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アメリカの教育

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アメリカの大学進学資金

2017年8月5日

前回は、アメリカ留学のために必要な資金の調達について書きました。要するに、留学生として留学する場合には、日本で必要な資金を調達してから留学するか、留学先の私立の大学にグラント(返済不要の奨学金)やローン(返済義務のある奨学金)をパッケージで提供してもらい、足りない分はキャンパス内のアルバイトで賄うことになります。

我が家の長男や次男は、このケースで、幸いにしてケニヨン大学が、グラントとローンを合わせて、学費+寮費の90%以上を提供してくれたが幸いでした。後は、本人たちが、授業の助手(ティーチングアシスタント)や体育館の受付、アドミッションのお手伝いなどのアルバイト(時給5ドル位なのですが)で日々の大学生活に必要なお金を稼いでいました。また、教科書なども、先輩からもらい受けたり、図書館で借りるなどして、極力セーブしていたようです。

一方、三男のケースは、ちょっと違っていました。もちろん、家族の収入が低いために、ケニヨン大学は、グラントを提供してくれました。しかし、三男は、大学入学直前に私や妻と同時に永住権を取得したために、ローンについては、政府から公的な学生ローンを借りるように指示され、その手続きを取りました。

政府のローンは、ローンを受ける資格のある大学に在学していれば、申請すれば保証人などなくても、学生本人がローンを借りることができる制度です。この点、日本学生支援機構の奨学金(これもアメリカ式に言うとローンですが)のように、連帯保証人を立てることも、保証機関に加入する必要もありません。また、本人の貸付限度額だけではカバーできない分は、プラスローンと言って親が貸付を受けることも出来ます。ただ、金利は高いです。三男の分が年利6%で親のローンに至っては7.4%でした。もちろん、プライベートなローンだとカードローン並みの15%程度になってしまいますので、それよりはずっとましなのですが。
この点、日本学生支援機構の貸与奨学金は1%程度ですので、かなり違います。

三男のケースでは、学費と寮費を合わせて年間約6万ドルでしたが、我が家の世帯収入が「幸いにも」年々
増えたために、毎年、グラントは減らされ、その分、連邦ローンの借用額が増えていきました。その結果、2015年の卒業時には、三男は4万ドル近いローン(金利6%)を抱え、親の方も1万ドル以上のプラスローンを抱えることとなりました。

何はともあれ、我が家の家族留学の場合、大学卒業までの資金調達はできたわけで、ケニヨン大学には感謝ですが、卒業後は、かなり小売りのローンを背負い、親子ともども返済に苦労することとなったわけです。また、三男は、幸いにして、卒業後、すぐに某薬品メーカーに就職して、学卒としては申し分ない給料をいただくことができたので、何とか返済できているようですが、それでも6%の金利はかなり大変です。ましてや、私の方は7.4ですから、元金を返済するようになるまでかなりの期間がかかってしまうくらい大変でした。

ということで、日本からの留学をお考えの場合には、可能であれば、日本学生支援機構の貸与奨学金も含めて十分な資金調達をしておくことが、本当に必要だと思います。



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