絹子の創作物語

事実を参考にした創作です

幻想七つ異聞

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七つ異聞 暗黒 4

   * 始めはここから http://blogs.yahoo.co.jp/okaikosanmau/24479971.html



焼け焦げ、黒くちぎれた蛇が横たわっていた。

「黒姫とは、暗黒がこの世界に使わした手下にすぎない、暗黒本体はまだ、我々

 との戦いのダメージでこの宇宙に進出するには、まだ時間がかかる。

 あと5千年か一万年の猶予がある」

「うわあ、ずいぶんと遠い先の事じゃない」

竜子、宿題の提出がずっと未来になったような気がした。

「いまの我々の力では、やつに勝てない、だが君たちの子孫なら今の

 数千倍の力を持つだろう、力を合わせればこの君達の宇宙をやつから

 守れるかもしれない」

「幸いなことに暗黒は、まだ我々の存在にきずいていない、黒姫がしらせるすきも

 なかったはずだ」

「でも、変ね〜、勇者はまだ5人しかいないわ」

七姫は勇者七人で黒姫を倒すものとおもっていた。

「いや、すでに七人いる」

トラの言葉に

「え、どこどこ、どこにいるの」

竜子、遠くを見渡す

「おまえの前にいるぜ」

麒麟はすでにきずいているらしい。

「七姫とさすけだよ」

「えっ私とさすけが勇者なの、でも超人的な力なんかないわよ」

「いや、人を結びつけ、集める力がある、それも大事なちからさ」

トラ、宙のかなたを見据え一言

” ミャ〜オ ”

 **終わり**

七つ異聞 暗黒 3

 青白い炎に包まれながら、太陽の船が静かに黒姫城の広場に着地した。

「ははは、思い知ったか燃えて灰になるがよい」

「どれ、七姫の黒焼けでも見るとしよう」

黒姫、広場に降りていくと、

「どうしたことだ、焦げてもおらんではないか」

船からは七姫、そして、勇者が次々に降りてくる。

「ええい、殺しておしまい」

黒姫の武者達がぞくぞくとやってきて七姫達におそいかかる。

「私にまかせて、なにか燃えてくるの」

竜子は兵士の槍のなかに飛び込んで行く、すばやい動きに兵士のだれもついていけない。

七姫に近ずく物は、トラにはじき飛ばされていた、

兵士の一部が娘達に襲いかかろうとしたその時

さすけと草の者が間に入り込み

「七姫様まにあったようですな」

「さすけ、娘達を城の外へ連れ出して、私は黒姫と対決するから」

「姫様、危険です」

「心配ないわ、勇者がついててくれるから」

七姫達、じりじりと黒姫を追い詰めていく

黒姫は天を仰ぐと

「暗黒様、もっと力をください」

「麒麟、竜子、カメオ、コン、意識を俺に集中しろ!」

トラがあせって叫ぶ

トラの毛が銀色に輝きだす、刹那凄まじい光の帯が黒姫の体を貫く、

「まにあったか」

トラはなにを恐れたのか!


七つ異聞 暗黒 2

 黒姫城の上に七姫の姿が大写しにあらわれた。

「やだ〜こんなに大きく写ったら肌の荒れまでわかっちゃう、最近気を使う事が多いから

 寝不足なのよ」

「七姫様、今はそんな事を言ってる場合ではありません」

麒麟にたしなめられ、七姫真顔になり

「うん、黒姫よ、蜥蜴をつかい我が父を殺し、胡桃国を奪いそのうえに

 男を知らぬ娘を捕え集めるとは、悪列非道の変態女」

黒姫、空を見上げ

「なにを芝居染みた事を言っている、若い娘を捉えたが、処女とはがぎらぬぞ、

 そこまでは調べておらん」

広場にいる娘達、ざわざわと騒いでいる。

「おらは男を知らねえだが、おめえは確か幾人か知ってるはずだ」

「ないしょだ、田吾作に知られたらおら〜、どうすべえ」

「ここに集められた娘はみな、おぼこという事にすべえ」

「おかしいだべ、腹のでけえ、女もいるげな」

黒姫、恐ろしい形相になると

「ええい、うるさい、もうすこしで我が儀式が出来るというところを邪魔しおって、

 七姫よ、そなたも父の所へ送ってやる」

黒姫、太陽の船をキットにらむと眼は白眼となり、全身は青い炎に包まれる。

燃え立つ炎は一筋に集まり、太陽の船を直撃した。

炎に包まれた船はじょじょに高度を下げていく。

七つ異聞 暗黒 1

 黒姫城の中では、胡桃国から連れてこられた娘達が一か所に集められていた。

「ほほほ、まっていなさい、そのほとばしる精気、太陽が暗黒に包まれた時

 私が全て吸い取ってあげる」

「黒姫様大変です」

カシャカシャと鎧の擦れる音をたてて武者が黒姫の前で報告する、

「城の周りが胡桃軍に囲まれております」

「胡桃の残党などせいぜい100名程度、なにをうろたえておる」

「それが、数万の大軍で見渡す限り胡桃軍で埋め尽くされております」

「ばかな」

黒姫、天主に上がり城下を見下ろすと、ぐるりと胡桃軍ばかり。

「これは、どうしたこと、蜥蜴はなにおしていたのじゃ」

黒姫、空をみあげると

「あと一時、時期に空が闇に包まれる、さすれば数万の胡桃軍などわらわの敵ではないわ」

急ぎ階段を降り娘達のいる広場にむかう黒姫。

すでに太陽は半分ほど暗闇に隠れている、

「さあ、儀式を始める」

黒姫、天をあおぎ両手をかかげる。

すでに薄闇がかった空に、一点の金色の輝きが黒姫の目にはいった。

七つ異聞 五つ星 6

 里の真ん中の空き地に、黄金色に輝く太陽の船が止まっている。

竜子達勇者が出かけている間に大変なことがおきていたのだ、

七姫懇願するように事情を話し始めた。

「国の若い娘を全て黒姫軍がさらって行ってしまったわ、なんでだかわからないんだけど

 城下は火の消えたようにさびしくなったの、黒姫の国に女はいないのかしら

 さすけ は草の者を引連れて黒姫の国に向かったわ」

「意図はわからないが、すぐに我々も黒姫国にいこう、

 娘達の身に危険がせまっているようだ」

トラの強い意志がみなに伝わってきた。

全員が太陽の船に乗り込むと

「まって、私もいっしょにいきます」

七姫が船に乗り込んできた。

・・・・

「黒姫様、おいつけどうりに、娘達を城の中の広場に集めました、

 ところで、どうしてこのように娘でなければならないのですか」

鴉のような黒い着物を着た女がニタリと顔をゆがめると

「男では、気色悪いだろ、もうじき太陽が黒くなる

 儀式の用意はできてるね!」

「はい、おこたりなく」

太陽の角が欠けてきた、日食が始まる。


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