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フィリピン大統領選が1週間後に迫り、毎日新聞5月3日の国際面は、現時点での候補者の勢力を伝えている。
支持率39%で最も優勢なのは、ベニグノ・アキノ上院議員。クリーンな「イメージ」で支持を固める。
次いで、20%で、エストラーダ前大統領とビリヤール上院議員が追う。ビリヤール氏は自らの汚職疑惑で選挙終盤で5%支持を落とした。
現大統領のアロヨ氏も下院選に出馬し、権力への居残りを画策しているという。ただ、アメリカがこの動きを牽制している。
経済界はアキノ氏支持にシフトし、アキノ氏の勝利が予想されるようである。
公正で透明な選挙が期待される一方、史上初の電子投票のトラブルが懸念されている。
以上、腐敗の一掃が選挙の争点とされるが、イメージ戦の様相を呈している。各候補者の腐敗対策の実績について記事は触れていない。以前テレビ朝日「ニュースステーション」の番組内で久米宏が、就任間近のフィリピン歴代大統領コラソン・アキノ〜ラモス〜エストラーダ〜アロヨ各氏に生中継でそれぞれの蓄財体質、土地解放への意欲について質したが、誰もが口を濁しただけで、腐敗の構造が本質的に変革されないことがほのめかされた。最近の記事で毎日新聞特集「虚構の民主主義」について紹介した。腐敗の一掃、常に争点は明らかであるが、それをさておいたまま1週間後にはおそらく民主主義の勝利が叫ばれ、虚構の民主主義は続く。
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