|
1966年12月に創刊された雑誌「COM」、創刊号から看板作品として連載された手塚治虫の「火の鳥 」だが、第8部 望郷編の掲載が始まったのです。しかし、従来の編集から変わった「COMコミックス」72年1月号に第2話が掲載されたが、以降中断されたのです。
平和だった星に酒や煙草、そしてギャンブルが持ち込まれ、最後には戦争が起こり、人々が滅んでしまった星、そこには外界と遮断された環境のドームに住む科学者がわずかの動物たちと暮らしているが。そこに悪なるものを持ち込んだ人物が訪ねて来るのです。その男は科学者の娘を好きになるのですが。娘は別の次元にいたのですが.......
その後の「マンガ少年」(1976年9月創刊)に新たに描かれた「望郷編」とも合い通じるところでもあります。 なんと、現代の日本でも「賭博」を奨励?する法案が審議され、成立しようとしていますね。私は手塚治虫の「先見性」にただただ関心するだけですが.......日本が滅びないようにと思うのは私だけしようか......。
|
火の鳥
[ リスト | 詳細 ]
|
原作第2話の最後が大きく修正されている。単行本では時間の経過が遅くなったことと奇怪な夢見が加筆されており、ネームも大きく変わっている。
|
|
第1回19Pの最下段が描き直されているのだ。
そして1Pが追加されているのだ。最下段は前Pから移動させているが。これは原作20P。
|
|
火の鳥 第11部 異形編はマンガ少年1981年1月号から4回連載された。当初の予定は3回だったが、手塚治虫の多忙のため、3回目で終わらなかったのだ。第1回32P、第2回24P、第3回20P、第4回25P、総計101Pだが、表紙を省くと97Pになる。講談社手塚治虫全集の「火の鳥13」は142Pから252Pで111Pになるのだが、原作より14P多くなっているのだ。最後の方の「左近介(さこんのすけ)が八百比丘尼(はっぴゃくびくに)を殺しにやって来、出会う場面」だが、245Pから259Pは148Pから150P、152Pから153Pの再掲(一部ネーム変更)なので、この5P分はすぐに分かるが、後はどうなったのか調べてみたのだ。
話は前後するが、講談社全集はみな扉はロゴだけで画はないので、原作の第1回の扉を見ていただきたい。カラーでとても美しいのだ。
|
|
原作の3頁を1頁に仕立て上げているのだ。もちろんネームは丸っきり変わっている。
変更後の中段
変更後の上段
変更後の下段
|





