おから部長、がんばります。

PC買い替えなどで、2週間ぶりにネットに接続。ほうぼうに迷惑をおかけしてごめんなちゃい……と、誰も見てないところで謝罪(笑)。

遠足日記

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2007年1月20日、土曜日。
遠足に行ってまいりました。
その日記を、今までと作風を変えてお届けします(笑)。
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おから部長「こんばんは。

       『いつもニコニコ居眠り運転。寝る子は育つ。泣く子も笑う。』
       ・・・でおなじみおから交通をご利用くださいまして、まことにありがとうございます。
       わたくし旅客案内役を務めさせていただく、おから部長と申します。」


イメージ 1


部長「前回の『その10』は こちら からお願いします。

   それでは、ごゆっくりお楽しみください。

   なんじゃこのノリ・・・。」


    *    *    *    


生ハム住職「・・・zzz。」


部長「・・・zzz。」


・・・・ゴトンゴトン・・・・・・ゴトンゴトン・・・・・・


住職「・・・zzz。」


部長「・・・zzz。」


・・・・ゴトンゴトン・・・・・・ゴトンゴトン・・・・・・


住職「・・・・・・ん?」


部長「・・・zzz。」


住職「部長!
   起きてください!」


部長「じゃあ卒論は提出期限を延ばしてもらえるんですね。
   助かります教授・・・。

   ・・・教授じゃない?
   住職?」


住職「なに寝言いってるんです、もう。」


部長「あ、あら・・・。
   たははは、お恥ずかしい。
   ところで今、何時なんです・・・。

   ・・・はうあっ!
   1時半!
   ずっと寝てたんですか僕!?」


住職「おそらくそうです。
   ・・・僕も寝ていましたから、よくわかりません(笑)。」


部長「なんだ、住職もですか(笑)。」


住職「ええ、恥ずかしながら(笑)。
   ここでちょっとご説明しておきますと、わたくしたち、
   12時50分に和歌山駅を出発した、JR和歌山線・奈良行きの電車に乗っております。
   ここ から こういう具合に 行くわけですね。
   しかし、乗ってから今まで、2人ともずっと寝ておりました(笑)。

   あの、すみません。
   ここでひとつ言い訳させていただいてもよいでしょうか。」


部長「どうしたんです?」


住職「先ほど駅弁を食べたじゃないですか。
   あれって12時から12時半くらいのあいだでした。
   それで、ついつい寝てしまったんですよ。」


部長「ははは、なるほど。
   おいしいものを食べて満腹となれば、どうしても寝てしまいますよね。」


住職「まあ、それもあるんですが・・・、
   こういうことですよ。
   昼食を食べたのが、学校に通っていたころとほぼ同じ時刻じゃないですか。
   で、とくに高校のころ、昼休みのあとの授業がとても眠たくなりませんでした?
   僕は古文の授業なんて、しょっちゅう寝てました。
   あのころ骨の髄まで染みこんだ体内時計が、ふたたび機能してるんですよ(笑)。」


部長「なるほど・・・。
   けど僕は、ありませんでしたよ。
   そんな体内時計。」


住職「え?
   そうなんですか?
   見るからに不まじめなかんじですから、僕と同じだと思いましたよ。」


部長「いや、まあ・・・、眠くなるにはなるんですが、
   そもそも昼休みからの授業はサボることが多かったんで(笑)。」


住職「ははは!
   だめじゃないですか。
   さっきも卒論の期限を延ばしてどうのとか寝言をおっしゃってましたが、
   やっぱり不まじめは不まじめだったんですね(笑)。」


部長「ええ、そうなんです(笑)。
   そうはいっても、授業の内容がわかりませんから仕方がないですよ。
   物理とか化学とか基礎解析とか代数幾何とかは、かっこうのサボる対象でしたね。」


住職「あの、部長・・・。
   『基礎解析』とか『代数幾何』とかおっしゃると、トシがばれますよ?」


部長「え!?
   そうなんですか!?」


住職「まあ部長はもうトシをばらしてらっしゃるので、今さらだいじょうぶですけどね。」


部長「ははは・・・。

   しかしまあ、外をご覧ください!
   午前中こそどんより曇っていましたが、今はもう、いい天気ですよ!
   電車に差し込んでくる日差しも、眠気をさそいますって!」


住職「ああ・・・。
   言われてみれば、そうですね。
   われわれ電車に乗ってばかりなので天気は関係ありませんが、
   せっかくの遠足ですので、晴れてるほうがいいに決まってますものね。」


