系の音楽志向は悪く言えば"焼き直し的音楽"とも思われますが、それでも心惹かれるのは確実にメロディ・センスの素晴らしさ!ただの焼き直しじゃ俺のハートは奪えないッスよぉ〜(笑)!! ヴォーカルは中村ジョーさんって方なのですが、私は彼の歌唱も大好きなんスよ。 力強さと繊細さが同居し、男臭くもナヨナヨしくも歌える。そしてコミカルもブルージーもオッケー! 色んな情景が目に浮かんで来る歌唱で、ググッとハートを鷲掴みにされます。この表現力はツワモノですわ。 ハッピーズの音は、何となく「日本に生まれて良かったなぁ〜」と思わせてくれます。音が日本人のDNAだけに刻まれた特有の情報に呼び覚ますんじゃないかなぁ〜?! だからなのか自然にカラダに入ってくる感じがします。 耳で聴くんじゃなくって、フィーリングで感じるサウンドなのかもね。 70年代に青春を謳歌したお父さん達、90年代に青春を過ごした私と同年代の皆さん、そして青春真っ只中の若者たち! 同じ日本男児であるなら、年代は違えど"心を熱く焦がすサウンド"は同じだと思いますぞ!! ザ・ハッピーズ。有りそうで無かった等身大の幸福音楽。 今の世の中に必要なのは"ボチボチ"で"それなり"な幸福感なのです。 ハッピーズのサウンドは、アナタの心を"ボチボチ"で"それなり"な幸せで満たしてくれますよ♪ はっぴいえんどの過去記事:『風街ろまん』 |

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