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時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。 (「BOOK」データベースより)



天下統一の大仕上げ太閤秀吉の小田原北条攻め、支城の忍城に向かうは石田三成率いる2万の大軍。

忍城は近隣の百姓を動員しても3000足らず。かなうはずもなく内応の手紙を秀吉に送り開城する予定だったのに、降伏の段取りをひっくり返したのは、「でくのぼう」ことのぼう様!

石田三成の示威的な行軍や長束正家の傲慢な降伏勧告に「武ある者が武なき者を足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ。」
「それがが世の習いと申すなら、このわしは許さん」と決然と言い放ち、当主・氏長より降伏を知らされていた重臣たちを戦へと立ち上がらせる。はたして戦の結末は・・・。



この作品は最初は花吹アキラ先生の絵で漫画化されていてスピリッツの連載中に毎週楽しみにしていて、原作も読みたいな〜って思っていました。

したら先日、馴染みの本屋で平積み3列猛プッシュされているのを発見。

で、いつもどおり一気読み。

で、翌日にもう一度一気読み。

いや〜面白い!一度読んだ本をすぐ翌日にもう一度読んだのは久々でした。

お勧めです。

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森博嗣 『四季』

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「四季 春」
天才科学者・真賀田四季。彼女は五歳になるまでに語学を、六歳には数学と物理をマスタ、一流のエンジニアになった。すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考するその能力に人々は魅了される。あらゆる概念にとらわれぬ知性が遭遇した殺人事件は、彼女にどんな影響を与えたのか。圧倒的人気の四部作、第一弾。(「BOOK」データベースより)

「四季 夏」
十三歳。四季はプリンストン大学でマスタの称号を得、MITで博士号も取得し真の天才と讃えられた。青い瞳に知性を湛えた美しい少女に成長した彼女は、叔父・新藤清二と出掛けた遊園地で何者かに誘拐される。彼女が望んだもの、望んだこととは?孤島の研究所で起こった殺人事件の真相が明かされる第二弾。(「BOOK」データベースより)

「四季 秋」
内容(「BOOK」データベースより)
妃真加島で再び起きた殺人事件。その後、姿を消した四季を人は様々に噂した。現場に居合わせた西之園萌絵は、不在の四季の存在を、意識せずにはいられなかった…。犀川助教授が読み解いたメッセージに導かれ、二人は今一度、彼女との接触を試みる。四季の知られざる一面を鮮やかに描く、感動の第三弾。(「BOOK」データベースより)

「四季 冬」
「それでも、人は、類型の中に夢を見ることが可能です」四季はそう言った。生も死も、時間という概念をも自らの中で解体し再構築し、新たな価値を与える彼女。超然とありつづけながら、成熟する天才の内面を、ある殺人事件を通して描く。作者の一つの到達点であり新たな作品世界の入口ともなる、四部作完結編。(「BOOK」データベースより)




えー森博嗣先生の「スカイクロラ」があまりにも良かったので他の作品も読もうと思ったら苦手のミステリィばかりで、敬遠していました。

いつもの本屋で森博嗣のコーナーに「四季 春」「四季 夏」「四季 秋」「四季 冬」と4冊きれいに並んでいました。

で、なんとなく手に取ったら「複数の人格を有する」「人類のうちで最も神に近い」「天才少女」だとぅ?!

見事に釣り上げられて読み進めると「スカイクロラ」のような匂いを感じました。取りあえずシリーズ一作目の「春」を面白かったら続きを読もうと購入。

で!翌日に残る夏、秋、冬を購入し一気に読破。

面白いがなんか消化不良だな〜。と感じて解説を読むと・・・。

へっ?!

なんとこの作品は、すでに発表された2つのシリーズ(20冊)の交差点というかエピローグ的な意味合いもあったのです!