部長「ありがとうございます教授。」


住職「もう寝とんのかい!(笑)

   ・・・昼下がり、晴天のもと、田園風景を走る素朴な電車。
   これで寝るなと言うほうが、無理な話なのかもしれませんね。
   わたくしもうとうとしてきましたし、ふたたび失礼させていただきます・・・。」


・・・・ゴトンゴトン・・・・・・ゴトンゴトン・・・・・・


部長「・・・zzz。」


住職「・・・zzz。」


・・・・ゴトンゴトン・・・・・・ゴトンゴトン・・・・・・


住職「・・・ん?
   部長、起きてます?」


部長「あう・・・。
   意識が体内と1m頭上を、行ったり来たりしております(笑)。」


住職「もう2時です。
   あまりにぼけーとなさっていると、この日記も内容が乏しくなりますよ?」


部長「あ・・・、これは失礼しました(笑)。
   ところで今、どのへんなんでしょうね・・・。」


住職「もうすぐ橋本ですね。」


部長「ほお!
   橋本ですか!
   大学のころ同じ学部にいた人が、橋本で働いているんですよ!」


住職「へえ・・・。
   そのお方、何の仕事をしてらっしゃるんですか?」


部長「ここでは言えません。」


住職「なんですそれ(笑)。
   そしたら、
   『大学のころ同じ学部にいた人が、橋本で働いているんです』なんて言わないでくださいよ。
   続かない話を自分から持ち出さないでください(笑)。」


部長「ははは、失礼しました。
   決してやましい仕事をしている人ではないので、ご安心ください。
   この橋本で、ものすごくがんばっていると思います。」


住職「なるほど・・・。

   ・・・わたくしたち、もうすぐ橋本に到着いたします。」


    *    *    *    


のんべんだらりとした内容をお届けしたが、
そのなかにも、土曜お昼の田園風景で時がゆるやかに流れるさまを感じていただきたい。
写真が1つもないのは寝ていたからであることは、言うまでもない(笑)。

その12へ続く。
おから部長「こんばんは。
       おから部長です。

       この遠足日記も、めでたく第10回目をかぞえるまでになりました。
       冗長なものになっていることは、本人も承知しております。
       どうか見捨てないでやってください(笑)。

       前回の『その9』は こちら です。

       それでは本編へまいりましょう。


    *    *    *    


部長「こんにちはー!
   おから部長でーす!

   1月20日、土曜日!
   ただいま正午をまわったところ!
   JR和歌山駅の和歌山線ホームにある待合室から、寒さをしのいでお送りしておりまーす!

   ・・・で、今回どこから話を続けたらいいんでしたっけ?(笑)」


生ハム住職「部長が召し上がる駅弁の、ギミックですよ。」


部長「そうでした!
   くりかえしになりますが、こちらの『牛めし』なんです!」



イメージ 1



部長「それでですね。
   さっきの店員さんに教えていただいたんですけど、
   箱の右側に、ほら、黄色いひもがあるじゃないですか。
   で、食べる直前にこれを、この画像でいったら右方向に引っ張るんです。
   そしたらなんと、ごはんが温まるんですって!
   見えますでしょうか。
   箱の右下に『あたため機能付き』と書いてありますよね。
   ギミックとは、このことなんですよ!」


住職「ほおー。
   なるほどー・・・。

   われわれも今はお昼休みですので、さっそくいただきましょう。
   早朝から出発して、トラブルもあって疲れたので、おなかが減りましたよ(笑)。
   では部長。
   そのひもを、引っ張ってください!」


部長「わーかりましたー!
   ではいきます!

   ・・・えいやっ!」


住職「古くさいかけ声ですね。」


部長「いいの、そんなのどうでも!(笑)」


・・・・・・

・・・・・・シュワー・・・シュワワワワワーーーーー


部長「あつっ!
   あつつつ!!

   なは、なんじゃこれ!
   あかん!
   あかんて!
   持ってられへん!
   ちょ、ちょいベンチ置くな!?」


住職「あははは!
   どうぞどうぞ!」


シュワワワワワワワーーーーー・・・

・・・シュワワーシュワワー・・・・・・


部長「・・・はふー。
   はあ・・・、ようやく落ち着きましたよ。
   駅弁が(笑)。」


住職「ははは。
   しっかし、すごい湯気でしたねー。」


部長「はいーっ(エスパー伊東風に)。
   いやあ、もう、びっくりしましたー。
   湯気がシュビドゥバシュビドゥバ出てましたからねー。
   でもですね、ひも1本引っ張るだけでこんなふうになるとは思いもしませんでした。」


住職「僕もびっくりしました。
   どうでしょう。
   この様子だと、ごはんもかなり温まったのじゃないですか?

