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少年サンデーに連載されたバンパイヤは終了したが、第2部が描かれるという後書を残して…何回読んでも、中途半端な結末だ。人類とバンパイヤ族との闘いでなく、悪の権化と成り果てたロックの非業さは際立つも、それまでの手塚ヒューマニズムは全く浮かび上がらない作品になっているのだ。それゆえ、少年読者の支持も少なく、途中での連載中止と決まり、尻切れトンボのごとく、無残な結果を迎えた。
翌68年少年ブックで半年間、第2部が連載された。MT320で読むことができるが、なぜだか読んだのだが全くどんな内容だったが記憶が無い、作者のあとがきも覚えていない。1000作以上の作品を描いたと言われているが、敢えて言うが、時代まかせの駄作だったのではないか…もし、手塚治虫が生きていれば、リテイクと言うに違いない。
蛇足だが、ロックには悪役は向かない、彼はいつも正義の味方なのだ、はっきりいってミスキャストなのだ。
MT144 バンパイヤ ③ 1979・6・30
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講談社手塚治虫漫画全集
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