もう何がどうなっていたのか気になってしかたありません。

で、現在は『S&Mシリーズ』と『Vシリーズ』を絶賛読了中。。。

ミステリィ苦手だったのに、すっかり森博嗣の理系ミステリィワールドに捕まってしまいました。

お勧めです。


でも森博嗣先生のシリーズを未読の人は素直にデビュー作に『すべてがFになる』から読むのが正解だとも思います。私にとっては良い入り口でしたが・・・。

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フランス革命初日、バスティーユ陥落に狂喜するパリの街頭で出会った三人の青年。貴族出身の国王騎兵隊士官アンリ、その副官で親友の伍長ニコラ、そして革命を信奉する寄宿学生ジュリアン。激変する政情は、彼らを激しく対立させ、革命史上最大の大量虐殺へと導いていく。青年たちの友情と憎悪、別れと再会を通じ、革命美談の裏に隠されてきたフランス史の暗黒を暴く、渾身の力作長編。(上巻)

1793年2月、30万募兵令が全国に向けて発布され、ヴァンデ地方は、ついに武装蜂起した。貴族としての誇りに生きる21歳のアンリは、10万のヴァンデ軍の先頭に立つ。それを迎え討つは、革命を信じ、大量殺戮をも辞さぬ覚悟の公安委員会代理ジュリアン19歳、そしてアンリの敵として対峙せざるをえなくなった西部方面軍最高責任者ニコラ25歳。3人は激突を回避できるか。祖国に身を捧げる若き情熱を描く力作長編、完結。(下巻)
「BOOK」データベースより


仕事中、出先で1時間ふいに時間が空きました。喫茶店にでも入って時間を潰そうかと思っていたら図書館が目に付きました。で、当然のようにふらふらと吸い寄せられました。
で!探していた藤本ひとみの『聖戦ヴァンデ』上下巻発見!
借りたその晩に一気読んでしまいました。


バスティーユ陥落に狂喜するパリ市民に少年ジュリアンは苛立ち書きつづる。「バスティーユを陥落させたことは、取るに足らない。王座を打倒すべきである」
この一枚のビラが当時、弱小勢力だったロベスピエールの心の支えとなる。

革命によって王を失い、信仰を奪われ、重税と徴兵に苦しむ農民達。
強制的募兵の廃止、ローマカトリック教の継続、王制の復活を求めてヴァンデ地方の地方領主と農民達が武力蜂起に踏み切る。

領民から求められボビニエ村の指導者として立つことを決意したアンリは一同を見回し、凛然とした声を響かせた。
「一つ、私が前進したら私に続け。どこまでも私の後に従い、私のなす事をなせ。二つ、私が怯んだら私を殺せ。三つ、私が死んだら、私の復讐をしろ。私と同じ意思を持ち、私の行動を継ぐ者は皆、私だ。平和と信仰のために戦うものは、私なのだ。村の中から次の私を選びムッシュウ・アンリと名乗らせろ。そしてその男に付いていけ。それが私の復讐であり、弔いとなる」

崇拝するロベスピエールの代理人としてヴァンデ鎮圧を命じられたジュリアンは将軍達の前で言い放つ
「この農村地帯。ヴァンデ軍に兵を提供し、彼らを憩わせ、休ませ、食べさせるこの土地、彼らが地形を熟知し、戦いを有利に展開できるこの地方全体が、彼らを擁護しているのです。よって彼らを殲滅し、この戦いを終わらせるためには、森林と農村部の徹底的な破壊、ヴァンデの兵となりうるすべての男性と、それらを生み育てるすべての女性の殺害。以上が必要です」

親友のアンリと道を別ち共和国軍に身を投じたニコラ、アンリに憧れる少女フロル、ヴァンデ軍の将と農民達、そしてロベスピエール。魅力的な登場人物が絡み合いフランス革命の暗部である最大の内戦、ヴァンデ戦争が生き生きと描かれています。

お勧めです。


追加
フランス革命戦争について記したサイトの関連blog
http://blogs.yahoo.co.jp/desaixjp
様々な文献に基づいてヴァンデ戦争についての記事が多数あります。記事を読み出したら軽く1時間たっていました・・・。

フランス革命におけるヴァンデ戦争の史的位置
http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00104138/ISS0000335976_jp.html
ヴァンデ戦争が革命の推移に及ぼした影響について書かれた文章。興味深い。一気に読んでしまいました。

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「清水一行の再来か!」と黒木亮には以前から注目していました。「トップレフト」「アジアの隼」「青き蜃気楼 小説エンロン」など文庫化された作品は全部読んでいました。本屋さんで文庫化された本書を見つけ速攻で上下巻購入しました。

 で!即日、夢中で読み切ってしまいました。いや〜面白かった!


