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卒業

4月19日
もう2週間ほど前になりますが、三男の大学のHonors Dayに行ってきました。ニューヨークからオハイオまで、早朝6時発の往路フライトで帰着は夜の10時過ぎという日帰り弾丸旅行でした。

Honors Dayは、年に一度、卒業式を前に、教授や学生の表彰をまとめて行う日で、名誉教授の称号を授与される教授が呼ばれて称号授与の後にちょっとしたスピーチがあったり、卒業後にフルブライトの留学生に選ばれた学生の紹介があったりします。特に、各学部の優秀な学生、スポーツ・地域貢献活動などで特筆すべき学生なども表彰されます。

式は、正装した教授陣の入場に始まる厳かなものですが、そこはアメリカ、学生たちは、ジャケットにネクタイの子もいれば、普段どおりのジーパン姿のもいます。親が来ることは希で、特に卒業式の一ヶ月前とあっては、無理もないところです。そんな中で、わざわざニューヨークから飛行機とレンタカーで駆けつけた私たちは、いったい何者(笑)。

学生たちにも親たちにも、事前に招待のメールが来ますが、当日のその場の発表まで、どうして表彰されるかは伏せられています。もちろん、学生の中には、一人で何回も名前を呼ばれる子もいます。さて、我が家の三男、化学専攻の学生の中で、最も優秀だった由で、特に卒業研究が立派だったとのことで表彰されました。壇上で学長と肩を抱き合うパフォーマンスで、会場の喝采を浴びていました。ご褒美は、一冊の本と、金一封。それに、小さなプレートに名前を刻んで、学内に永遠に残すと言う名誉でした。

何だそれだけ?と言えばそれだけのこと。三男の出番は1分もかからないで終わりました。でも、頭の中には、2004年に仕事を辞めてアメリカに残ることを決め、3人の子どもたちに、ここでなければ受けられない教育をと願った、あの瞬間がよみがえっていました。重大な決断をしたのはよかったのですが、翌年の春には、高校の成績は良かったのに、長男が出願した大学全部から不合格通知をもらって絶望したこと。そして、その4ヵ月後に、「奇跡の」大逆転で、長男がケニヨン大学に入学を認められるまでのつらい日々。それから10年にわたって兄弟3人が学んだケニヨン大学の物語が、これで、ひとつの到達点を迎えたような感慨にを感じていました。大げさかもしれないけど、ほんの小さなプレートだけど、日本から留学生としてやって来た第一世代の学生が伝統ある大学のキャンパスに名前を残すことになって、何だか、私たち家族がみんなでアメリカに残ったという選択に対する答えを与えられたように感じました。

とはいえ、卒業研究に熱をいれすぎ(?)たのか、大学院に行くと言っていたのに、どこにも出願せず、卒業後の進路も決まらないまま、春休みには、在学中にこつこつと貯めたのをはたいて、入学以来の仲良し達とカリブ海クルーズを楽しんだ三男。何を考えているのか(!)、その辺が、若さというのか、アメリカ流というのか。その話をすると、本人は一瞬、真剣な目になりましたが、一方で、お仲間たちは、これからたっぷり時間をかけて先のことを考えますなんてのたまう始末。まあ、全てを手放しで大喜びできないところも、現実味があっていいか(涙)、などと納得しつつ、帰ってきました。

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