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2007年11月4日 | 2007年11月6日
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『大地裂け 家破れしも命あり いま我れ生を知り知足を学ぶ』 小千谷で直接被災したある人が詠んだ歌です。吾レ唯ダ足ルヲ知ル。 私達があの震災で学んだ事のひとつとして、「当たり前」の生活が如何に尊くか けがえの無いものであり、満ち足りていたかという深い実感があるのではないで しょうか。 震災数日後、余震が続き危険な中を東山へ分け入り、命がけで牛たちを救出した あの日。 震災後最初の厳しく長い冬、「必ず角突きを復活させる」と信じ続けた思い。 2005年6月5日、白山仮設闘牛場での「復活」。あの日の使命感と喜びを忘 れまい。 2006年6月4日、ホームグラウンド小栗山闘牛場の復活。あの日の嬉しさを 忘れまい。 2007年4月29日、大岩に大きな面綱がかけられた。復興のシンボルここに 立つ。 2007年9月9日、白山仮設闘牛場での最終開催。復活の聖地よ本当にありが とう。 先場所10月7日の小栗山、充実の熱戦が続いた全試合終了後にシャトルバスに 乗り込むご婦人が満足そうな表情で受付の勢子に声をかける姿がありました。 『蔵前の、人間の相撲より良かった。心・技・体と云うのか、男衆の粋な姿が素 晴らしい』 牛の角突きは私達の郷土の誇りであり、生活そのものであると共に、地域の老若 男女がそれぞれの立場で楽しみ、生き甲斐、心の拠り所として来ました。そし て、その熱気はこの地域だけにとどまらず多くの人々をこの地へひきつけ、新た なご縁を広げています。 そして2007年11月4日、本年の千秋楽場所をここ小栗山で迎えます。 序盤の3歳戦から注目の取り組みが並び、中盤、終盤まで一分の隙も無いライ ンナップで、全ての牛と勢子にこの大会の主役を張る可能性が与えられていると 言えるでしょう。 元・沖縄チャンピオン『東昇皇龍』改め『東昇北斗』の越後初鼻の一番。新発田 勢の参戦も対抗戦の趣を添えてこの千秋楽場所に熱気を加える事と思います。 そして結びの一番は『小杉』対『若桜』。 今から4年前の平成15年千秋楽の結びを飾ったのもこの『小杉(当時:『慶 作』)』対『若桜』の顔合わせでした。当時両牛とも8歳。けれん味なく真っ向 から切り込んでゆく『若桜』に、スケール雄大な取り口で特に後半から圧倒的な 底力を発揮する『慶作』。周囲を取り囲む勢子達の呼吸もピタリと合って迫力と 美しさが両立した名勝負でした。 この両牛は平成17年10月の白山仮設闘牛場でも雨中で激突しましたが、今回 は共に円熟の12歳となり総決算の大一番となります。越後闘牛の醍醐味が体現 される名勝負を心から期待してやみません。 この小千谷市東山地区、小栗山闘牛場にかつての様な「当たり前」の風景として 角突きが着実に戻って来ています。 今、この小栗山の地にたしかに角突きがあり、楽しむ事のできる幸せをかみしめ たいと思います。感謝の気持ちを忘れずに、私達は凛とした姿勢で土俵に臨み 「牛の角突き」の新たな歴史を創造してゆきたいと思います。
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