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私は大のたばこ嫌いであった。しかし、この1年ほどの間に喫煙者にと成り代わってしまった。 たばこを吸い出した理由は、仕事によるストレスが原因だと思う。たばこを吸うと体の余計な緊張がふうーっと和らぐ感じがするのだ。そうこうするうちに、たばこに手を染め抜け出せなくなりつつある。
とは言っても、私はまだたばこを日本で買ったことがない。TASPO導入後の自販機でのたばこの買い方さえ知らないのである。海外出張中に買ったものを吸うか、同僚に分けてもらうことがしばしばである。300円ほどを出してまでたばこを買う余裕はないし、そうするとますますたばこにのめり込んでしまいそうな気がする。
最近、手持ちのたばこが底を尽きたので、フィリピンの葉たばこを吸うようになった。フィリピンの友人にあげようと持っていたものが、数パック残っていたのに手をつけるようになった。
この葉たばこは「SSS」というブランド名である。パンガシナンで製造されている商品である。パックの中には4個ほどの葉巻が入っている。サリサリストアなどで買うことができる。値段は80ペソほどだったか。
この葉巻は乾燥していて、これを細かくして紙に巻いて吸うのである。新聞紙や紙片を巻紙にして吸うこともあり、今私はそうやって吸っているのだ。ちなみに、噛みたばこにすると、頭がふらふらとし、気分が悪くなるのでお薦めできない。
このようなたばこがほかのものに比べてより健康に良くないことは、薄々感じている。特に、フィルターを付けないので、歯の色が茶色めいてきたような気がする。新聞紙のインクも体に吸収されているような気がする。
さすがにこのたばこをこれ以上吸うのはやめようと思う。でも、数時間後にはまた手をつけるのであろう。
以前、ニュースでインドネシアでの禁煙の賛否に関する集会が取り上げられていた。愛煙家の集会では、リーダーが「たばこを吸って死にたいかい?」と問いかけると、参加者達は一斉に「イェーイ」と支持を示していたが、彼らの気持ちを否定できなくなるほどたばこの力に頼らざるを得ない状態に陥っている。
何とか、代替策や解決策を見出したいが、ストレスとは縁が切れないのである。「ストレスから一時楽にしてあげますよ」、たばこのささやきが頭から離れない。
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2010年04月14日
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