考えろ 考えろ
あらすじ
会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じればそれを相手が必ず口に出すことに偶然気が付いた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。
感想
なんというか心に響く1冊でした。
群集心理や、流されることの恐ろしさ。。。ただその流れに流されているときの心地よさ。。。
そのことに唯一気付いている安藤と、シューベルトの「魔王」が重ねられていて興味深かったです。
後半の「呼吸」では潤也目線で描かれているのかと思いきや、彼女の詩織ちゃんが話の中心として描かれていました。
逆にそれが、純也の変化をはっきりとさせていたのかと思いました。
ただ残念なのは未完であるということ。
仮に「魔王」を前編、「呼吸」を後編と考えても、終わり方が中途半端。
主題なども非常に興味深いのに残念だ。
犬養やバーの店長、そして潤也や詩織ちゃんが小説のその後にどうなったのか気になる。
ちょうどもうすぐこの作品と関連のある「モダンタイムス」という作品が発売されるみたいだ。
しかも舞台は「呼吸」の世界から50年後が舞台。しかも徴兵制度がある世界らしい。
図書館で借りようかな。。。
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この小説は、本屋で見て、気になってて、今度買ってみようかなぁと思ってたんですが…、やめとこうかな〜。
2008/10/13(月) 午後 8:20
どれも見た事ありませんが、面白そうですね。
伊坂さんの作品は、特殊能力のある主人公が多いですね。
2008/10/14(火) 午前 0:43 [ タケシ ]
ポコペンさん:いや。感想でどう感じたかはわかりませんが、面白いですよ。ただ未完?なのが残念だっただけで。
2008/10/20(月) 午前 3:13
タケシさん:たしかに特殊能力のある主人公が多いかもしれませんね。なかなか面白い作品でしたよ。
2008/10/20(月) 午前 3:14