   せっかくですので、さめないうちにお召し上がりください。」


部長「わーかりましたー!
   ・・・よいしょっと。」



イメージ 2



部長「僕の駅弁は、こんなかんじです。
   ごはんが牛丼のようなかんじであって、野菜と紅しょうがもありますね。
   左上に入ってあるのは、パイナップルです。
   右上のほうでくちゃくちゃとなっているのが、さっきのひもです(笑)。

   では、いたらきまーす!」


住職「いただきまーす。」


部長「・・・ぬおっ!

   ごはんがですね、
   電子ジャーからよそった瞬間みたいなかんじで、あつあつの炊きたてですよ!
   うっわー、すげえなこれ・・・。
   さっき和泉砂川駅で、寒い思いをしたじゃないですか。
   こんなにあったかいごはんが食べれて、ちょうどよかったです。」


住職「あらー、それはうらやましいです(笑)。」


部長「はっはっは。
   住職のお寿司はいかがですか?」


住職「これもこれで、おいしいですよ。」


部長「みたいですね。
   ひょいひょいぱくぱく食べてらっしゃいますもんね。
   ふた箱めですか、もう?(笑)」


・・・・・・モグモグ・・・パクパク・・・・・・

・・・・・・ウマー・・・ウマー・・・・・・


部長「で、どうでしょう。
   もぐもぐ。
   住職の目からご覧になった、和歌山の街並みというのは?」


住職「んー・・・。
   僕らの住んでるところでいうなら、JR茨木駅の周辺みたいなかんじですね。
   あっ。
   『快速の止まる摂津富田(せっつとんだ)』といったところでしょうか(笑)。」


部長「わかる人にしかわかりませんって、それ。
   まあ実際そんなかんじですが(笑)。」


・・・・・・モグモグ・・・・・・パクパク・・・・・・


部長「あのね住職。
   もぐもぐ。
   僕ね、自称『なにわのイタリアン』なんですよ。
   その理由、もぐもぐ、わかります?」


住職「食うのが遅いからでしょう。」


部長「住職が速すぎるんです!(笑)」


・・・・・・サイゴノパイナップルモウマー・・・・・・

・・・・・・ベニショーガイラナイナー・・・・・・


部長「ぷはー!
   ごっそーさまでしたー!」


住職「いかがでした?
   『牛めし』について、
   部長から感想などおっしゃっていただけるとありがたいですが・・・。」


部長「率直に言って、ギミックに驚きました!

   ・・・駅弁の彩りとしては野菜が添えてあるだけですので、
   これで1,000円というのは高いという方もいらっしゃると思います。
   僕もそういう感覚がしないでもないですが、
   ギミック込みの値打ちを考えると、1,000円で妥当なところではないでしょうか。」


住職「なるほど。
   ありがとうございました。
   ご覧のみなさまも、ぜひ参考になさってください。
   なんにしても、お互いおいしい昼食をいただけて満足です。

   ・・・あっ。
   われわれの乗る電車が、もうスタンバイしているようですね。」


部長「おー、これですか!
   2両編成!
   車体のフォルムも、
   いかにも『地方交通線』といったかんじで、風情がありますですよ!
   ちょっと撮ってきます!」



イメージ 3



イメージ 4



住職「・・・へたですね、写真。
   スピーカーとか禁煙ステッカーとか、手前にごちゃごちゃ写ってますよ(笑)。」


部長「すっ、すいません・・・。
   興奮のあまり、写真の構図にまで頭がまわりませんでした(笑)。」


住職「ははは。
   まあ、次は気をつけてくださいね。

   ・・・おや?
   部長、向こうの電車もご覧になってくださいよ。」


部長「・・・んなっ!?」

  

イメージ 5



部長「か、かわいい・・・。」


住職「ほお・・・。
   屋根まで赤くしてあって、こだわりが感じられます。」


部長「これは・・・、JRの電車ではありませんよね?」


住職「はい、和歌山電鐵(でんてつ)です。
   もともと南海が所有していた路線なんですが、
   採算が取れないということで、
   あらたに立ち上げた和歌山電鐵という会社が引き継いだかたちになるんです。
   詳しくは こちらこちら をご覧ください。」


