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この間、政府の移住奨励策によってドミニカ共和国に移住した末に、苦難を強いられた日本人移民が国の責任と賠償を求める裁判があった。国の責任は認められたが、賠償については時効ということで却下されたと記憶している。夢と希望の地が、不毛の地であったという。戦前から今日に至るまで、多くの日本人が各国に移住してきた。南洋の資源に希望を込めて、ボルネオやフィリピンに移住した人も多い。昨年、はじめてミンダナオ島に行き、2週間ほどの旅のうち3日間ほどをダバオで過ごした。その際、ダバオに移住した日本人の歴史を知りたいと思い、ダバオ市のCalinanにあるフィリピンー日本歴史資料館を訪れた。これまでフィリピンへの日本人移民に関する本を数冊読んだことがあるが、終戦後の日本人移民たちの彼の地での辛酸を嘗めた生活についてはこの資料館を訪れるまでは実感できなかった。日本人ということをひた隠さねばならず、社会進出や教育を受ける機会からも遠ざかり、結果として生活を向上させることができずにきた移民たち(及び日系人)のか細い訴えがそこにはあった。 |

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