入院のお見舞いに職場の友人が持ってきてくれた本【最後の瞽女・小林ハル 〜光を求めた105歳〜】
もらったときは、「なんたら難しそうな本だな〜、漫画のほうが・・・」な〜んて思ったりしてた。
けど、読み始めたら不思議と吸い込まれていくようだった。
毎日、回診のあとや、気の向くときに読んだ、、、少しずつがいつしか首が痛くなるくらい読んだ。
境遇はまったく別次元だけど、怪我を「これはチャンスなんだ」と受け止めれるようになれた。
私の恩人!?となった本。
振り返ると、まさに入院生活での楽しみの日課のひとつであった。
瞽女たちはある種の畏敬の念をもって迎えられていたようである。逆に瞽女の方から考えれば、心暖かく迎えてもらえるからこそ、遠い道程を苦としながらも山間の集落の奥まで芸を運び込んだのであろう。そこには後の世に語られるような、瞽女に対する偏見、軽蔑、差別などまったくなく、むしろそこには蚕にまで瞽女唄を聞かせてほしいと願い、繭がよく上がるようにという祈りを瞽女に託す気持ちを迎えられていたことがわかる。(P130〜131より抜粋)
この文章は、とても心に残ってる。
この小林ハルさん本人が観戦した記述はないけど、渡沢(長岡市)を訪れた際に「牛の角突き」を弟子が観
にいきたいと、ねだったねえ〜・・眼も見えないのにね・・・っと感想を述べている。
当時、TVもラジオもない時代、楽しみといえば・・・
ほんと〜〜〜に、瞽女さんが運んでくれる唄と他の地域の情報くらいだった、、、角突きも瞽女さんの訪
問も当時のこの地域の村人たちの貴重な楽しみであり活力の源だったことはいうまでもない。
この本との出会い、牛との結びつき・・・
つくづく【牛の縁】を感じさせる今日この頃。。。。
【喜んだ顔がみたいね、それが楽しみであり自分の役割なんだよ・・・】
伯父さんの地震後の使命感にもとれる言葉とそのときの表情が頭をよぎった。
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