ソーシャルデザインプロジェクト

地域のコミュニティや人とのつながり、ものづくりをレポートします
福岡市の天神地区回遊空間形成についての仕事をやっている関係で、公園の賑わいづくりに関する講演を聞く機会を得ました。
講師は、小口健蔵氏で東京都庁の職員としてまちづくりや公園緑地の計画から管理運営などに従事され、その後も公園のエキスパートとして,各地の公園づくりに実績を上げられている方です。
日比谷公園100周年記念事業やお台場でのガンダム設置などで民間と上手くWINWINの関係をつくりだし、極めてユニークな活用で賑わいを読んだ実績などをもとに、稼ぐ公園をつくるべきというお話は非常に勉強になりました。
心に残ったフレーズとしては
○都市公園法12条の解釈が問題
公園では禁止されていることが多いと思いがちですが、実は人に迷惑や危害を加えたりする事ぐらいしか禁止されてはいないのです。物品の販売など禁止されているわけではない、つまり役所の解釈や公園に対する思いが問題である。
○理念を堂々と語れ
市や市民のためになる賑わいある公園になってほしいのであれば、堂々と理念を語って多くの人を味方につけるべきで、審議する委員会などは、むしろ推進の後押しをしてくれることも多い。
○公園も競争せよ
商業施設は常に人に集まってもらうために努力している。公園も待つのではなく、積極的に前に出るべし。
○公園は世界的企業育成の舞台
ガンダムは多額の費用がかかっているが行政はお金を出したのではなくキッカケを作った。このイベントのニュースは世界中に配信され注目された。つまり世界的企業を育てて法人税収入を増やすためにやったのである。
他にもいろいろあるが、とにかく行政マンには是非聞いてもらいたい内容でした。

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管理の視点での行政区域と、歴史文化の圏域は同じではありません。
糟屋地区を構成する1市7町が、一つの歴史文化圏として、それぞれの文化財を持ち寄り、編集しながらひとつの“かすや”を見つけていこうという、地方の文化財に光をあてる新たな試みです。

発見!糟屋。地味ですが、福岡都市圏の文化財行政にとっては大きな話題です。
第1回のテーマは「かすやの発掘最前線」。第2回のテーマは「かすやとアジア」。
個人的には遺跡とデザインについて非常に興味があるので、いずれはそんな話題も取り上げられればと思っています。

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外側が大事

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住吉神社にある能楽殿。
かつて能楽舞台は、昨夏に宮島で見た能楽舞台のようにもともと外部にありました。
近代以降は、天候に左右されないために、舞台を丸ごと建物で覆ったものがつくられるようになりました。それが木造建築の場合は「能楽殿」、鉄筋コンクリートの場合は「能楽堂」と呼ばれます。
つまり住吉神社の能楽殿は木造で、今では少なくなっています。
今回内部を見学会に参加したのは、これを保存していくためにはどうすれば良いか、と普段仕事で建築に携わるものとして呼びかけられたからです。

写真の通り、内部の舞台は福岡市の文化財指定を受けるほどの素晴らしいものでした。惜しむらくは、建物そのものが度重なる増改築で当時の雰囲気が損なわれていること、そして何より、境内に向かう参道に正面を向けて配置されていたのに、その前に結婚式場が建てられて見えなくなってしまっていることでした。

結果、能楽殿の場所がわかりにくく、あることすら知らない人が多いのです。
まずは内部の素晴らしさを知っていただく取り組みから始めて、ゆくゆくは建築そのものの価値をもう一度顕在化させていくことが重要だと思います。

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木と暮らす

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糸島に住む木の作家の家。

手のひらにすっぽり収まるゴツコツ、スベスベの器は我が家のお気に入りで、ホームパーティで出すと、必ず話題になります(します)。

矢野義憲さんは飾らない性格ですが、住まい方、生き方自体がとてもシンプルで、お宅にお邪魔するとまるで我が家のようにゆっくりしてしまいます。

裏山で作業している時が一番気持ち良い時間だとのこと。

矢野家の子どもたちも天真爛漫、最初は久しぶりの再会でぎこちなかったのが、一緒の散歩から帰って来てからは笑いが絶えないほど仲良くなっていました。

自然は大きなホスピタル!
協和発酵のこのキャッチフレーズ、まさに。今でも大好きだなあ。

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史跡とアート

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史跡は、それが作られた時を知っている人はいない。考古学者のように、僅かな手掛かりから推理する専門家はいるが、そのような人たちも、本当の姿はやはり知らない。

最近仕事で関わる史跡では、アートが有効であると確信している。誰でも想像する権利はあり、それをきっかけに多くの人とコミュニケーションを図ることができるからである。

今年もやよいの風公園で、発掘された甕棺に掘られていた線刻画の鹿をワラで立体的に表現するワークショップを行った。周りを農地で囲まれているこの地では、地産地消のアートである。
今年は地域のこどもたちも参加してくれたこともあり、出来は去年に比べて質、量ともによくなった。何よりも出来上がった作品を前に充実感に満ちたみんなの表情が良かった。

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