部長「へえ・・・。
   しっかし住職。
   なんでそんなことまでご存知なんです?(笑)」


住職「いやいや。
   この遠足で先生役を務めるからには、これくらい、なんてことありません。」


部長「はあ・・・。」


   
イメージ 6



部長「でもほんと、かわいらしいです。
   内装もなんか、かわいらしいかんじですよ。
   いいなあ、これ。」


住職「人の姿も写ってなくて、
   かわいらしい電車がありのまま伝わるナイスな写真です。
   部長、グッジョブです。
   先ほどの汚名挽回といきましたよ。」


部長「実をいうと、いい写真だけ選んでお届けしております(笑)。」


住職「ははは。」


部長「いやあ、心がなごみました。
   いい電車ですね。
   派手な広告をペイントした電車もビビッドなよさがありますが、
   さすがにこの『いちご電車』にはかなわないかな。
   また来たときは、ぜったい乗りますよ!

   ・・・さて!
   もうすぐ12時50分!
   出発です!」


住職「ここから奈良まで、3時間です!(笑)」


・・・・・・プシュー・・・・・・

・・・・・・ゴトン・・・・・・ゴトンゴトン・・・・・・


部長「・・・zzz。」


住職「・・・zzz。」


    *    *    *


和歌山駅で、味わいのある駅弁を楽しんだ住職と部長。
おなかいっぱいとあって、当然ふたりとも夢の中(笑)。
そう。
電車の揺れ具合が、実に心地いい。

その11へ続く。
おから部長「みなさま、いかかお過ごしでしょうか。
       おから部長です。

       やっとのことでJR和歌山駅に到着したわたくしたち。
       ころあいもお昼どき、てっきりラーメンをいただくものかと思っておりましたが、
       住職は『駅弁』とおっしゃいましたの。
       なにしに和歌山まで来たんでございましょ。

       前回の『その8』は こちら です。

       それでは本編を、ごゆるりとお楽しみあそばせ。

       なんじゃこのノリ・・・。


    *    *    *    


部長「駅弁・・・ですか?

   いやいやいやいや(稲川淳二風に)。
   ちょっとトラブルもありましたけど、『けがの功名』ってやつですよ。
   うまいことランチタイムになったんですから、ラーメン食べましょうよ。
   もともと僕は小食ですし、駅弁もラーメンも両方は食べれませんって。
   もしかして、アレですか?
   ここで駅弁を買っておいて、さらに遠くへ行くわけですか?」


生ハム住職「・・・。」


部長「よくよく考えれば目的のラーメンは、ここJR和歌山駅じゃないのかもしれませんよね?
   ひとくちに和歌山といっても、広いですから。
   でも僕だけじゃなく、
   ご覧の方々も『なんか話が見えないなー』と思っていらっしゃいそうですし、
   ここらあたりでひとつ、今後の予定を発表していただけるとありがたいのですが・・・。」


住職「なるほど・・・。
   わかりました。
   部長は敵に回せても、ご覧の方々まで敵には回せません(笑)。

   それでは発表いたしましょう!」


部長「・・・ごくっ。」


住職「わたくしたち、まちがいなくここで駅弁を購入いたします。
   そして、その駅弁を、ここでいただきます。」


部長「ここで!?」


住職「はい。
   次に乗る電車が来るまで、50分ありますから。」


部長「ごじゅっぷん!?」


住職「そうです。
   そのあいだに駅弁をいただこうというわけです。
   今が正午ですから、12時50分まで、ちょうどお昼休みみたいなものです。」


部長「お昼休み・・・。
   そういうのがあるカタギな仕事をしたことないもんでして、調子くるっちゃいます(笑)。」


住職「知りませんよそんなこと(笑)。
   ・・・で、次に乗る電車というのは、JR和歌山線・奈良行きです!」


部長「和歌山線・・・?
   こ、これのこと ですか!?」


住職「ええ、ここから東に走ってる路線ですね。」


部長「はあ・・・。
   それはそれとして『奈良行き』とおっしゃいましたが、どこまで行くんです?」


住職「奈良です。」


部長「NARA!?」


住職「もう奈良まで、ばちこーん行っちゃいますよ。
   さっきの路線図でいうなら、さらに東へ行くわけですね
   3時間かかります。」


部長「さんじかん!?

