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数年前に映画「戦争と人間」を観て、それ以来、古本屋でなんとなく原作の小説を探していました。(絶版してます)
先日、捨て値で1巻から15巻まで売っているのを見つけた。
なんと3冊100円・・・。15巻まとめて買っても500円でした。
全18巻で3冊足りないのが残念でしたが購入しました。
一週間かけて15巻読みました。
毎晩夢中で読みブログの更新も止まってしまいました・・・。
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
早く残りの3冊が読みたーい!
ネットで18冊セットで8000円というのを発見。
速攻で注文しました。。。
この作品は、1928年から日本が中国侵略と戦争拡大の道を進むのを「伍代」という架空の新興財閥の一家を中心に多面的に丁寧の描いた大河小説です。
張作霖爆殺事件、日本共産党に対する弾圧、5.15事件、2.26事件、満州事変、ノモンハン事件、日中戦争の拡大、反戦の声が押しつぶされていく過程、中国侵略を継続するために太平洋戦争に突き進んでいく様子が史実と大量の資料を基にじっくり描かれています。
ただの反戦小説ではなく、登場人物が多彩でキャラが立っています。侵略する日本軍の論理、される側の抵抗。財閥の論理、戦争にかり出される兵隊の死に様。あらゆる階層の登場人物が交錯してぐいぐい引き込まれていきました。
作者は1943年召集を受け、満州東部国境各地を転々とし1945年8月のソ連軍の満州侵攻時には、捨て石にされ所属中隊はソ連軍部隊の攻撃を受けて158名中、生存者は作者を含めて4名だったという壮絶な経験の持ち主です。
作者の「私が手とり足とりして教えた初年兵はみな死んだ。私が会いたいと念じていた人もまた死んだ。」「私たちが生きていた時代は何だったのか!」という怒りと想いが、伝わってきました。
数万円かけたとしても五味川純平の作品を全て読みたくなりました。
お勧めです。(絶版だけど・・・)
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じゃぁ、今度借りに行きます。
2008/9/2(火) 午後 3:47
panda様>おkです。全18巻を注文できたので15巻までならあげますよ♪ボロボロだけどね(笑)。
2008/9/2(火) 午後 5:46
戦争の記憶が鮮明な人々が、次々と亡くなっています。
私の叔父もB旧戦犯でしたが、命が助かりました。しかし、戦争中のことは、一度も話してくれませんでした。父は、招集で満州にいって
2等兵から、努力して准尉まで昇進しました。本土防衛で熊本連隊に赴任した所で終戦になったそうです。だから自分も生まれました。
この2人も既に鬼籍に入っています。
この本が若い人々に読まれることを願っています。
2008/9/5(金) 午後 6:56 [ - ]
秩父雲竜様>このような作品が絶版なっているから「日本の戦争は正しかった」なんて声があがるのだな〜って思いました。
2008/9/6(土) 午前 0:31
絵描きとしてはこの表紙もかなりそそられます☆
2008/9/6(土) 午前 7:58
ルチオ様>表紙は18巻で4種類で全て花の絵に墨が塗りつけられたような構図です。深い意図がありそうですが、残念ながら絵を描いた人のクレジットはないです。。。
2008/9/6(土) 午後 10:44
はじめまして!
わたしも読みたいです!!
アマゾンとかで売ってますかね。高いですか!?
2012/8/2(木) 午前 11:28 [ ゆいか ]
ゆいかさん。わたしは
光文社文庫で全8巻
揃えたばかりです
2012/10/9(火) 午後 2:20 [ “Z” ]
絶版ですが、光文社文庫、全9巻を購入しました。
さきほどネットでみると、電子版、というので、全巻販売されているようです。
http://honto.jp/ebook/search.html?athid=1000046420
本文も凄いですが、(注)が凄い。執念を感じます。
2013/9/24(火) 午後 4:50 [ yas**oq ]