 この作品では、邦銀を辞めてモルガン・スペンサー(モルガン・スタンレーがモデル)に転職した桂木(架空)とソロモン・ブラザーズの東京支店のボスである竜神(実在の日本人がモデル)の2人を軸にして1985年から2004年までの期間を実際にあった取引や実在の人物のエピソードもまじえて投資銀行の業務が生き生きを描かれています。


 私にとって本書の最大の魅力は、ここ20年の外資の投資銀行からみた日本の金融市場の歴史がよくわかったという点です。金融行政の規制緩和ともからんでバブル景気時のM&Aや裁定取引、バブル崩壊後の損失先送りビジネスから最近のエマージング・マーケットの複雑な融資などなど。作品で取り上げられたM&A案件や裁定取引などは、解説によると「ほとんど実話」だそうです。金融資本主義の最前線で「なるほど!そういうことが行われていたのか!」と目から鱗の連続でした。


 インサイダー取引や債権買い占めのルール違反、高利回りだがリスクの高い金融証券や採算のとれないM&Aでも「客がやりたいって言ってるんだからやらせればいい」という投資銀行のモラル無き利潤追求にサブプライムローン問題に端を発する経済危機も金融資本主義(カジノ資本主義?)の必然だったのだろうなと感じました。


 文庫の上下巻を一気に読み、数日後、もう一度読み返しました。大きくて邪魔な単行本は買わない主義でしたが文庫化されていない他の作品も買いたくなってきました。

お勧めです。

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[BOOKデータベースより]
珍しく棉のような雪が静かに舞い降りる宵闇、一九四三年の満洲で梶と美千子の愛の物語がはじまる。植民地に生きる日本知識人の苦悶、良心と恐怖の葛藤、軍隊での暴力と屈辱、すべての愛と希望を濁流のように押し流す戦争…「魂の底揺れする迫力」と評された戦後文学の記念碑的傑作。



物語の舞台は1943年の満州。主人公の梶は、鉱山開発の国策会社の模範社員。招集免除と引き換えに労務管理者として成績不振の鉱山に新婚の妻・美千子と共に赴任します。

現場の鉱山は組頭のピンハネや現場監督の労働者虐待で生産性が落ちていました。インテリで左翼がかった梶は、慈悲深い植民地支配者としてピンハネを解消したり虐待をやめさせる事で、「愛国的」な現場監督や役得を貪る古参社員と軋轢を深めながらも生産性を向上させていきます。

梶は侵略戦争に嫌悪を抱き日本の敗戦を必然と見ていましたが、戦略物資の増産に成功し有能な労務管理者として会社から表彰されるという皮肉な状況となります。

そんな梶に「人間の條件」が問われる一つの事件が起きます。憲兵に逆らうことで人間性を発揮した梶は、拷問された上に会社からやっかい払いのように招集免除を反古にされ軍隊に送られてしまいます。

初年兵の梶は大日本帝国陸軍という人間性を破壊して人間を絶対服従の戦争機械に仕立て上げる理不尽な組織の中で皮肉にも優秀な兵隊として頭角を現していく・・・。

大日本帝国の満州支配、大日本帝国陸軍の「人間」を「兵隊」に作り替える仕組み、敗残兵の末路、支配者から敗戦国民に転落した人びと。あの戦争は何だったのか?そして「人間の條件」とは?

読了後、深く問い詰められている気持ちになりました。

お勧めです。


追記・安彦良和の「虹色のトロツキー」や「王道の狗」を思い出しました。五味川純平の影響を深く受けていたんだなと感じました。




 

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