   ・・・・・・。

   あの・・・、奈良まで行くんでしたら、
   今の地図 でいうと、天王寺から大和路線に乗っていればよかったんですよね。
   和歌山まで来て、和歌山線に乗る理由は何でしょう?
   とくにここでラーメンを食べるわけでもないのなら・・・。」


住職「いや・・・、あの・・・。
   僕、和歌山線に乗ったことありませんし・・・。」


部長「僕もそうですよ!(笑)
   2回目じゃないですか、そのネタ!

   ・・・・・・。

   かといって引き返しても、もはやどうにもなりませんね・・・。
   ・・・オーケー!
   今日は遠足です!
   こうなったら、徹底的にのんびりいきますからね!
   奈良まで3時間、どうってことないですよ!」


住職「さすが部長!
   そうこなくっちゃ!」


部長「だいたいですね、
   ご覧の方々も最初から『ただの遠足じゃないな、これは』と思ってらっしゃるでしょうし、
   そういう珍道中は望むところです!(笑)」


住職「素晴らしいプロ根性です!

   それでは、さっそく駅弁を買いに行きましょう!」


部長「了解じゃん!」


・・・スイマセーン・・・コレトコレトコレトコレクダサーイ・・・

・・・・・・マイドアリー・・・・・・


部長「で、どうします?
   どこで食べましょうか?」


住職「とりあえず、和歌山線のホームに移動しましょう。」


・・・・・・エッサーホイサーエッサーホイサー・・・・・・


部長「階段での移動もしんどいなー(笑)。

   住職!
   さっそく和歌山駅の、和歌山線ホームのプレート撮っておきますねー!」


住職「さすがに何度もくり返してると、手際がよくなってきましたね(笑)。
   よろしくお願いします。」



イメージ 1



部長「そうだ。
   ついでですので、こんなのも撮っておきましょう。」



イメージ 2



イメージ 3



部長「えーと。
   駅弁を買ったりしているうちに、もう12時10分になりそうですね。
   そして時刻表ですけど、わたくしたちの乗る電車が12時50分発の奈良行きです。
   12時20分にも電車は出るんですけど、奈良まで行かないんですよね。
   途中の粉河(こかわ)という駅で止まってしまうんです。


住職「・・・部長。」


部長「なんです?」


住職「その時刻表・・・、まちがえて『平日』のところを撮ってます。
   今日は1月20日、土曜日です。」


部長「・・・ぶへ!
   わー、ホントらー!
   『土・休日』の12時50分が、ちょん切れてる!」


住職「まったく・・・。
   ちょっと『手際がよい』とか言ってほめたら、この始末なんだから・・・。」


部長「山より高くお恥ずかしい・・・。」


住職「ははは。
   まあ慣れないことでしょうし、ひとつひとつが勉強ですよ。

   そんなことより、
   外はかなり寒いですし待合室で食べましょうか。」


部長「そうですね。
   このまま外で電車を待つのは勘弁してほしいです(笑)。」


・・・ガラガラー・・・・・・オジャマシマース・・・・・・


部長「はあー・・・。
   あったかいですねー。
   ようやく一息できましたー。」


住職「・・・さて。
   駅弁ですけど、部長は何にしたんですか?」


部長「水了軒です。」


住職「だれがメーカー答えろ言うてん!(笑)」


部長「ははは、すみません。
   えーっとですね・・・。
   『うしめし』と読むのか『ぎゅうめし』と読むのかわかりませんが、そんなのです。
   住職は?」


住職「僕はお寿司です。
   せっかくですので、みなさんにお見せしましょう。」



イメージ 4



部長「えー。
   下の『牛めし』は僕がいただき、
   上のお寿司3品はすべて住職がたいらげます(笑)。」


住職「・・・恥ずかしながら(笑)。

   で、なんか部長の駅弁はすごいんですよね?
   さっきもなんか、店員さんに詳しく説明を受けてらっしゃいましたが・・・。」


部長「えへへ、そうなんです。
   実はですね、この、右のほうから出てる黄色いヒモを・・・。

   ああーっ!
   もうお時間だー!

   すいませんっ!
   駅弁のギミックは、また次回お届けしますっ!」


住職「ギミックて・・・。」


    *    *    *    


目指すラーメンは、和歌山ラーメンではなかった。
これからさらに奈良まで、3時間かけて旅する住職と部長。

ご覧のみなさま。
彼らの真の目的に感づかれたなら、
日記の進行を妨げないよう、盛り下げてしまわないよう、どうか黙ってやっていただきたい。
駅弁のギミックもご存知なら、黙ってやっていただきたい(笑)。

その10へ続く。
おから部長「まいどー!
       おから部長でーす!

