おじさんZDの診断士日記

苦節3年、合格後のよもやま話を中心につづります!

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昨日診断士試験の勉強会で平成21年度事例3の検討を行いました。こ
の勉強会で新たに次の2つの見方があることに気づかされました。

☆カタログ販売の意味
一つは、問題文の第2段落の中にある「販売先の小売店では、C社製品
の一部を展示し、その他の製品はカタログによって販売活動を行ってい
る例が多い。」という記述についてです。

この記述は、
       「カタログ販売=販売店には在庫がない」
            ↓だから、
  「販売が成立した場合、販売店は早い時期の出荷をC社に求める」
            ↓これに応えるために
  「C社は、『小売店からの注文に対しては、その当日に製品を出荷
   することを取引の基本としている。』
という因果関係が成り立つのだそうです。

私は、C社が注文を受けて当日出荷することの意味を深く考えていませ
んでしたが、上記のような見方をすると、「当日出荷」の意味と、それ
が、生産を過剰なまでに行うことの一つの理由であるという解釈が成り
立つと思いました。
問題文を読んで、このように考える人の知識はたいしたものです。

☆OEM製品取引の課題
OEM製品についての記述も、問題文の第2段落に「OEM製品の取引
打診があり、先方から製品アイデアの提供を受けて製品化を進めようと
している」との記述があります。

この記述は、OEM供給先が作成した完成品の図面に基づき製品を生産
するのではなく、OEM生産に入るまでに生産のための細かな打ち合わ
せ、すなわち「OEM供給先と製品開発の打ち合わせを行う必要がある」
という見方があることに気づきます。

この見方から考えると、第3問の設問2で求められている「C社のOE
M事業推進において考えられる課題とその対応策」の一つとして、「製
品開発、製品仕様の打ち合わせをOEM供給先と行うこと」を指摘でき
そうです。

これは昨日の議論の最中に思い浮かんだ考えです。人の意見を聞きなが
ら考えると違った見方ができると実感した次第です。

☆問題は欠品が起こる理由
ただ、平成21年の事例3については、いまだに理解できない問題が一
つ残っています。それは、C社で欠品が起こる理由です。

勉強会の議論では、欠品が起こる理由は、
       生産過剰が生産余力を無くす
             ↓
  そこに予期せぬ販売増加が起こり、在庫が無くなり、欠品が発生
という見方が多いのです。
しかし、本当にそんなに単純なことか、と思うからです。

なぜかというと、安全在庫をC社が考えていると、在庫が無くなるまで
に欠品になることに気づき、対応するに違いないと思うのです。
逆に、安全在庫という考え方がC社にないならば、対策は安全在庫まで
考えた販売予測に基づく生産、在庫計画を作成し、生産を統制すること
になるはずです。
しかし、そうした解答が議論の中で出てこないからです。私が知る限り、
TACなどの教育機関の模範解答にもそうした解答はないようです。

C社で欠品が生じる理由はもっと違ったところ、指摘されてみると、
「そのような簡単なことか」といった理由があるのでしょうか?

この欠品の理由について、納得できる考えがつかない限り、解答の見直
しができそうにありません。
「書かれていることを素直に読んで、考えていない」と指摘される、考
えすぎなんでしょうか?

閉じる コメント(3)

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おじゃまします。

個人的な見解として、欠品については、もちろん生産余力がないということもあると思いますが、色や材質の違いによるアイテム数の増加が大きなポイントだと考えています。塗装は最後ですから、色を塗った製品状態ではなく仕掛品状態にしておけば、欠品は増加しますが、納期は短縮できます。カタログ販売だから、即日出荷ともいえますが、実物を店頭に置かないので、数日の違いによる機会損失は防ぎやすいともいえます。いつ材料を切断するか、いつ色を塗るかを制御することが重要だと考えます。シンプルなソリューションは後工程引っ張り、現実的なのは、月2回の生産計画といったところでしょうか。

2010/2/4(木) 午後 10:14 [ トシキ ]

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トシキさん

コメントありがとうございます。
私も勉強会で「仕掛品在庫を持てば、欠品で急な注文が来た時に生産のリードタイムを短縮できる」と言ってみたのですが、「在庫削減がテーマなのに、(仕掛品とはいえ)在庫を増やすなんて」という意見に圧倒されました。
昨日生産管理の勉強のやり直しで読んだ本には、「材料から完成品まで全てを含めて在庫と考え、これを最小化するのが良い」との考え方を書いてありました。私も、生産、在庫の問題を考える時は、全体最適と言いますか、総合的な視点が重要ではないかと思います。

もう一つ、コメントしてもらった「後工程引っ張り」は大変端的に問題解決をはかる良い考えだと思います。ただ、私の場合の問題は、字数内で解答としてうまく書くことができるかという点があります。
実際に提案するとした場合も、生産管理をほとんど行っていなかったC社に抵抗なく受け入れてもらうようにするのは、言い方が難しそうだと思うのです。それをうまく表現し、C社を良い方向に導くのが診断士の仕事なんでしょうね。

コメント大変参考になりました。これからも意見を聞かせて下さい。

2010/2/5(金) 午後 0:18 [ おじさんZD ]

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いえいえ、お邪魔しておりますです。

ここらへんのことは、近々、自分のブログで書きたいと思いますので
よろしくお願いいたします。

2010/2/5(金) 午後 9:03 [ トシキ ]

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