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「礼文島行ける?」
「はいはい、はい、礼文でも利尻でも、どこでも行ってきま〜す!」
ということで、日本最北の島「礼文島」に行って来た。
一応出張なので、あくまでも仕事が最優先。
東京からだと朝出ても、礼文島に着くのはその日の夕方。
礼文島で仕事をするには、着いた翌日にならないとまともにできない。
そして、その日はもう帰ってくることができないので、帰ってくるのは更に翌日。
つまり礼文島で仕事をするには最低2泊3日が最低条件となるわけだ。
「2泊3日ということは・・・」
着いた夕方から晩御飯まで釣りをして、晩御飯食べ終わってから釣り、少し仮眠して朝マズメの釣り、朝御飯食べて仕事、夕方仕事が終わって晩御飯まで釣り、晩御飯食べ終わってから釣り、仮眠して最終日朝マズメの釣り、の計6回釣りができることになる。
多少ハードだが、やれなくはないだろう。
この時期礼文島はシーズンインしたばかりで、ホテルはどこも満室。
幸いとれた宿は、港まで徒歩15秒の思ってもみない好条件な旅館だった。
「しめしめ」
結局出張の間際バタバタでフライはほとんど巻けなかったが、基本ロックフィッシュがターゲットとなるので、重そうなフライを片っ端から詰め合わせ、簡単ロックフィッシュ出張用ボックスとボトム用のリール、オービスの出張用7ピース8,6フィート6番をバッグに詰め込み、期待に胸膨らませて北へと向かったのだった。
16時55分、礼文島上陸。
すぐさま旅館でチェックインを済ませ、晩御飯を18時半にお願いして宿を飛び出した。
宿のおかみさんがクスクス笑っていたのが少し気になったが、礼文島なんて次何時来ることができるか皆目見当がつかない。
僕は道北生まれ道北育ちだが、礼文島には行ったことがない。
つまり北海道で生まれたからって、礼文島や利尻島に行くことは、東京生まれで小笠原に行ったことなないと同じくらい旅行好きでもない限り、あまり行くことがないのだ。
たまたま子供の頃、利尻島に旅行に行く機会があったのだが、僕はそこで生まれて初めてソイとウマヅラハギを釣った記憶が今でも鮮明に残っている。
そして海の中は魚、魚、魚。
同じ北海道でもこうも違うものかと、子供ながらに驚いたことがとても印象的だった。
あの時の記憶と同じくらいの魚影が礼文島にもあることを信じて海の中をのぞくと。
「ん? 少し違うかな?」
海の中は「コンブ、コンブ、海藻、ナマコ、海藻、ナマコ、海藻」
「う〜む」
よく考えたら、利尻島に行ったのはかれこれ40年ほど前の話だった。
「やれやれ」
これじゃあまた「昔はすごかった話」になってしまう。
とにかく、魚影は見えないが足元のコンブ下にフライを落としてみると。
「ササーーーッ」っと何匹もの小魚が寄ってきて、バクっとフライに食いつき反転した。
「うわっ、やっぱいたっ」
すぐさま本気モードで岸壁と並行にフライをキャストし、少し沈めてからリトリーブすると・・・
「クククーーーッ」っと子気味良いアタリが。
礼文島最初の1匹はガヤ。
実はこのガヤ、子供の頃は「なんだまたガヤかよ〜」なんて子供が言うくらい、外道中の外道。
ガヤガヤと騒がしいくらい寄ってたかって釣れることから、ガヤなんて可哀そうな呼び名がまかり通っている、少々気の毒な魚。
ガヤは別名エゾメバルと言われる正真正銘のロックフィッシュで食べると実にうまいのだ。
そんなガヤ、実は今回このガヤをメインターゲットに考えていた。
というのもガヤの写真が撮りたかったからだ。
しかし、流石に釣りを始めて5分もすると、そんなことはすっかり忘れて、「ソイいないかな?アブラコ(アイナメ)は?、カジカでもいいな」などと、ガヤは完全に外道扱いにされてしまった。
ガヤよごめん、でもほんとお前はいい奴だよ。
つづく
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こんにちは!
いつもセンスの良い美しいお写真。
センスのかけら頂きたいです。煎じて飲みますので(^_^;)
ガヤガヤしているからなんですね〜
他人とは思えないお魚ちゃんですww
2018/6/3(日) 午前 10:45
GAS橋さん、おはようございます。
お恥ずかしい限りです。
昼間は足元にフライを落とすとガヤガヤ集まってきます。
夜は広範囲に散るようで、キャスト&リトリーブで面白い様に釣れるようでした。
2018/6/6(水) 午前 9:00 [ okaniccorito ]