       この遠足日記では、1月20日の朝7時半から11時まで、
       3時間半をこれまで7回にわたってお届けいたしましたー!
       1回あたり30分という計算になります!
       『いつ終わんねん!』というお怒りはごもっとも、しかしそこをなにとぞ!

       前回の『その7』は、こちら からお願いしまーす!

       それでは本編にてお会いしましょう!


    *    *    *    


部長「おはようございまーす!
   おから部長でーす!

   ・・・いや、もう「こんにちはー!」と言うべきでしょうかー!
   あっはっはー!
   ただいま午前11時を過ぎたところ、
   わたくしたち、JR阪和線の和泉砂川(いずみすながわ)駅 で、
   トラブルのために止まってしまった普通電車の中で待機しておりまーす!

   天王寺を9時5分に出発いたしましたが、
   本来ならすでに和歌山に着いていて、今ごろは街中を散策しててもおかしくございませーん!」


生ハム住職「ほんとそうです。
        JRに、してやられました(笑)。

        しっかし、寒いですね。」


部長「えーもう、まったくそのとおりです!
   ・・・といいますのも、わたくしたち電車の中で座って待っておりますが、
   ドアが開きっぱなしのため風が入ってきて、ものすごく寒いんです!」


住職「座席のヒーターも効いてませんし、正直たまらんです(笑)。」


部長「ほんと、いつまでここで待てばいいんでしょうね。
   あー寒い・・・。」


住職「・・・でもまあ、ぐちっていても始まりませんしね。
   せっかく止まったんですから、とりあえずプレート撮っときましょうよ。」


部長「そうですね。
   では撮ってきまーす!

   ・・・・・・。
   
   わっ!
   外も寒いです!
   ほら、これ!
   カメラば持つ手も震えとーとですよ!

   ぶれなければいいけど・・・。」



イメージ 1



部長「お待たせしました住職!
   外も寒いです!(笑)

   えーみなさん!
   わたくし、のんびりした旅になるだろうなという、
   いわば時間の覚悟はできていても、寒さの覚悟はできません!」


住職「僕もできません!(笑)」


部長「こんなところで風邪をひきたくないですし、なんだか切実な問題になってきました!」


住職「うー寒い。」


・・・・・・ピュー・・・・・・


部長「ううー、ぶるぶるぶる・・・。」


・・・・・・ピュー・・・・・・


住職「・・・・・・。」


部長「・・・・・・。」


住職「・・・寒さに耐えるのが必死で、会話が減ってきましたね(笑)。」


部長「そうですね(笑)。」


住職「冒頭で見せた元気のよさは、どこへいったんですか(笑)。」


部長「風に吹き飛ばされました(笑)。
   ご覧のみなさま、たいへん申し訳ございません。

   ・・・あれ?」


住職「後続の快速電車・・・ですね。

   うわっ!
   ものすごい人です!
   混んでます!

   えーと、わたくしたちの目の前に止まりました。
   やはり先がつかえているのでしょうか、これは・・・。」


部長「ドアもあきましたね。
   トラブルどうこうではなく、この和泉砂川駅はもともと快速も止まる駅なんでしょうね。

   どうします住職?
   どっちが先に出るかわかりませんが、われわれ乗り換えたほうがよいですかね?」


住職「向こうは混雑していて、まったく座れそうにないですね。
   このままこっちで、座ったままのんびり行きましょう。」


部長「そうですね。
   向こうに乗ってまた途中で止まられたら、窮屈なぶん余計に疲れますからね。

   ・・・というわけでわたくしたち、
   このまま普通電車で和歌山まで行くことにいたします!」


・・・ゴトン・・・・・・ゴトンゴトン・・・・・・


住職「あ・・・。」


部長「向こうの快速が先に出ちゃいました・・・。
   またしばらく、われわれ待つことになりそうです(笑)。
   というよりですよ。
   駅も車内も、どっちの電車が先に出るか言ってくれませんでしたよね?」


住職「ええ、僕も聞きませんでした。
   すこぶる不親切です(笑)。」


部長「しかし寒いですね。
   ううー・・・。」


・・・・・・プシュー・・・・・・

・・・ゴトン・・・・・・ゴトンゴトン・・・・・・


部長「いやー、ようやくですよー。
   あとから来た快速が出てから10分ほど、ようやくわたくしたちも出発できました。
   ただいま11時半・・・ですね。
   このまま、このままつつがなく和歌山に着いてほしいです(笑)。」


