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スペインにある3つ星レストラン「エル・ブリ」。 |

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こんにちは、ゲストさん
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スペインにある3つ星レストラン「エル・ブリ」。 |
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今年初めて劇場で観た作品。 |
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うまく伝わるかどうかわかならいけれど、なんともいえず「映画」な作品です。 |
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う〜ん、全編英語でもこの監督の映画の空気感って出るんですねえ。 |
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ここ数カ月映画館で見たい作品がめぼしくなくってしばらく行かなかったのですが、 秋になってきた途端に興味のあるもの目白押しで、 今月は映画月間になりそうです。。。 9月になったというのにまとわりつくような暑さ。 その暑さをさらに重くするようなモッタリとした感じが後に残る作品でしたね。 まあ、戦争映画で爽快感てのもありえないので、こんなもんだとは思うんですが。 本来見に行きたいと思うタイプの作品ではないですが、 寺島しのぶが気になるのと、テレビなんかではまずやらないだろうと思ったので。 第2次世界大戦で出征していったシゲ子(寺島しのぶ)の夫、久蔵(大西信満)。 しかし戦地から帰ってきた久蔵は、顔面が焼けただれ、四肢を失った姿だった。 言葉も話せず、聴覚もやられてしまい、ただ生きているのみ。 多くの勲章を胸に、「生ける軍神」と祭り上げられる久蔵。 シゲ子は戸惑いつつも軍神の妻として自らを奮い立たせ、久蔵に尽くしていくが。 感想は…うーん…いろんな意味でアンバランスです… 良いところから箇条書きにするなら 役者さんたちはどのかたもものすごい圧倒されます。 真剣であるがゆえ現代から見れば滑稽な場面も、息苦しいほどの苦悶が伝わる場面も。 寺島しのぶはやっぱり圧倒的にすごい。 (戦争映画においてさえ)きれいな役しかやらない女優が多いなか、 言葉にすると平坦だけれど、この人は本物なのだなあ、と。 女から見ても覚悟の決まった女というのは、一目どころかもっと置くものです。 生まれついての女優であるのか、それとも女優に「なった」のか興味深いです。 夫の久蔵役の大西信満もものすごい。 篠原勝之の役もピリッと効いています。 ていうかこの作品の良さの9割以上は役者の演技ってことじゃないだろうかと思います。 12日で撮影した、というようなことだったけれど、そうとは思えない重さです。 しかも84分とは思えない重さです。 映画としての説得力は、実際の当時の映像に依っているところも多分にあるし、 明らかに左に傾いたメッセージ性に、諸手を挙げて賛成はしかねる感じ。 細かいことを挙げればあまりにも映像がチープなところや、 セックスシーンが多すぎてゲンナリ↓ シゲ子が作中で言う通り、「食べることと寝ることしかない」ので致し方ないし、 作品にとってもカギとなるシーンもあるのだけれど、それにしても食傷気味です。 久蔵は軍神と崇められながらも戦争の記憶がフラッシュバックして苦しむのですが、 手足を失ったはずの戦闘の場面よりも、 中国人女性を凌辱した場面ばかりがよみがえって苦しむって、 何しに中国行ったんじゃ〜って突っ込みたくもなりますよ。 こういう一軍人の活躍がこんなふうに新聞の一面に載るの?とかもね。 さらに字幕まで付けた玉音放送や戦時中のラジオニュースと、 東京大空襲、沖縄戦、広島長崎の原爆投下とかの場面があるゆえにテーマが散漫になった印象で、 もっとこの夫婦だけを描いた方がメッセージが伝わるのではないかと思いましたね。 (元ちとせの曲もいいのに、ここで出てくるのはなんだか合わない感じ…) ちなみにわたくし1970年代生まれですが、 こういう傷痍軍人さん、小学生の頃はまだ街で見ることもありました。 今の人には信じられないでしょうが、 渋谷の駅前とか青山通りとかで足のない方とかが軍服着て 募金箱置いて軍歌流したりハーモニカ吹いたりしてるのが、 子供心に怖かったのを思い出しました。 戦争映画の形を借りて、この夫婦の葛藤を通しての
人間の内にある醜悪な欲を描き出した作品なのだろうか。 衝撃的なテーマであるけれども、作品としては秀作とは思えない、、、かな。 なんとも微妙な感じでした。。。 |
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