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先日、マラテのアドリアティコ通りにあるCafe Havanaに行ってきた。美人でのりの良い女友達が一緒だ。ひょっとしてこの機会に何かあるかもという懲りない期待がないわけではなかった。
Cafe Havanaはラテン音楽の生バンドの演奏が聴ける落ち着いた感じの店である。でも、以前「騒音文化」の記事でもぼやいたが、とにかく音量がすさまじく大きくとてもおしゃべりを楽しむ余裕がない。友人に耳の側で話しかけてもらっても会話が聞き取れない。まわりのフィリピン人たちはと言えば、おしゃべりと言うよりはやはり音楽に聴き入っているようだが、適度に会話も楽しんでいる。僕の友人も含めてどうやら彼らにとっては、どうってことのない音量のようである。演奏自体は文句の付けどころがないのであるが、もう少し僕自身、おしゃべりも演奏も同時に心地よく楽しめる店を望んでいる。でも、いまだそういう店を見つけられないでいる。
一緒した女友達がこのあと踊りに行こうと誘ってくる。時刻はすでに夜10:30頃だ。彼女は楽しみはこれからだという顔をしている。僕はこの日、地方からマニラに着いたばかりでやや疲れていたが彼女の誘いに応じることにした。踊り方を知らない僕に彼女が教えてくれるという。これはいいチャンスだと思っていた矢先、きれいに着飾った彼女の友人だという女性2人が僕らに合流した。どうやら彼女が事前に打ち合わせておいたらしい。「聞いてないよ」。そして、酒をおごらされ、この後も一緒についてくるという。ここで一気に我に帰ったというかどっと疲れが出てきたので、彼女たちと別れることにした。今思えば、一緒に行っておけば良かったが、いつもながらはめを外そうにもそれができないでいる自分がもどかしい。
Cafe Havanaでのひとときは心なしかの夢心地を与えてくれたが、心地良い夢は願わくば覚めないでいて欲しいものだ。
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