住職「でもまあ、天王寺から見たらだいぶ進みましたよ。
   もう和歌山は、目と鼻の先です。
   ご覧ください部長。
   車窓から見える景色も、かなり荒涼としたものになってきました(笑)。」



イメージ 2



部長「もう10年ほど前に、和歌山を経由して白浜まで行ったことがあるんですが、
   あのときは車内で寝てたため、外の様子をあんまり覚えてないんですよね。
   うーん・・・。
   このあたりが大阪府と和歌山県のさかい目になると思うんですが、意外と山が続いてますねー。
   そこそこ長いトンネルもありました。

   で、もひとつ気になることがあるんですが・・・。」


住職「なんでしょう。」


部長「電車、けっこう揺れません?
   さっきからガッタンゴットンいってますよね。」


住職「・・・・・・。
   そういえば・・・そうですね。」


部長「枕木やバラストの質がわるいんでしょうね(笑)。
   ちょっと失礼な話になりますが、
   そういうところも『地方へ来たなあ』と実感させてくれて、風情があります(笑)。」


住職「ははは。
   それは失礼ですよ(笑)。」


・・・・・・ガタンッ・・・・・ゴットンゴトン・・・・・・


部長「えー・・・。
   わたくしたち、ついに、
   ついに和歌山に到着しましたっ!」


ドンドンドンドンドンドンパーフードンドンパーフー♪


部長「ただいま正午!
   天王寺から3時間!
   3時間あれば、博多へ行けます!(笑)」


住職「わたくし、ちょっと疲れました(笑)。」


部長「僕も高らかに声を張り上げてまいりましたが、やっぱり疲れました(笑)。
   無事とは言いがたくも何とか到着できて、涙が、涙が出そうであります!」


住職「『出そう』ということは、実際には出てないわけですね?」


部長「やだなあ住職!
   そんな野暮いつっこみはなしですよ!(笑)」


住職「ははっ、これは失礼しました。」


部長「さあ!
   10時半には着いていたことを思えば大幅に遅れはしたものの、
   いい塩梅でお昼となりました!
   和歌山ラーメンをいただくには絶好の時間になったわけですが、住職!
   われわれ、どのお店の、どんなラーメンにご対面することになるのでしょう!
   発表してくだっさい!」


住職「駅弁。」


部長「・・・・・・はっ?」


住職「だから駅弁だってば。」


    *    *    *    


トラブルに巻き込まれ、寒さに耐え、快速に追い越されながら和歌山に到着した住職と部長。
ラーメンを待ちこがれる部長の頭上に、「駅弁」という宣告が冷たく響く。
「駅弁」が意味するものとは・・・さらなる迷走か(笑)。

その9へ続く。
おから部長「まいどおなじみ流浪のブログ、おから倶楽部です。

       あふれ出そうな情報量をカットするため、
       毎回のこのオープニングでは直前の内容のみリンクを貼ることにいたしました。
       ご了承ください。

       あて先はこちら。
       ちがった、前回の「その6」はこちら

       以上、2か所だけタモリ倶楽部風にお届けしてみました。
       それでは本編にまいりましょう。

       ・・・鉄道が好きだからタモクラの真似をしてみたんですが、ハズしたかな今回(笑)。


    *    *    *    


部長「・・・はいっ!
   おから部長でーす!

   わたくしたち、JR阪和線の日根野(ひねの)駅までやってまいりました!
   えー、ふつうなら天王寺(てんのうじ)から30分あまりで来れるところを、
   トラブルによる徐行運転のため、なんと1時間半もかかってしまいました!
   これから後続の電車に乗って和歌山まで行くわけですが、
   どの電車がいつ来るのか、まったくメドが立ってございません!(笑)」


生ハム住職「いくら阪和線がよく遅れるとはいっても、わたくしもこれは予想外の展開でした。」


部長「さすがの住職でも読めませんでしたかー!

   しかしですね、
   この日根野駅、ふだんからこんなに人が多いんでしょうか。
   せまくるしいホームに、人があふれかえっています(笑)。
   いちおう関空が浮かんでからはターミナル駅としての機能もあるんでしょうが、
   こんなにも人がいるもんですかね?」


住職「やはり遅れの影響でしょう、これは。
   もともと日根野は都心から離れていて人が少ないところですから、
   ホームのこの混雑ぐあいはシュールですらありますね(笑)。

   ところで部長。
   まだ後続の電車は来そうにありませんし、
   せっかくですのでプレートを撮影しておきましょうか。


部長「そうですね。
   では、行ってまいります!

   ・・・。
   うーん、撮りづらい。
   人は多いしホームはせまいし、一歩うしろに踏み外したらやばいな(笑)。

   ・・・これでよしっと。」



イメージ 1



部長「おまたせしましたー!
   うまく写真に収めようと後ずさりしたら、線路に落ちそうになりましたー!
   あははははー。」


住職「ただでさえ1時間の遅れなのに、これ以上停滞させてどうするんですか(笑)。
   ほんと気をつけてくださいね。

   ・・・あっ。
   部長。
   あれ、『はるか』ですよ。」


部長「・・・ほんとですねー。
   えーとですね。
   ただいまわたくしたちがいる反対側のホームに、関空特急『はるか』が停車しています。
   すぐそこが関空という、まさに日根野ならではの光景ではないでしょうか。
   ・・・わたくしの住む茨木でもふつうに見る車両ではございますけれども(笑)。」


住職「そうはいっても、茨木あたりじゃ走っている様子しか見れませんからね。
   それにこの遠足は、全国にオンエアされております(笑)。
   よくご存知でない方々もいらっしゃるわけですから、お見せしましょうよ。」


部長「するってーと、プレートにつづいて『はるか』も写真に収めるわけですね。
   わーかりましたー!
   ではふたたび、行ってまいります!

   ・・・。
   ぬぬー・・・。
   エンブレムもお見せするとなると、あのへんから撮らないとなあ・・・。
   しっかし、いつのまにか進行役から撮影係に成り下がってしまったような気もします(笑)。

   ・・・すいませーん!
   『はるか』撮りたいんで、そこ、のいてもらえませんかー!」


住職「バカヤロコノヤロー(笑)(ビートたけし風に)。
   そんな恥ずかしいこと、大声で叫ぶんじゃない。」


部長「・・・こんなもんかな。

   ふうー。
   撮ってまいりましたー。」



イメージ 2



イメージ 3



住職「おお〜っ。
   いいですねえ〜。
   にわかに『鉄道ジャーナル』みたいになってきましたが、まあいいでしょう(笑)。」


部長「あははは。
   ありがとうございます。

   それでですね。
   ちょっと気になることがございまして、見ていただけませんか?」


住職「なんでしょう。」


部長「これです。」



イメージ 4



部長「あのー、これ、
   『回送』と『京都』っていうのが同時に出てるじゃないですか。
   ふつう回送なら『回送』とだけ表示して、行き先まで表示しないと思うんですよね。
   まぎらわしいでしょう。


住職「ははあ・・・、なるほど・・・。
   実際に回送として、京都まで戻っていくのかもしれませんけどね。」


部長「そうかもしれませんが・・・。
   ・・・わかった!
   1時間以上も遅れていますから、電車の表示もバグってしまったんでしょう。
   きっとそうですよ(笑)。」


住職「自分から問題提起しておきながら、ばっさり大ざっぱに片付けないでください(笑)。」


部長「あはははは。

   ・・・おろっ?
   なんか、電車が来ましたよ?
   見たとこ各駅停車のようですが・・・。」


駅アナウンス「・・・和歌山方面にお越しのお客様は、
        ただいま到着する普通電車・和歌山行きにご乗車ください・・・。」


住職「そういうわけみたいですし、これに乗りましょう。」


部長「わーかりましたー!」


・・・・・・コトン・・・・・・コトンコトン・・・・・・


部長「どうのこうの言いましたけれども、
   日根野での足止めは、結局10分程度ですみました。」


住職「長期戦も覚悟していただけに、意外と早かったですね。」


部長「この電車ものったり徐行運転ですが、まあ仕方がないでしょう。」


・・・・・・コトンコトン・・・・・・コトン・・・・・・


部長「・・・・・・。」


住職「・・・・・・。」


部長「えー・・・。
   わたくしたち、
   先ほどの日根野から3つ先の和泉砂川(いずみすながわ)までやってまいりました。

   ・・・が。
   またしても足止めをくっております(笑)。」


住職「もう11時をまわりました(笑)。」


    *    *    *    


和泉砂川駅でまたもや止まった電車の中で、待機するより他にない住職と部長。
はるかに長く、そして遠い和歌山までの道のり。
決して、決して展開を先に延ばしてこの日記をお届けしているのではない(笑)。

ひとつの事実である。

その8へ続く。

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